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小説サイト投稿作品49 「どうぞ、あなたの好きにして」【LCスタイル】

「どうぞ、あなたの好きにして」

〜LC編集部のおすすめポイント〜

なかなか進まない関係にもやもやする恵那に同僚がくれたのは香水だった。
次のデートにその香水をつけていったが、意外なところで発揮されるその効果に、
恵那も彼もなんだか落ち着かず。
我慢できなくなった強引な彼に身体を委ねて…
刺激的な初体験の描写に、こちらまでドキドキしてしまいます♪

誘いたいけど、こちらから言うのは恥ずかしい…
そんなもどかしい想いを、感じたことのある女性は多いのではないでしょうか。
果たして恵那の誘惑は成功するのでしょうか?
どうぞお楽しみください!

誘惑したいのはあなただけ

ワイングラスの写真

「えーっ!!まだヤッてないの?!」


最近、一人暮らしを始めた私のワンルームで下品な言葉が飛ぶ。
よかった。一人暮らしで。


いつまでも実家にいられないと一人暮らしを始めたのは1ヶ月前。
ここに人を呼んだのは優香さんが初めて。 私の前で


「信じられない、ありえない、男じゃない」
とチューハイを片手に散々呟く優香さん。


私、石川恵那が会社の同期の松本修吾さんと付き合うようになって3ヶ月。
私は最初、違う人を好きだったけれど、その人のキスシーンを見て泣く私を抱きしめてくれた修吾さんを好きになった。


それから勘違いをしたりもしたものの無事、お付き合いを始めることができた。
でも、修吾さんとキスこそはしたもののそれから一線を越えることはない。


多分、修吾さんは私がハジメテだということを知っていて大事にしてくれているんだと思うけど…私もいい歳。
それに実は興味津々だったりする。
とはいえ、私から誘えるはずもなく、いつまでも進まない関係に痺れを切らして優香さんに相談することにした。


高校時代のトラウマからあまり恋愛相談は人にできなかったけれど
優香さんなら信じられると意を決して相談したいことがあると打ち明けた。
優香さんは恵那が相談してくれるのを待ってたよと笑顔で迎えてくれた。


そして、会社帰り修吾さんが飲み会ということもあり、優香さんを家に誘った。
とりあえずは腹ごしらえと軽くナポリタンを作り、買ってきたチューハイで乾杯。
あまりお酒が強くない私は気分がほんのりよくなってきたところで本題である相談を持ちかけた。


そして優香さんから返ってきた返事が絶叫。あははと苦笑を返し、またチューハイを口にした。


「…優香さん、私ってやっぱり真面目とかそんなふうに思われてるんですかね。
修吾さんが大事に思ってくれているのは分かるんです。
だけど私は理性が飛ぶほどの魅力なんてないのかなってどうしても卑屈に思えて」


女子力がないことも可愛げがないことも分かってる。
でも、そんな私でも好きだと言ってくれた修吾さん。
修吾さんのために少しでも女子力を上げたいと今では頑張ってる。
メイクだって無難なベージュのアイメイクだけじゃなく、少しピンクを入れてみた。
髪の毛も美容院に行って少し色を抜いてもらい、この春の流行だというミントベージュに染めて巻いたりもしてる。


「バカね!!今の恵那は本当に可愛い。あんたは元がいいから少し変えるだけで本当に別人。
あー本当あたしが男なら抱いてるわ!」


それくらい魅力的ってことよ!と優香さんが励ましてくれるけれど、やっぱり気は晴れない。 男の人って衝動的になったりするんじゃないの?私は人よりも少し…エッチなのかな。

魅惑の香水

ポプリの写真

「恵那は松本がモテるから不安なんでしょ?まああの黒岩ですら松本狙いだったもんね。
それにしてもあいつ、本当女心が分かってないわね。女はときに強引なのに心鷲掴みされちゃうのよね」


