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官能小説 彼に内緒の妄想オナニー

佳織(27歳)の体験談

官能小説;身体を洗っている男女

「あ、注文していたコスメグッズ、届いたんだ……」

残業を終えて帰宅すると、佳織のマンションの 留守中宅配受け取りボックスの中には、 通販で申し込んだ小さな化粧品の箱が入っていた。

湯船にお湯を張っている間に身体を洗い、 ゆったりと湯船に沈み込んだ佳織は、 そのままうとうとと眠ってしまいそうだった。
「あぶないあぶない、いくら疲れているからって、 こんなんじゃ、溺死しちゃう」

裸の上にバスローブをはおって、 リビングのソファへ移動した。 それから、届いていた化粧品の包みを開いて中身を確認する。 くすっと笑いがこみ上げたのは、先日の恋人との ここでのラブ・プレイを思い出したからだ。

「この洗顔筆、すごく毛先が感じいいわ」
恋人の茂(しげる)は、自分のジャンパーの襟に付いた ファーの部分で、佳織の背中や、 両脚の付け根のきわどい部分を、 くすぐるように愛撫したのだった。

「上着が汚れたら……」
と佳織は弱く抗議したが、 ファーの舐めるような、すべるような肌触りは、 恋人の手とまた違って心地よいものだった。
「こんなに柔らかな洗顔筆って、初めてね。 ……そうね……」

ふと思いついて、自分の耳と首筋を撫でてみる。
「あ……! いいわ」
ぴくん、と身体に快感が走った。

なんだか今日はあまりに疲れていて、 却って寝付けないような気がして、佳織は先週、 茂が置いて帰ったアダルトのDVDを こっそりとデッキにセットした。

AVなので、これといったストーリーはない。 ただわりときれいでかわいい女の子が、 全裸でソファに縛られ、 女性器を2人のイケメン男優になぶられるというものだ。 はじめはプレイかとも思ったが、 女優が本気で感じているようなので、 とてもプレイとは思えないAVだった。

DVDを見ながら、佳織の手は洗顔筆をもったまま、 両脚をソファの上でMの字に開いていた。 そっと、自分の秘密の花びらを割り開いて、 敏感な芽(クリトリス)の部分をなぞってみる。

「……あ……ふぅ……ん……」
こんな風に、自分で自分のものをいじることに 最初は抵抗があった。

母親から、女の子らしく、と厳しくしつけられたためにか、 お風呂で女性の秘部を洗うのに、直接触れることさえ なんだか禁忌の領域に足を踏み入れたようで、 後ろめたさがあったのだ。

とにかく母が、女の子はこうあるべき、 と躾にうるさかったせいもあって、 実家にいたころは、タンポンを使ったことさえなかった。 初めてタンポンを使ったとき、 入り口を広げて中に異物を挿入するという行為に、 快感があったのだ。

そして、恋人ができた。

感じるジャムを塗ってみたら…

官能小説;目を閉じて裸で横になる女性
恋人は目くるめく性愛の世界を佳織に教えてくれた。 AVのDVDやビデオを見たのも、 恋人と一緒の時だった。

母はおそらく、佳織のことを まだヴァージンと信じていたいのだろう。 佳織も来年で28歳、そろそろ実家の両親が 縁談の話をしつこく迫るようになってきて、 それがまた、佳織を実家から遠ざけてもいる。
「だって、仕事は充実しているし、 彼だって今が一番仕事に乗ってるときだもの」

まだ、32歳の茂には、結婚の話は切り出せない。 これが佳織が30で、茂が37ぐらいならば世間体なども越えて、 半同棲に近い週末ごとのお泊りから、 結婚へ踏み切るきっかけにもなるのだろうけれど。 奥手だった佳織が、自慰を覚えたのは、 一人暮らしをはじめてからだった。

彼が置いていったAVビデオの数本は、 彼がこられない時の佳織をそっと慰めてくれる 密かな悦楽(たのしみ)となっていた。

「そうだわ、感じるジャムを塗ってみたら…… どうかしら?」
彼が持ってきた、甘いローション を持ち出して、 佳織は筆先にたっぷり含ませた。

それを彼が言うところの、もっとも感じるのは、 「親指と親指の間!」に、ぬりこめてみた。 DVDのAV女優が、性器をここまで見せてもいいのか、 と思えるほどに大胆に脚を開かされて、露出して見せている。

男優の一人が、冷蔵庫からバターを取り出して、 クリトリスに塗り込めて舐め始めると、 女優は我慢できないようにあえぎ声を上げた。 もう一人の男が男を押しのけて、 今度はヴァギナを押し開き、中の様子を口にする。

「奥はきれいなピンク色だね」
「すごいね、こんなにとろとろに蜜を溢れさせて」
男たちが交互に、太い指を差し込んで 蜜にぬれたその指を女性に見せつける。

「こんなにさせて、濡らして、もう感じてるんだろう。 こんなんじゃ、とてもプレイだなんて言えないね。 言ってごらんよ、もっと太いものをください、って。 さぁ、今度は上のお口をふさいであげよう」
女がそそり立ったペニスを口いっぱいにほおばった。 その表情は、恍惚としていた。

「俺たちがたっぷり、二人がかりで今まで 味わったことのないようなすごい快感を教えてあげるよ」
「ああ……ね、もっと、もっと奥まで」
いつしか佳織はDVDの女優になっていた。

二人の男優が恋人の茂だった。
「もっと奥まで、身体が、熱いの…… ねぇ、一緒に……」

洗顔筆がジャムだけでなく、 佳織の滴らせた蜜でソファに甘い染みを作っていた――。


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あらすじ

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