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投稿官能小説「デートのデザートは…」(蒼井 ヒカリさん)


夢中で祐介の舌に絡みついた(デートのデザートは…)

私より2つ年上の彼、祐介は普段はとても無口。

祐介は地元でも有名な商社に勤めていて、一方の私は、某ファーストフード店でスマイルを振りまく、いわゆるフリーターだ。
そんな彼と一通の間違いメールをきっかけに知り合い、付き合うようになって半年。
最初はその性格とメールの内容のギャップにかなり戸惑ったが、彼との時間を過ごしていく中で、祐介は、実は繊細で恥ずかしがり屋なんだという事が分かった。
でも私と2人きりで過ごす時は、とてもよくしゃべり、そして、とても情熱的であった。

今日も仕事帰りに待ち合わせをして、レストランで食事をし、いつもの様に祐介の部屋へと向かった。

「今日のデザート、イマイチだったな」

私は祐介のスーツの上着をクローゼットにしまいながらつぶやいた。

「そうか? 俺は食べてないから分からないけど、結構デザートには力を入れてるって聞いたから、アキが気に入るかと思ったんだけど」

「ま、でもメインの魚料理は結構美味しかったよ。ご馳走様でした」

祐介に向かって一礼する。

「こちらこそ、どういたしまして。さて、今度は俺が食べ損ねたデザートをいただくとしますか」

祐介は私の頬に軽くキスをして、ベッドへと導く。
ゆっくりと唇を重ねる。最初は軽く、まるで小鳥がくちばしを突き合うように、頬や耳たぶにキスの嵐を浴びせる。
やがて、次の感触を試すかのようにねっとりとした感触が私の中に入ってくる。私も、夢中で祐介の舌に絡みつく。
お互いを離すまいと、舌と舌とが複雑に絡み合う。

大の字に縛りあげ、ローションを…

祐介は私の胸をやさしく包み込み、5本の指を器用に動かし、快感を与えていく。

「ふっ…う…ん…」

ブラウスのボタンをひとつひとつ外していく。アキの白い肌をより強調させる紺のブラが顔を出す。

一気にブラも外され、華奢な身体からは想像できない豊満な胸が顔を出す。
片方の胸は手で愛撫され、もう片方は口と舌で必要以上に弄ばれる。

ボーっとする頭の中で、今日はどんな風に愉しませてくれるのであろう、と考えていた。
そんな私を察してか、祐介はベッドの柵を上手く利用して私の両手首、両足首を固定し大の字に縛りあげた。
私は何が起きたのか分からず、きょとんとしていた。

「大丈夫。痛くしないから」

耳元で囁き、にっこりと笑い、サイドテーブルからガラス瓶を取り出した。
蓋を開け、中身をゆっくりと私の身体に流していく。

「冷たっ…」

トロッとした、液体の雨。

「これって…」

祐介は黙って頷いて、

「たまには、こういうのもいいね」

ツンと突き上がった2つの山を中心に全身にローションを馴染ませる。
初めてのローションの摩擦は、私に何ともいえない快感を与えた。

「アキのさくらんぼは、甘くて美味しいなあ」

舌で硬く立った乳首をころころと舐め回す。

「は…ぁ…」

もがきたくても、身体は固定されているので動けない。
祐介は容赦なく両手で丁寧にマッサージを続ける。

胸、お腹と段々と下に向かっていった手は、スカートのスリットからはみ出た太ももにたどり着いた。
そこから一気に、付け根に向かって手を滑らせる。

でも決して、肝心な部分には触れてこない。
私の下着はもうぐっしょりだった。

「もうイッた? お楽しみはこれからだよ…」

スカートを腰までたくし上げ、下着に手をかけて祐介はビックリした。

「アキ…もうこんなに感じてる…」

そっと指でアキの花びらをなぞる。

「あんっ…」

クチュっといやらしい音が室内に響く。
ローションと愛液でアキの中を激しく刺激していく。
アキの中の最も敏感なスポットを刺激されると、とたんに身体に電流が流れる。

「や…あ…あっ…」

身体が熱い。

「いいよ、もっと感じて」

祐介は、そんな私を愛おしく見つめ、先ほどの引き出しからさらに何かを取り出す。

「実はこんなのもあるんだよ」

ブーンと鈍い音をさせ、そっとクリに押し当てた。

「ひゃ…あ…」

指とは違う、繊細で緻密に計算されたその動き。
初めて体験する、ローターだった。

「後で感想を聞かせてね」

祐介は手元のスイッチで、振動の強弱を変え、私の反応を愉しんでいる。

「いやぁっ…!も…ぅ…だめぇ…」

私は腰をくねらせ、必死に抵抗する。
その反面、秘壷からはトロトロと蜜が流れ出る。

「うん、いいね。こっちのジュースも甘いよ」

ゆっくりな舌の動きとローターの激しい刺激を受け、私はもう限界だった。

「いやああああっ…」

頭の中で何かが弾ける。
一瞬、意識が遠のき、身体がベッドの上でバウンドした。

「もうイッちゃったの? お楽しみはまだまだこれからだよ…」

私は祐介を、祐介は私を犯していく

縛りあげていた両手両足を開放し、息が上がっている私を横目に、祐介は再びローターのスイッチを入れる。

ローターが鈍い音を立てて、私の秘部目がけて再び襲い掛かる。
すでにローションと愛液でヌルヌルになっていたので、簡単に入ってしまった。

「アーーーッ!」

先端は、まるで小動物のように自由に動き回り、私の中をめちゃくちゃにしていく。

「祐介、だめぇ…、助けてぇーー」

私は我を忘れて、思わず叫んでしまった。

「アキ…、隣に聞こえちゃうよ」

祐介は苦笑して、ゆっくりと自身のモノを私の口に入れた。

「ちゃんとしゃぶって、声は出しちゃダメだよ。」

69の体勢になって、私は祐介を、祐介は私を犯していく。
ローターを何度も私の中を出し入れし、クリは舌で舐めたり、時には吸い込んだり。
その間も、私からは滝のように愛液が流れ出る。

私は快感の渦に飲まれそうになりながらも、必死で祐介を舐め回す。

「う…、それ、いいね」

祐介も感じているのが分かり、私はじっくりと刺激していく。
そして、お互いが絶頂に向かって、動きに激しさが増す。

「アキ…イク時は一緒だよ」
「ふ…う…ん」

祐介のを加えたまま、頷く。
そしてローターのスイッチを最強にし、素早く出し入れを繰り返す。
振動が、クリを刺激する度に意識が遠のきそうになる。

「アキ…アキっ…」

祐介も必死に腰を動かす。

次の瞬間。
ドクンっ。
口の中で祐介が弾け、同時に苦い味のジュースが喉を濡らしていた。

「俺が、アキを食べる前に、アキに食べられちゃったよ」

照れ笑いをした祐介は、私の頭を撫でてそうして、私たちは再びお互いを味わい始めた。

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あらすじ

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