「そ、そうなんです!!私、もっと強引に私を求めて欲しいんです!!
息もつけないくらいの強引なキスをされて理性も飛ぶくらい夢中に求められたいんです!!」


大声でついそんなことを叫ぶと目の前の優香さんが目を丸くしている。
やっぱり、やっぱりこんなことを言うと引くよね。
でも、でも漫画やドラマのように愛されたいとずっと思ってた。
だから好きな人と付き合えて毎日幸せなのに優しいだけじゃ物足りない。
もっと、もっとって思ってしまう。本当、欲求不満みたいでなんかすごい変態みたい私。


「あっ、ごめん。ビックリしただけ。引いたわけじゃないのよ。
ただ恵那からそんな言葉が出るとは思わなかったからさ。そっか。それならさ、もう松本を誘惑しちゃえ!」


「誘惑?誘惑ですか?」


「そう。まあ今の恵那なら一発で…松本も理性を失うような、いいもの貸してあげる」


優香さんが自分のカバンからゴソゴソと何かを探す。
あったわとコトンとテーブルの上に置かれた可愛らしい小さな小瓶。香水?
優香さんが私の手を取り、シュッと一拭き掛ける。なんだろう、この香り。胸がドキドキ、熱くなりそう。


「女からシタイときだってあるでしょ?そんなときにはこれで相手を誘惑するの。
だけど使いすぎはダメ。ここぞってときのとっておきアイテム。あたしはまた買えばいいし、これは恵那にあげる。
これで松本を誘惑しちゃいなさい!そして恵那の知らない松本を知っちゃいなさーい」


「女だからって遠慮しなくていいのよ。でも、それもやり過ぎは禁物。
適度にたまには自分から誘惑するのがスパイスだったりするの」


優香さんが言ってくれた言葉がすごく救われた気持ちにさせてくれた。
修吾さんと付き合う前から恋愛に対して理想を求めていた。
優しく抱きしめてくれて甘いキスをされることも夢だった。


だけどそれ以上に強引に理性もなくすくらい求められたい!そんなエッチなことだって考えていた。
それをもちろん誰にも言うことはなかったし、それを女としては
恥ずかしくてダメなことだと思っていたけれど本当に救われた。
私と同じように思っている人もいる。優香さんに相談して本当によかった。


誘惑する!そう決めた修吾さんとのデートの日、私はあの香水を手に取った。


ほんの少しだけ、やりすぎは禁物!!でも、やりすぎってどのくらい?
加減がわからず、更には鼻が詰まって香りがあまり分からなかった私は
その香水を自分が思った以上につけていることを知りもしなかった。

香りに誘われて

水に浮いた葉の写真

なんだかすごく見られてる気がする。そんなに今日の格好変かな?
あったかくなってきたから春らしいノスタルジックの花柄のグリーンのワンピース。
甘々になりすぎないようにと薦められたジャケット。
今までこんな服は着ることもなかったけれど
美容院の帰りに新しい服が欲しくなって入ったお店で可愛くて試着して即買い。
初めて着るけれどやっぱり少し子どもっぽい?


修吾さんとの待ち合わせは新しく出来たショッピングモールの最寄り駅。 今日は映画を見る予定。
修吾さんは車で行こうと言ってくれたけれど、かなり混雑してるってこのあいだ林さんと行った理美が言っていた。
駐車場に入るだけで2時間待ちだって聞かされたときに絶対に車よりは電車で行くって決めた。


だから現地集合。いつもは車で迎えに来てくれていたからとても新鮮。
でも、なんだか会えるまでドキドキする。


今日は土曜日。ホームにはたくさんの人が電車を待っている。その中で感じる視線。
振り向くと私の後ろに立っていたのは大学生らしい男の子。
さっきからやたらとこの子から見られてる気がする。やっぱり年甲斐もなくって思われてるのかな。


やっと電車がホームに着く。いそいそと乗り込む人たちの波に紛れ込み、私も電車に乗り込む。
少し混んでいる車内。ドアに近いところに立てたけれど窮屈。


ずっと下を向いていたけれどふと顔を上げるとさっきの大学生が頬を赤らめて私を見ていた。
気分でも悪いのかな、場所変わってあげるべき?
結局、声を掛けることもできず、なぜか彼はずっと私を見つめていたまま
電車はショッピングモールの最寄り駅にたどり着いた。


「…あの」


電車を降りて修吾さんの元に向かおうとした瞬間、パッと左腕を掴まれた。
振り向くとそこにいたのはさっきの男の子。えっ?どうしたのかな?


