わたしの悩みはそばかす。鼻の上にぱらぱらっと…。でも、このそばかす、ここ何年も、誰にも気づかれなかった自信がある!小学生のころから「キャンディ・キャンディ」(知らない人…いませんよね?)とひやかされ、なんとなくそばかすってイヤなものなの?と思い始めました。それでもティーンネイジャーのころは、スポーツに夢中になっていて、あまりそばかすを気にする暇はなかった。
でも、20を過ぎて再び気になり始めて、30を過ぎたころに、激しく肌の曲がり角を感じてしまい。その前にももちろん何回かは曲がり角があったけれど、30の曲がり角は急角度だった気がする。そう、懸念のそばかすが、ものすごく濃くなったような気がしたの。濃くなったというより、夏の間に濃くなっていたらしいそばかすの色が、冬になってももとに戻らず、急に目立つように感じたのでした。
そのとき以来、わたしのベースメイクへの熱は上がりっぱなし。夜はホワイトニングパックをしたまま寝て、朝には洗顔後すぐに美白美溶液を塗りこみ、ファンデーション前のコンシーラーは完璧! そばかすをバッチリカバーする商品を見つけるまでに、何十種類試したかわからないくらい。
ちょうど30になったころに、本命?の彼ができたのもあって、この彼を逃したくないばっかりに、そばかすカバー計画はどんどんエスカレートしていって…。そばかす以外にも、目じりのシワや、オイリーな部分とドライな部分のバランスの取り方など、お肌のトラブルが続出し始めたときだったから、やっきになってファンデーションを塗りたくってた時期だったわあ。
ある日わたしが念入りに化粧していたら、その本命の彼が、「マネキンみたいだよ…」と一言。へ?どういうこと? 「そんなにがっちり塗ってると、なんだか人間味がないよ。」
お出かけもそこそこに彼を問い詰め、どういうことか聞いてみたら、そばかすだってあるのが人間、それが見えていてもかわいいと思う、ということらしい。何年にもわたって、ひたすらそばかすを隠すことに努力もお金もつぎこんできたのに、不必要だったっていうこと?
どうやらわたしは、「きれいに見せる」ことや、「かわいらしく思ってもらう」ためにやっていたはずのメイクが、「隠す」ことへの執念に変わっていたみたい。そばかすを必死に隠す時間や苦労から解放されて、もっと素直に彼とおつき合いができたような気がします。ナチュラルに生きる…30代の女性には必要な感覚かも。
しかし!問題は次々に発生する!年を重ねたからこそ美しい、ナチュラルな生き方をしようと決めたあとは、自堕落な生活に突入。今度は「ナチュラルな生き方」を「怠惰な生き方」と取り違えてしまったらしいわたし!
かつてはそばかす隠しという大きな問題に取り組んで、それには何年も研究や経験を重ねたというのに、もうしなくていいよ、と言われるとあっという間に何もしない人間に早変わり。同じ彼に、今度は「そのたるたるっとしたおっぱいはね…ちょっと…」と 解放されすぎたボディにチェックが入ってしまった。
タレてきましたか?おっぱい。そういえば、そうね。タレてるかも。ちょっと待って、おっぱいがタレてるというより、カラダ全体が下に向かって怠けてるって言ったほうが正しいかも。怠惰な暮らしに安住してはいけないわ!かつてメイクに燃やした情熱はどこへいったの!あの執念と根気があればなんでもできるはず。
かつてはそばかすのないピカピカフェイスと若いカラダがあったけど、今はナチュラルメイクに…ナチュラルに怠け過ぎたカラダ?ひどいな。ツンと上がったボディ作りを目指して、持ち前の執念でコツコツ、ケアしていかなくちゃ!次の命題はヌード磨き!「たるたるっとした〜」なんて言わせないわよ!!