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官能小説 心の糸を結ぶ場所 9話

どこにも、いかないで

キスする男女

「好きなんだ」
健二が立ち去った後のバーのドアの前で、激しく唇を重ねながら、 何度もそう口にした。
口にするたびに、その言葉を包む息も、激しくなっていく。

「…うん」
なんとか、ひと言だけ返すと、直樹は唇を離して、今度はギュッと強く抱きしめた。

「お願い…、どこにも、いかないで」

息が苦しいほどに抱きしめられながら、直樹の胸に向かって言葉が出た。
夢の中で、ひとりエッチの想像の中で、直樹が私に言った言葉…。

「それ、こっちのセリフでしょ?」
抱きしめたまま、直樹の声には、笑みが含まれていた。
「だって…」
言葉が続かないまま、私も思わず笑ってしまう。 直樹は、正面から私の腰に手を回すと、

「付き合ってください」

とまっすぐに目を見た。

「はい」

見上げた先にある彼の瞳は、最初に会ったときと何も変わらずに無邪気だ。
直樹と私は、どちらからともなく手をつなぎ、歩き出した。

…ふたりの足が向かった先

抱き合う男女

「ずっと、こうしたかった」

駅に辿り着く前に、私たちは、自然と、ふたりきりになれるホテルへと足を運んでいた。
部屋に入るなり、直樹は、再び私を抱きしめる。

「私も」

強く抱きしめ返すと、直樹の手が、ワンピースの裾から忍んでくる。

「直樹くん…シャワー…浴びたい」
「じゃ、一緒にお風呂はいろっか、みさきさん」
「いきなり?」
と驚く私に、直樹は目をキラキラさせながら
「いきなり!」
とはしゃぐ。その心地良い空気に、私は、断る言葉が見つからなかった。

やんだ風 生まれた風

女性を後ろから抱く男性

「そんなに暗くしちゃダメだよ」

バスルームの照明を薄暗くする私に、
先にバスタブにいる直樹は駄々をこねる子どものような口ぶりになる。

「これ以上は明るくしない!」
笑って宣言する私に、彼は
「早くきて」
と、さらに甘えた声で訴えた。

「柔らかい…」

私を脚の間に入れて後ろから抱きかかえると、直樹は、首筋にキスをする。
彼の腕にお湯をかけながら撫でていると、

「ほんとは、ずっと、直樹くんが好きだったんだと思う」
と無意識に言葉が出た。

「ほんと?」
一瞬驚いたように唇が首筋から離れ、情熱を増して戻ってくる。

「うん。ふと、直樹くんのこと思い出してたこと、よくあったの」
「嬉しいな」
肩に吸い付くように抱きつくと、直樹の手は、私の胸を包んだ。

「あぁ…」
直樹の手の平を胸の柔みで感じると、思わず息が漏れる。
「みさきさん…」
息の荒くなる彼の手は、私の息に反応して、ゆっくりと柔らかな山を撫で、
その頂点に触れるか触れないかというところまで指先を這わせると、
スッとまた全体を包み込む。

「ぅぅん…」
私は、お湯の中に手を沈めて、彼の太ももに指を這わせる。

「指も柔らかいね、みさきさん」
その言葉と同時に、直樹の指先は、ピチャリと音を立てて乳首をつついた。

「あぁぁ」
荒い息が声に混じってしまう。

「もっと、声、聞かせて…」
直樹の指の動きが、速くなる。胸の柔みを包みながら、乳首を転がし、つまんで…。
「はぁぁ…ダメ…」
吐息を吐きながら上体をさらに彼にゆだねると、彼の右手が、
私のおへそを通り過ぎ、脚を広げる。

「…恥ずかしい…直樹くん」
彼の太ももに、少し強く指を立てる。

「あったかい、すごく柔らかいよ、こっちも」
私の言葉に返事はしないけれど、少しも無視していない言葉と同時に、
彼は、さらに私の脚を広げていった。

「っあぁぁ」
直樹の指がクリトリスに触れると、思わず体が大きく動く。
それに合わせて、ピチャピチャとお湯の音も大きくなる。
「ぃぃ…っ…直樹くん…そこは…だめ…」
お湯の中で、下から軽やかにつつき上げるように、クリトリスを何度も刺激される。

「だめなの?…でも、いってほしい」
そう言うと彼は、クリトリスと乳首を同時にくすぐるようにつついた。

「あぁぁ…そんなに…したら…い…っちゃ…う」
「うん…いって…いって」

直樹の声に導かれるように、私は、強く彼の太ももを掴みながら、
快感の風船を割った。

「すごく…きれい」
直樹は、ぐったりとしながらも恥ずかしがる私の肩、腕、背中、脚、
それから指先まで。ゆっくりゆっくりと撫でながら、

「好きだ」
と何度も口にする。 直樹と健二との間での迷いの風がやみ、直樹への情熱の風が激しく吹き荒れている。彼の腕の中で感じるその風は、
あまりにも切なく、狂おしい…。

あらすじ

「好きなんだ」
激しく唇を重ねながら何度も口にする直樹。
みさきはなんとか「うん」と一言だけ返すと、
直樹は唇を離し、ギュッと強くみさきを抱きしめた。

「お願い…、どこにも、いかないで」
抱きしめられながら出た言葉は、
夢の中でひとりエッチの想像の中で直樹が言った言葉だった。

「こっちのセリフでしょ」と、
そう言う直樹の言葉には笑みが含まれていた。
直樹はみさきの腰に手を回すと「付き合ってください」と、一言告げる。

その言葉にみさきは素直に頷く。
見上げた直樹の瞳は最初に会った時と変わらない無邪気な瞳だった。

二人の男性の間で揺れ動いていたみさき。
やっと答えを出すこととなり…。

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