「…は、はい」


「あの、あの、もしよかったら…」


歯切れの悪い彼の言葉を待っているとぽんと肩を叩かれた。見上げた先に立っていたのは修吾さん。
修吾さんを見て目の前の彼はすいませんでしたとそそくさと去って行ってしまった。なんだったんだろう?

私に用事があったわけじゃなかったのかな。


「…恵那ちゃん」


「あっ、ごめんなさい。遅くなって。その…」


修吾さんと重なった視線。なんだか今日の修吾さんは少し違って見える。
着ている服装はいつもとそんなに変わらないのに瞳が違うようなそんな感じ。


怒ってる?
待ち合わせ時間に遅れたわけじゃないのにどうして怒ってるの?


「…行こう」


いつもは優しくそっと手を握ってくれるのに今日は少し強引に手を引かれる。
あっ、もしかして香水効果?
香水が効いて修吾さんが少し強引になってくれているのかもしれない。
もっと、もっと強引になってほしい。
いつもとは違う雰囲気の修吾さんにドキドキしながら映画館に向かった。


「チケット買ってくるからそこで待ってて」


ショッピングモールの映画館は混んでいた。
子ども連れのファミリーや女友達、男友達、それに私たちみたいなカップル。
チケット売り場もかなりの行列が出来ていて私は携帯を片手に列から離れて待つ。
香水効果を実感したことを優香さんに報告しようとメールを打ち始めると私の周りに影ができた。


「お姉さん、一人?よかったら僕たちと一緒に映画見ませんか?」


顔を上げるとさっきの男の子と同じくらいの学生っぽい男の子が三人、私の前に立っている。


「あっ、私、一緒に来てる人がいるので」


「えーそんなこと言わないで、一緒に見ましょうよ」


「悪いけど、彼女のツレは俺だから。他を当たって」


男の子たちの対応にあたふたしていると修吾さんが私の腕を引き、肩をギュッと抱く。 ブツブツと言いながらも去って行く男の子たち。なんだか今日は年下の子によく声を掛けられる。
これもまさか香水効果?まさか!!
でも声を掛けられるたびに修吾さんがいつもよりも少し積極的でドキドキさせられる。
もっと、もっと…


肩を抱かれたまま指定席へと向かう。チケットを渡すときも肩を抱かれたまま。
少し恥ずかしいけれどドキドキする。
いつもは優しい修吾さんがなんだか今日はとても男の人に思えて少し緊張した。


指定席に着いてもなんだか無言の修吾さん。
でも不機嫌な理由が分かってしまった私は少し意地悪。
いつも私はこんな気持ちを抱いてる。修吾さんは優しくてかっこいいからモテる。


彼は誠実にお食事の誘いやデートの誘いも『彼女がいるから!!』とキッパリと断ってくれるけれど、
彼に言いよる女の人は後を絶たない。


それに社内恋愛とはいえ、私と彼は違う部署。
だから同じ部署の女の人と笑いあってるだけで私はいつも嫉妬していた。
でも、こんなこと思うのはズルいかな。
嫉妬するのは苦しくて胸が痛くてモヤモヤして嫌な感情だけど、
嫉妬してもらえるのはそれだけ自分を好きでいてくれているんだと
実感できるから嬉しい。こんな修吾さん知らなかった。


きっと香水がなければ私に声を掛ける男の子なんていなかっただろうし、嫉妬されるようなこともなかった。


本当にすごいこの香水。魔法の香水。

我慢できない

キャンドルの写真

修吾さんが嫉妬してくれたことが嬉しくて思わず笑みが零れる。
スクリーンでは新しい映画の予告が始まっていて
それに夢中になっていた私はこれからが本番だということに気づかず
嫉妬されたことで十分に満足していた。


