注目のワード

官能小説 美味しいセックス 8話

ほどかれるロープ

ロープをほどかれてカレに抱きつく女性

ジュボッと自分の中からバイブが抜かれる音が、やけに耳に響いた。
ダイニングテーブルの上で、手足を拘束されてオーガズムに達するのをこらえさせられているという状況も、その音と一緒に耳の奥に響くようだった。



ふと敦が、ロープをほどく。だらりと重力だけに従った手足と共に、上体もぐったりと前に倒れ、敦がとっさに支える。


「大丈夫?」


ついさっき「まだいくな」と言葉にしたのと同じ口が言っているとは思えないほどに、優しさ一色で染められた言葉…。
彼の胸に預けている頭でゆっくりと頷くと、同じようにゆっくり、彼は私を抱きかかえた。




ここが、一番…

ベッドの上で彼にクンニしてもらう女性

ベッドの上にそっと私を寝かせると、敦は「愛してる」と唇を重ねた。
「私も…」唇の隙間から湿った声で答えながら、彼の舌を根本まで吸い込みそうな勢いで吸い付いてしまう。


長い長いキスの後、彼は柔らかく撫でながら私の胸、ウエストへと舌を移動させた。
オーガズム直前まで攻められて、全身の細胞がフワフワと居場所を探すようにうごめいている。



「ねぇ、ちょうだい」


無意識のうちに彼自身へと手が伸びていた。
彼は無言で体を動かして、私の目の前に雄の匂いを漂わせる。その匂いに、ジュッっと唾液を溢れさせながらしゃぶりついた。
彼は、私の泉へと口を添える。泉とクリトリスとを同時に包み込むように温めたり、大きく充血しているクリトリスを舌で転がしたり。泉の中へと舌を沈めたり…。



「美味しい…」


ふたりの口から、同時に言葉が漏れた。



「最近、生クリームとか美月が作ってくれたチョコとか。いろいろあっただろ?でも、ここが一番美味しいよ」


彼は、鼻からも口からも荒い気を吐き、ジュルジュルと音を立てて私の愛液を吸い取りながら、そう口にした。


「うん、私も。ずーっと、舐めていたい…」


快感と愛おしさと切なさと優しさと…。
すべてがないまぜになった言葉が流れ出る口に、不意に塩気がにじむ。涙が、頬を伝って口に届いていた…。




もう…、だめ…

繋がる男性と女性

「敦…、だめ…。だめになっちゃいそう…」


敏感な突起が爆発しそうに充血していく。


「今日は、だめになっていいのは、ひとつになってからだよ」


そう言って彼は、私の口から彼自身を抜いた。



「あぁ…」


彼自身が分け入るように私の中に忍んでくる深さに、声を抑えられない。


「すごい、美月。ギュウギュウ締め付けてくるよ」


少し息を詰まらせながら私の耳を舐める彼に、「だって、さんざん我慢したもん…」と答えてしまう。


「いい…。美月、すごい…」



「突いて…」


その言葉が合図になって、私たちは、激しく腰を波打たせた。
薄暗いライトの中で、切なくうるむ瞳を結び合って。



「私のカラダ、美味しい?」


「美味しいよ。最高に美味しい」


「よかった…」


「でもね、美月の全部が美味しいんだよ。カラダも、心も、全部」


その言葉に、一度は引いていた涙が、またツーッと溢れて流れ出た。


「可愛いね、ほんと、大好き」


目から耳に伝う涙を舐め取って、彼は私の腰をグッと掴み、バックへと体位を変えた。



それから、私の片足を上げたり、正面から抱き合って座ったり、立ち上がって私を抱きかかえたり…。


「ねぇ。敦…。ダメ…もう…」


何度目かの対面座位でお互いの首から耳に吸い付きながら、私はもう、抑えられない波が押し寄せているのを感じていた。


「俺も…」


「敦…。一緒に、…いい?」


「うん。美月…。一緒に、いこう」 


腰の動きがふたりとも息苦しいほどに激しくなる。
口に含んでいる彼の耳にかみつきたくなるほど、全身の熱が泉に集中して沸き立っていく。


「美月…。すご…い…」


「きて…敦…」


切れながら激しさを増す息の中で、私たちは、口も真ん中も吸いつき合って、果てた。




「食事、作らなきゃ」


ぐったりと重なり合っている敦の手に自分の手を添えて、私はぼんやりと口にした。


「ほんとだ」


彼の笑い声につられて、私もクスッと笑ってしまう。


「私のカラダよりも美味しいって言ってもらえるお料理、作れるようになるからね」


ギュッと敦に抱きつきながら言うと、「絶対、美月が一番美味しい」とさらに強く抱きしめる彼。


「ダメ!お料理、もっと上手になるもん!」


彼の愛おしい腕から抜けて、宣言した。どこまでも深く微笑んでくれる目を、同じ視線で掴まえて。




<美味しいセックス 〜おわり〜>



あらすじ

この記事を読んだ方にオススメのコンテンツ

この作品を読んだ方にオススメの商品はこちら!

みんなの感想

  • 頑張ってください


一足先にラブコスメ漫画を読みませんか?

官能小説はやっぱりLC!女性のためのすべて無料の官能小説サイト『エルシースタイル』!女性向けのえっちな小説や、女の子向けの投稿小説作品、セックス体験談を多数掲載中!短編から長編まで、エルシースタイルでしか読めない女性のための連載官能小説をお楽しみください。

LCラブコスメ ヌレヌレ&リビドーSP
  • クンニ
  • さくらの恋猫
  • ヌレヌレSP
トロけるエッチ
騎乗位動き方
はづき
はづき
肌の細胞すべてに、体の動きすべてに、心が宿る。 心が…
嶋永のの
嶋永のの
フリーのイラストレーター・漫画家(少女漫画・TL)
クリエイターズサイト
無料動画を見る
招き恋猫
メルマガ登録して最新h漫画を一足先に読もう