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わたし35歳、彼45歳。おたがいに独身で、交際10年目。
今、気づけば35。結婚しないと決めたつもりもないけれど、積極的にしたいとも思っていません。仕事に追われて、日々忙殺されているせいかもしれません。やることが多すぎて、選択肢が多すぎて、何かひとつを選べない。子どもができたら結婚しようかな、とは漠然と考えています。でも、彼には前の家族に子どもがいるので、どうしても子どもが欲しい!とは思っていないのがハッキリわかります。
何かの本で読んだのですが、突発的にセックスすると、女性が突発的な排卵を起こし、妊娠する可能性が高まる、という説。本当かどうかは別として、遠洋漁業に出ているだんなさんを、半年に1度くらいしか迎えられない奥さんでも、突発的にセックスしているため子沢山のうちが多いのだそうです。たまにしか会えない遠距離恋愛のカップルにも言えることなのでしょうか?このチャンスに妊娠しなくちゃ!という遺伝子レベルのあせりが、そうさせるのかも。
同じく、女性は、よくも悪くもアクシデントで妊娠しやすいのだとか。停電の夜や、社会的に人の気持ちを揺るがすような大事件が起きたとき、今までセックスしたことがなかった憧れの人とそうなったときなどにも、イレギュラーな排卵を起こし、妊娠につながることがあるのだとか。事実、アメリカで大停電があった夜にできた子どもが、ほぼ同じころにどっと生まれたことがあったそうです。停電だから…ほかにすることがなかっただけ?かも知れませんけれど。
そう、そんな突発的なことが起こらない限り、妊娠したので結婚!は、わたしたちにはないような気がします。このままでもいいかな? このままでいいじゃないか、と彼と話したこともありました。セックスの回数が減ってきているのも、10年もつき合えば当たり前かもしれませんね。彼が怠惰だから、わたしが疲れているから、だけではなく、知りすぎてしまったセックスをしていたら、回数が減るのは当然。お互いに相手を責める気持ちはないと思います。
でも、彼の本当の気持ちはわからない。人の気持ちは、口から出る言葉だけでは理解できない気がします。わたしがわかるのは、わたしの気持ちだけ。だったら、今のわたしはわたしと向き合うしかないような気がしているのです。セックスは二人でするものだし、関係は二人で築くものなので、わたしだけが思い悩んでも意味はありません。でも、そこから何かが変わるのなら、チャレンジしてみたい…!
ただ待っているだけでコウノトリがやってきて、わたしの人生を180変えていく、そんなわけはありません。人生を変えたいなら、自分で変えていくパワーがないと、三十路真っ只中の女はつらくなるばかり!
まず、わたしは男性にとって、特に彼にとって「抱きたい女」なのかしら?わたしが男だったらわたしを「抱きたい」と思うかしら?彼の出っ張りはじめたお腹や、薄くなり始めた髪の毛にも愛着はあるけれど、かつてのスリムだったころの彼のお腹のほうがスキだし、髪の毛もふさふさサラサラで素敵だった。じゃあわたしは、抱きたい女のままでいられたかしら?まつげパーマやフェイシャルエステは当たり前に習慣になっているけれど、20代のころに躍起になってがんばった無駄毛の処理や、肌触りへの気配りは…どうなの?彼と会う、と決まっただけで、夢中になって下着を選び、一生懸命ヘンなニオイがしないかどうか心配した、あの感覚はどこへやってしまったのかしら?「気にしてない女」つまり、特に「抱きたくない女」ってことになってしまうかも…!?
…ふと気付くと、しまいこんでいたボディケアグッズを、夢中で探し始めたわたし。
いつまでも「抱きたい女」であるために…。
【LC編集部】
LCスタッフによる社内編集部。独自のアンケート調査や、恋愛コラムなどを編集。
書籍『恋、する。』などの出版にも参加。
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