音が鳴り、シアター全体が真っ暗になる。いよいよ映画が始まる。
そう思ったとき、隣の修吾さんに腕を引かれた。咄嗟に振り向くと突然重なる唇。
こ、こんなとこで?と焦りつつ離れようとするも、強引に後頭部を抑えられ離れられない。それにどんどんと深まるキス。


「しゅ、修吾さん」


口を少し開き小声で声を出した途端、待ちわびていたように入ってくる熱いソレ。
こんなキスなんて当然知らない私は戸惑う。絡み合って漏れる吐息。


「…はぁ、んっ」


自分の声とは思えない甘い声。
ヤバイ、私は少し大人の男の人を知らなすぎた。何が、強引に求めてほしいよ。火を点けてしまった私。
今更やめたいなんて言えないけれど心臓がこのキスだけで破裂しそう。
ここは映画館なのに、きっともう修吾さんを止めることなんてできない。


「…出ようか」


少しだけスクリーンの光が当たった修吾さんの姿は見たこともないくらい色っぽく妖艶で、そして誰よりも男の人の瞳をしていた。


こういうところが修吾さんだと思った。
瞳はもう私を欲しいと男の人の瞳をしているのにホテルに入ることを避け、自分の家に連れて行こうとする。

でも、電車の中でも私を庇うように前に立たれ、真っ直ぐに見つめられる。
今ここに少しでも隠れる場所があればそれこそ強引に奪われてしまいそうな熱い眼差し。


それだけで私はもう意識が飛びそうだった。
修吾さんの家に着いた途端、ドアに押し付けられ映画館でされたような強引なキスをされる。
唇をこじ開けられ、まるで口の中に生き物がいるかのように暴れまわる熱い舌。


「ん、はぁ。あっ…やっ」


単語でしか言葉は出てこなくてまた溢れる甘い吐息。
唇を離した彼にはまだ理性が少しだけ残っていたらしく、私を抱き抱え、靴を強引に脱がせ寝室へと入って行った。
トサっとベッドの上に放り投げられる。獲物を狙うような彼の姿に思わず後ずさりをするもすぐに捕まる。


「我慢しない。もう、いいよね?今日は抑えられないから」


その香りで俺を誘ってるんでしょ?優しくできる自信ないから、痛いときだけ言って。
首筋に落ちるキス。もうそれからは何が何だがわからない。
ワンピースなんて着てこなければよかった。
一瞬で下着姿になる。その姿を見られていると思うと急に恥ずかしさが浮上して身体を隠した。


「なんで、隠すの?見せてよ。全部俺のものでしょ?」


言葉ですら強引で余裕一つない修吾さん。俺も脱ぐからと着ているシャツを脱ぐ。
初めて見る男の人の素肌にドキドキしてつい目を奪われる。
普通なら恥ずかしくてきっと目を逸らすのに私はやっぱり少しだけエッチなんだ。
触れたくてその素肌にそっと手を伸ばした。


「…ダメ。今触られたら本当、止まらなくなるから」


触れようとした瞬間、手を掴まれ頭上で両手を拘束される。
何も覆うものがなくなり、身体を捩るも降ってくるキス。そっと外される下着。
もう嫌だ、煽ったのは私だけど、とても、とても恥ずかしい。


「…恵那、好き。全部可愛い。すごく綺麗。だから恥ずかしがらないで」


突然、呼び捨てで呼ばれる名前。漫画やドラマとは違う。実体験はとんでもなくドキドキして心臓が破裂しそう。
修吾さんが私の胸にそっと触れる。それだけでなんだかお腹の中から熱くなってくる。
今まで人に触れられたことのない部分を口に含まれるなんてもうたまらない。


「ん、はぁ、修吾さん…」


「恵那、可愛い。もっともっと俺だけに見せて。他の男になんて絶対にやらない。恵那は俺だけのもの」


息が荒くなってきてつい力を入れてしまう。
力を抜いてと修吾さんのキスが額、頬、そして唇に優しく降るとそっとそこに指が触れる。
その瞬間、ビクッとなる身体。予備知識は持っている。嫌いじゃなかったから。
でも予備知識なんて一瞬で消える。こんな感覚は知らない。
指と唇で彼が私をどんどんと開花していく。漏れる吐息、甘い声。


