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官能小説 今夜は寝かせない濃厚H

奈々枝(37歳)の体験談

官能小説;キャンドル

彬との約束の時間まで、まだ、25分あった。
奈々枝は待ち合わせ場所の、ホテルのロビー正面の磨きこまれた、ウィンドウに映る自分の姿を確認する。

(…ジョーゼットのワンピースにハイヒールなんて久しぶりだわ)

普段は、ジーンズにシャツ、その上に丈夫な帆布のエプロンをかけ、足元はスニーカーで立ち働く奈々枝なのだ。

そこに、

「奈々枝!」

聞きまちがえるはずのない恋人の声。奈々枝のおとなしやかな顔立ちから、自然な笑みが溢れ出た。

「本当に久しぶりね。メールは毎日してたけど」

「うん、ずっと会いたかった。まず、食事に行こうか。それから――」

奈々枝は、父の代から受け継いだ花屋で働いている。
定休日は一応、第二木曜日だが、クリスマスやバレンタインデーといった、イベントデーに休みはない。

父親は奈々枝が高校生のとき、急死した。
しかし、もともと花が大好きだった奈々枝は、
高校卒業後にフラワーコーディネーターの資格を取り、店を切り盛り、 現在に至っている。
不満があるとすれば、恋人と人並みなデートができないことだろう。

同じ町内に育ったひとつ年下の38歳の彬は、外資系の商社マンで、
昨年、本社に栄転した後は、月の半分は海外出張するような身上なのだ。

彼女とは、1年以上ゆっくり過ごしていない――

会えないことを奈々枝以上に不満に思っていた彬は、大きな商談をまとめた後、奈々枝の休みにあわせて有給をもぎ取った。
そして、ようやく今夜2人は、ほぼ1年ぶりのゆったりとした時間を共有できるまでにこぎつけたのだ。

レストランのコース料理を堪能した後、彬は部屋を取ってあると、奈々枝に言った。

「奈々枝に会いたかった。抱きたかったよ」

ドアを閉めたとたん彬は奈々枝をきつく抱きしめ、奈々枝も彬の背中に手を廻し、うなずいた。



花言葉は“恋にもだえる心”

官能小説;ブーケ

そのとき、奈々枝の手から持っていたブーケがこぼれ落ちた。

「なんだい? 可愛いブーケだね」

「このお花、知ってる?」

彬が拾い上げたブーケは、赤いハート型の小さなものだった。

「なんだろう? 観葉植物みたいだけど」

「近いわ。アンスリウムっていうの。カラーとか、わかりやすくたとえればサトイモの仲間よ。この赤いハートは花じゃなくて、苞(ほう)なの。…ねぇ、彬、この花の、花言葉、知ってる?」

「いや、そういうのは、奈々枝の得意分野だろう?」

奈々枝は、顔を伏せて言葉をつむいだ。自分に正直になることが、それを言葉にすることが、気恥ずかしかったのだ。

「…あのね、花言葉は…煩悩、とか、恋にもだえる心…っていうの。彬にずっと会いたかった…私が作ったのよ。私の気持ち…」



「だったら、今夜は朝まで寝かさないかもしれない」

官能小説;ベッドに横たわる女性

彬はその言葉を聞いて、奈々枝を抱き上げてベッドに降ろした。

「奈々枝、明日は定休日だったよね?」

「ええ…」

「だったら、今夜は朝まで寝かさないかもしれない」

せめてシャワーを浴びたいという奈々枝の希望は、強引な彬によって却下された。部屋のライトも煌々と明るい。
そんな中での久しぶりのエッチ。奈々枝が拗ねた様子を見せると、

「恥ずかしいのなら、ちょっとサービスしてあげる。うつぶせになってごらん?いいものを持ってきてるんだ。肩と背中をマッサージしてあげる」

奈々枝は恋人の大きな手のひらに身体を任せて、うっとりと目をつぶった。


⇒【おすすめ官能小説】「初めての感覚に、溶けてしまいそう…」(奈々枝 37歳 花屋 後編)

あらすじ

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