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官能小説 心の糸を結ぶ場所 5話

直樹…くん

男女


「痛くない?」
ベッドの上で肩を抱かれながら座る耳元に、優しい声が流れこんでくる。
「うん…きもちい…」
脚の間の溢れる泉に差し込まれる指に腰の動きを合わせながら、声のほうを向く。

「…直樹…くん…!」
思わず、呼んでしまう。
(さっきまで、健二さんだったような…)
「どうしたの?」
私の動揺とは対極にある穏やかさと柔らかさを含んだ声と視線を、直樹は私に注ぐ。

「みさきさん、きもちよさそうで、嬉しい…」
「すごく、きもちい」
甘い息を吐きながら、私は、裸で抱き寄せてくれているのが直樹だと確かめるように、一段強く視線を結ぶ。

「キス…して」
これまでの人生で、数えるほどしか言ったことのないセリフを、私は、無意識に口にしていた。
無邪気さと色気を交えた視線と共に、直樹の唇が近づいてくる。

(柔らかい…)
重ねられた直樹の唇は、少しだけ震えているようにも感じる。そっと、舌を這わせると、それに反応するように、彼は、ジュッと音をたてて私の唇を吸う。

「ねぇ…みさきさん…こっちも、舐めちゃ、ダメ?」
私の胸を右手で包み込みながら、彼は、キスで濡れる唇の隙間から、甘えた声を出す。

「舐めたいの?」
まさか、自分の口からそんな言葉が出るなどとは、思ってもみなかった。

「うん…お願い…」
そう言いながら、彼は唇を離し、胸の膨らみに顔をうずめた。 「あぁ…ぃぃ…吸って…」
直樹の舌は、私の柔らかな女性の丘と、その頂点の硬さを、絶妙にこね回す。
「嬉しい…」
さらに息を荒くして、胸に顔を押し付ける直樹の頭を、何度も何度も撫でた。



年下の献身

女性

ウエストからヒップ、背中…丹念に私の肌を這う直樹の舌は、足の指の間をまさぐっている。
時に、何本もの指を一度に口に含み、時に1本の指に執拗なほどに吸い付きながら…。

「みさきさん…きれい。俺、みさきさんがきもちよくなってくれるなら、何でもしたいよ。どこでも舐めたい…」
足の指を舐めながら、太ももからふくらはぎを指でなぞって、直樹は、嘘のない瞳をまっすぐに向ける。

その指が、徐々に、また、脚の間の泉に忍びよる。
私は、磁石が吸い付くように、直樹の指に熱くたぎる泉を寄せた。
「こっちも、舐めて…」
また、自分の言葉とは信じられない声が、口から漏れる。

「あぁぁ…ぅうんっ」
直樹の舌は、私の泉よりも熱くなっていたかもしれない。
クリトリスを、口全体で優しく包み込み、舌をゆっくりねっとりと動かす。彼の口からも鼻からも漏れる彼の息が、さらに快感を高めた。

「直樹くん…すご…い」
全身が、オンナの突起でできているような錯覚が、体の中を突き抜ける。
「だめ…直樹くん…いっちゃい…そう」
快感の階段を駆け上がっていく体を、なんとか抑えつける。
「うん…いって…みさきさん、いってほしい…」

「あぁぁ…そのまま…もっと…」
直樹の舌が刺激するクリトリスは、1秒ごとに膨張し、敏感になっていく。
「…ぃ…ぃ…いく…っ」
ジュルジュルという唾液とそれを吸い上げんばかりの息に包まれながら、私は、伸ばされる直樹の手を握り締めて、昇りつめた。



どこにも、いかないで…

繋ぐ手


「直樹くん…いれたい…」
オーガズムの後のぐったりと力の抜けた体を直樹に撫でてもらって、どれくらい時間が経っているだろう…。

私は、硬く上向いた彼自身に手を伸ばし、直樹と視線を結んだ。

「いいの?」
彼は、私の上にまたがると、再び優しい柔らかい、そして温かいキスをしながら、私の中に沈んできた。
「あぁぁ」
根元まで彼自身が収まると、直樹は「嬉しい」とキスの中で口にする。「私も」と返すと、ふたりの腰が、同時に揺れ始めた。
「すごい…直樹くん…いいっ」
愛液を湧き上がらせながら、同時に掻き出すように泉の壁をこする直樹自身に、私の体では、チリチリと燃えるような熱さが弾け始めていた。

「直樹くんも…きもちい?」
必死で快感をむさぼり、腰を彼に押し付けながら、懇願するように訊く。
「うん…みさきさん…たまんない…」
苦しそうな表情を見せながら、直樹は、もう一度唇を重ねる。

そして、耳元に顔を移すと、
「どこにも、いかないで…みさきさん」
はっきりと言葉にして、耳を軽く噛んだ。


「え?」
驚いて彼を向くと、遠くに、聞き慣れた目覚ましの音が響く。


あらすじ

直樹と健二の間で揺れ動くみさき。

「痛くない?」ベッドの上で肩を抱かれながら座る耳元に、直樹の優しい声が流れこんでくる。動揺し直樹を見つめるみさきに、彼は穏やかで柔らかい声と視線をみさき注ぐ。

「すごく、きもちい」 みさきは、裸で抱き寄せてくれているのが直樹だと確かめるように、一段強く彼と視線をあわせる。

穏やかな甘い快楽とまどろみの中、「キス…して」と、みさきの人生で数えるほどしか言ったことのないセリフを、彼女は無意識のうちに口にしていた。

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