もうすぐ私は彼の手で…女になるんだ。

どうぞ、あなたの好きにして

ベッドの写真

「…恵那、もうそろそろいい?」

潤む瞳のままコクンと頷くと準備を整えた修吾さんが私に覆い被さる。
痛かったら言って。私の腕を彼の背中に回されそっと優しく重なっていく私と彼の身体。
痛いなんてそんな言葉では言い表せない。今まで生きてきた中で一番かもしれない。

身体が裂かれていくようなバラバラになるような、小さな入り口を無理矢理こじ開ける恐怖感。
それでもやめたくなんてない。修吾さんだってやめられるはずがない。
力、入れないでと言われても上手くできない。涙がボロボロと零れてくる。

「…痛いよね?ごめん。でも、もうすぐ全部入るから我慢できるかな?
痛かったら俺の背中でもなんでも、引っ掻いていいから」

理性なんて飛ぶくらい強引に抱かれたかったはずなのに
いざ、本番はこんなにガチガチで痛みも我慢できずにボロボロと泣いて修吾さんを困らせる。
やっぱり私には誘惑なんて早かったんだ。

「恵那、全部入ったから。やっと、やっと恵那を抱けた。こんなふうに強引にするつもりはなかったのにごめんね」

隙間なくピタリと重なった身体。
少しだけ顔を歪めながら私の顔にかかった髪の毛を払いのけてくれて優しくそこにキスをくれる。

「違うの、違うの修吾さん。私ね、私もっと強引にされたかったの。
修吾さん優しくて、すごく私のことを大事にしてくれてるんだって分かってた。
だけど私はもっと強引に理性を失くすくらい修吾さんに求められたかった。だから、だから誘惑したの」

「恵那…」

「でも、ごめんなさい。誘惑したのに初めてで痛みに勝てず泣いて修吾さんを困らせた。
やっぱり私には誘惑なんて早かった」

「今日の恵那、本当にドキドキした。香りに誘われた。だけど俺は恵那といるといつもドキドキしてるよ。
それに今日はたくさんヤキモチも妬いたし、今度からさ、その香りは俺の部屋限定でお願いします」

ごめん、少しだけ動いていい?
苦しそうにまた顔を歪めながら呟いた言葉にもう痛みなんかよりも
ただ修吾さんに気持ちよくなってもらいたくて私は笑顔で返した。

「どうぞ、あなたの好きにして」

誘惑するのはほどほどに

抱き合う男女の写真

パッと目が覚めると外は真っ暗。カーテンから少しだけ見える外の灯りだけがここを照らしてる。
暗闇に目が慣れてきてそっと隣を見る。私、この人に抱かれたんだ。
思い出すと顔を隠したくなるくらいの蜜事。
私の言葉に、そんなこと言うともう止まらないからと修吾さんの動きに与えられる熱に次第に痛みが弱まり、
なんとも言えないような感覚に襲われる。


「恵那、恵那、好き、恵那が好き。本当に大好き」


「わ、私も、私も修吾さんが…大好き」


律動が早まり言葉も出なくなるほど翻弄されたけれど、伝えたい言葉だけはちゃんと伝えられた。
漫画のように意識がなくなるとまではいかなかったけれど、彼がそっと私の上から下りた後、隣に寝そべり優しく腕枕をしてくれて
髪を撫でてくれたからそのまま眠りについてしまった。


「恵那、身体…大丈夫?」


彼の寝顔を見つめていたらそっと開いた瞳。
本当は恵那より先に起きてたとベッドの横に置いてある小さなスタンドライトを点ける。優しく撫でられる髪。
ギュッと抱きしめられまたくっつく身体。


「どうしよう、また欲しくなってきた」


「えっ?えっ、いや、も、もう今日は無理です」


「冗談。でも今度それで誘惑するときは覚悟してて。朝まで寝かせないから」


クスクスと笑う彼を見て誘惑するときはほどよく適度にを忘れないようにしなきゃと思いつつ、
時には強引に、今度こそは理性を失うくらい求められたいと思う私はちっとも懲りていなかった。

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