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官能小説 心の糸を結ぶ場所 10話(最終話)

ベッドの上で…

ベッドの上で後ろから挿入される女性の写真

「脱いで」
直樹は、ベッドの上で私と向かい合って座り、バスローブを脱がせた。

ついさっき一緒にお風呂に入っていたのに、恥ずかしさがこみあげて、思わず腕で胸を隠す。

「可愛いな」
脱がせる手を止めずに、直樹は、軽くキスをした。

「だめ、見ちゃ…」
正面から身を委ねて、体が見えないようにしたけれど、直樹はスルリとバスローブを脱がせて、私の胸に口づける。
「もう、僕の腕の中でいったんだから、恥ずかしがらないで」
チュパチュパと音を立てながらもソフトな舌使い…。オーガズムを迎えたばかりの体は、ほんの少しの愛撫に敏感に反応する。

「みさきさん、恥ずかしがりだったんだね」
私をうつ伏せにして、背中からウエスト、お尻へと指を這わせる直樹。
その指先の柔らかさが、デザイナーという繊細な職業を物語っているようだ。
結婚するなら歯科医の健二のほうがいいのではないか…と考えた自分を、ふと思い出す。
けれど、直樹のあまりにも心地よい指先が、“本能で選んでいい”と教えてくれる。

「ぁぁ…直樹くん…きもちい」
彼の指は、お尻から脚を伝い、その指の隣を温かな舌が並んで這っている。

足首まで指と舌を這わせると、いたずらっぽく笑って、彼は、私を仰向けにした。

「…いや…ん」
思わず体を丸める私の足を取って、彼は、右足の親指を口に含む。

「美味しい…」
視線を結ぶ彼の表情に、年下とは思えない強さが宿る。
「いや?」と訊きながら、今度は人差し指からの3本をジュルッと音を立ててくわえた。
ゾクッとするほどの快感に、思わず吐息がもれ、顔がゆがむ。
「…きもちよさそう」
嬉しそうに言って、彼は、私の両脚の間に右手を忍ばせた。

足の指と…泉の壁と…

ベッドの上で抱き合う男女

「こんなに濡れてる」
直樹の指が触れて、愛液が溢れていることに気づくと、恥ずかしさとは裏腹に、吸い付くように彼の指に向けて腰を浮かせてしまう。
無意識に体が動いて赤面してしまった私を、また「可愛い」と言いながら、直樹はその繊細な指を愛液の泉の中に沈めた。
「あぁぁ…ん」
足の指を舐められながら、泉の壁を刺激されて、しびれるような快感が腰から下に充満する。

「ここ…ほら、どんどん溢れてくるよ」
「あぁぁ…そこ…だめ…ぅん…きも…ちぃ」
もっともっととねだるように、私は、腰をくねらせてしまう。
「舐めていい?」
と足の指から口を離す彼に、私は、必死でお願いするように頷いていた。

直樹は、私の泉に吸い付き、何度も「美味しい」と口にする。
舌で泉の中を突き、ときにクリトリスを唇で挟み、ときに花びらを震わせるほどに舌を激しく揺らして…。

「直樹くん…すごい…」
快感で彼の肩を掴む私に、直樹は「みさきさん、ほしい」と目を向けた。
「うん…私も…」と、荒く息を吐く。

心の糸を結ぶ場所は…

ベッドの上で手を握りあう男女

「みさきさん…大好き」
そう言いながら、直樹は、彼を見上げる私の中に入って来た。
「うん…私も、大好き」
同じ言葉を返しながら、私は彼を抱き寄せ、胸を合わせる。

ゆっくりと動き始める彼自身は、私の全身を溶かすように甘くて、強い。

「みさきさん…いい…」
甘さよりも強さを増して、彼は、体位を変える。
後ろから、私を上にして…、片脚を高く上げて…。

「ねぇ、私、何があっても、直樹くんのこと、好きよ」
対面座位で汗ばむ彼と視線を結ぶ。
「うん、僕も、必ず」
苦しそうに言うと、彼は、突き上げる腰の動きを一気に速めた。
「あぁぁ…だめ…直樹くん…」
「みさきさん…僕も…もう…だめ」

強く抱き合いながら、私たちは、快感を突き抜けた。

直樹と健二、どちらを選ぶか迷っていたときには、自分の心の糸を、どちらかにしっかりと結びつけておきたかったのかもしれない。孤独にならない保証が欲しかったのかもしれない。
けれど、こうして本能の言うままに直樹と一緒にいると、分かる。
心の糸は、自分自身に、結びついているもの。自分以外の誰かではなく、自分自身に結びつけるから、人を心から好きになれる。何があっても好きだと、素直に言える。
先のことは、分からない。直樹が結婚をどう考えているのかなど、今は、想像もつかない。
けれど、それで、いい。

「どこにも、いかないよ」
まだ鼓動の落ち着かない彼の胸に抱かれながら、自分自身にも、直樹にも宣言するように、小さく口にした。

<心の糸を結ぶ場所 〜おわり〜>



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あらすじ

「脱いで」と、直樹はベッドの上でみさきと向かい合い、
みさきのバスローブを脱がせた。
その行動に恥ずかしさがこみあげて、思わず胸を手で覆い隠すみさきに、
脱がせる手を止めずに、直樹は、軽くキスをする。

みさきにキスや愛撫を繰り返し、みさきの肌を味わっていく直樹。
そして、直樹から与えられる快感に身をゆだねながら、
みさきは直樹の心地よい指先に“本能で選んでいい”と感じたのだった…。

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