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「どうしたの? めずらしく長湯だったわね?」
「考えちゃったんですよ。どうすればあなたを
オレだけの女(ヒト)にできるのかって」
「あら、今は信ちゃんだけのわたしよ、二股なんてかけないわよ?」
「そうじゃなくて……」
ああ、もう!
と、じれったげに信一郎は頭をガシガシかいた。
「理紗子さん、好きだ、大好きだ」
「嬉しいわ。もっと言って」
軽いキスを何度も交わしながら、二人は抱きあう。
「ねぇ、今日って言わなかったけどオレの誕生日なんだよね。
そう言ったら理沙子さん、プレゼントくれる?」
「いきなり言われても、何にも用意できないじゃない?」
ワインぐらいしかない、と言う理沙子に、
「そうね、いいわ。気持ちよくしてくれるならいいわよ」
「その前に、理紗子さんのあやしいひとりH、見せて。
俺が言うとおりにしてよ」
いつもは落とす照明を煌々と点けた寝室で、 理紗子は目をつぶってオナニーを始めた。
ショーツをつけていないバスローブを羽織ったままの あられもない姿で、両脚の膝を立てて、 もっともプライベートな部分を左右に押し開いてみせると、 信一郎の生唾を飲む音が部屋に響いた。
「ここが、イイところなの」
そう言って理沙子は
ランプスタンドの引き出しから、
細長い棒のようなものを取り出した。スイッチを入れると棒が振動をはじめたので、
信一郎にはそれがローターなのだとわかった。
「……ん、……濡れてないとダメね」
ローターを舌先で舐めて、信一郎を見つめる理沙子に、
信一郎の男は限界を感じていた。
「オレがいるのに、そんなの使っちゃ嫌だよ。理紗子さん」
「だって、リクエストしたのあなたじゃないの。
なら、そうね、ローターにアタッチメントをつけて、
私を1回、イカせてちょうだい。それからよ」
「了解。女王様……」
信一郎は引き出しの中を探って、
ローターにつけるアタッチメントを取り出した。
「ね、女王様、俺とローターとどっちがいいの?」
「うーん、どっちもイクけど、そうねぇ……」
「意地悪言うと、いじめちゃう」
「あら、いっぱい可愛がって愛してちょうだい。乱暴な男は嫌いよ」
「うーん、降参だ。理紗子さん、好きだよ。俺にたくさん愛させて」
情熱的な若い男のキスを受けて、
理紗子はうっとりと目を閉じた。
ローターが敏感な女の芯を掠るように、
なぞるようにうごめいている。
「ん、優秀ね。信ちゃん。私のイイところ、ちゃんとわかってる」
「でも、俺、理紗子さんの中に入りたい」
「いいわよ。蜜が溢れてきたらね」
やがて荒く乱れた息の中に、 二人の身体は一部の空きもなく密着して、 共に快楽の頂点を目指して揺れ動いていた。
【読みきり官能劇場】
1回で読み切れる官能小説。“もっと気持ちよくなりたい”“官能の世界に没頭したい…” じわじわと押し寄せる快感の波に身をゆだねてみませんか?
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