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真夕は彼の登場に動揺した。「コレ」
一枚の紙を差し出す英明。
「お菓子教室?あのお店で?」
「昨日は妙なとこ見られたな。僕モテるから」
悪びれない様子にあきれ、真夕がチラシを返そうとすると英明が言う。
「俺のお菓子は魔法がかかってるから。
好きな人に食べさせれば、その彼は恋に落ちる」
「へえ……」
「まあ、気が向いたら来てよ」
結局真夕は、教室に通い始めた。真夕は教室があった日の夜、いつも英明と淫らな行為をする夢を見る。
お菓子を含むように優しく乳房に吸いつく英明。
背後から、紅茶の香り漂う英明にすっぽり包まれる真夕。
大きく股を広げさせられ秘部をあらわにさせられる。
後ろから手を回し、長い指で真夕の濡れた部分を丁寧に愛撫する英明。
囁かれる甘い言葉。
静かに絶頂が迫って…
そのシーンで目覚めると、切なさで胸が張り裂けそうになった。
ある日店に着いた真夕は、ドアを開けた瞬間硬直した。
英明とキスしていた女がいたのだ。
「ねぇ、リキュール足りてる?」
猫撫で声で言い、指につけたソースを英明に舐めさせようとする女。
英明はそのソースを自分の指につけて口にする。
女は面白くなさそうな顔をする。
女がふと真夕を見た。
「誰?」
「真夕ちゃん。こちらは梓さん」
英明が紹介する。
「お菓子作りより、キャリアウーマンが似合ってる」
真夕は会社帰りで地味なグレーのスーツを着ていた。
一方の梓は、胸を強調したワンピース。
梓が耳元で囁く。
「あなたは彼の好みじゃないわ」
思わず真夕は、店を飛び出した。
真夕は、公園のベンチに座っていた。と、ふいに唇が塞がれた。
真夕の唇を濡らしつつ巧みに舌をすべり込ませる英明。
夢以上に濃厚でエロティックなキス……。
ハッと我にかえり、体を離す真夕。
「あの女と一緒にしないで!」
喜びと屈辱感が入り乱れる心を抱え、真夕はその場を走り去った。
【LCの官能小説】
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