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官能小説 浴衣で感じる旅行エッチ
久美(27歳)
私と26歳の聡とは、社内恋愛中。
聡は正社員。私は派遣で事務や入力業務。
気さくで、話しやすい、長身の眼鏡ハンサム(勝手に私がそう読んでいる)の聡は、一見クールだけど天然。
それに、とってもノリがいいの!
「ねえねえ、スカッシュって、流行ってるんだって、行って見たいな」
と呟くと、
「面白そうだね、行って見ようか!」
すぐさま返事が返ってくる。だからとっても、話しがしやすい。
ある日、私が、聡に、
「ねえ、プチ旅行しない?私たち東京に住んでるけど、けっこう東京でも行ったことのない知らない町ってあるじゃない。 そんな場所に行って、旅人になった気持ちで、その町の旅館に泊るの」
と提案すると、
「いいねえ、やろう、それ!!」
大賛成してくれた。
自分の住んでいる県や府の、知らない場所を訪ねるプチ旅行なら、思い立ったその日にできる。
私と聡とは、その週末の金曜日、会社が終わってから、月島の町を訪ねた。
行って見たいと思いながら、なかなか行けなかった地域だ。
名物のモンジャ焼きを食べ、下町の知らない横丁を探索して歩けば、もうすっかり旅人気分。
そして、いかにも東京に商用で来ている商人が泊りそうな、旅篭ふうの小さな旅館に泊った。
ラブホテルじゃないところが、みそ。本当に旅行気分になる。
床の間には掛軸。日本座敷のテーブルには、ちゃんとお茶のセットとお饅頭が置いてある…。
宿の小さな風呂。
石鹸だけは、お気に入りのソープを持ってきていた。
彼が、そそられる香りだと、いつも言ってくれるから…。
浴衣に着替えて、部屋で二人、日本酒を飲む。
「この宿ってさ、月島界隈に商いに来た商人たちが泊ったのかしら。薬売りさんとかさ」
「なんか、本当に旅に来てるみたいで、新鮮だな…」
聡がつぶやいて、私の肩を抱いた。
彼の手が、浴衣の襟もとから、ぐっと入ってくる。
ブラジャーの中に手を…。
「あっ、あああんっ」
彼の指先で乳首を揉まれて、声がでちゃう。気持ちいいっ…。もがく私の浴衣の裾が乱れる。
それも聡は、
「色っぽいな…」とめでている。
「あっ、ああんっ、ああんっ」
彼の手が、私の浴衣の裾を割って、湿った女の花びらの中に入ってくる。さぐる。
「いやっ、ああああっ、気持ちよすぎちゃう」
クリトリスを彼の指の腹でこすられて、私は体をよじった。
このままでは、彼にやられっぱなし。
私も手を伸ばして、彼の浴衣の裾に、手をもぐりこませる…。
ああ、聡のもの、もうすごく大きくなってる!!
私は、彼の雄雄しく勃起したペニスに指を巻きつけて、揉んだ。
「はう…ああ」
「ううっ、そんなにしたら、すごく良くなってきちゃうじゃないか」
強烈なエクスタシー
二人は競争で、互いの敏感な性器を愛撫した。
私の指の中で、ますます聡のものは大きくなり、先端から欲望のツユを流している。
そして、私の女の花びらの中も、ふくれて蜜が溢れしたたっている。
「ああっ、だめっ、そんなにいじったらア…はうううっ」
本当にもう、我慢できないくらい、感じる!!!
「俺も、大きくなって痛いくらい…」
聡は、私を牡丹の絵がかかった床の間に手をつかせて、四つん這いにした。
あん、ワンちゃんスタイル。浴衣を後ろからまくられる。
ぬるぬるの私の花びらに、後ろから腰を密着させて、彼が男性を突きいれる。
「あんっ、一杯っ」
思わず叫んでしまった。
いつもより彼のペニスが、充実して感じる。
聡は、私のヒップをわしつかみにすると、大きく腰をスライドさせた。
一打ちごとに、深く突く。
それが、連続して激しく、速く!!
「ああっ、すごーい、いやっ、いいっ…あああうっ」
後ろから聡が私の口を押さえたくらい、私は感じてよがり泣きしてしまった。
聡は、いつもよりずっと強く、腰を打ち続けている。
本当にもう体が、ばらばらになるかと思うくらい、脳天がしびれるくらい、中をこする彼のペニスが、気持ちよかった。
「はああーっ、いくっ、いくよっ」
ぐいっ、とヒップを突き出し、背中をぶるぶる震わせて、私はイってしまった。
びしょ濡れの蜜が、床の間に飛び散る。
「ああ…締めつけ、すごいよ…ぐいぐい奥に、持っていかれる…」
恍惚としたうめき声を上げて、聡も男性の液を勢いよく、中に吹き上げた――。
終わったあとは、頭の中が空っぽになってしまうような、強烈なエクスタシーだった。
「すごくよかったね、また、プチ旅行しようね」
聡と私は、囁きあった。
まだまだ行ってない町は、たくさんある。
うふふ、楽しみ――。