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官能小説 Vな彼女と彼氏 5話

甘い熱い凹凸

寝そべった結華の胸に、拓馬の手がおそるおそる触れた。

「滑らかで柔らかくて……温かい。すごく綺麗。良い香りがする」

目を細めた拓馬は、きらきらと眩しい。結華の胸はこそばゆくなる。

拓馬は結華を抱きしめ、まるで独り占めするかのように結華の香りや感触を感じ取った。

拓馬の体は結華を包み込むくらいに大きい。小さい頃の面影は、外見にはあまり見当たらない。

とくとく、と脈打つ音がする。拓馬が聞いているだろう自分の音が、結華にも聞こえたような気がした。

それに合わせて、固く結ばれていた緊張の糸も解けていった。

「ん……っ、ぁ……」

不意に乳首をなぞった拓馬の舌に、結華は思わず息をもらした。

拓馬は「あ」と声を小さく上げ、舌で何度か乳首を舐めた。

細やかな舌触りは、くすぐったくて、どこか気持ち良い。結華がその感覚に浸っていると、

今度は乳首を軽く吸われた。ちゅっ、と静かに音が鳴る。結華の耳に吸われた音が鮮明に入った。

軽くされただけのことなのに、まるで体の力を芯から吸い取ってしまうかのようであった。

「体になにかつけているの?」

拓馬は唇を体から離すと尋ねた。

「ん、ん? ボディローションをつけてみたけど」

「それかも。甘い味がする」

「そう? ごめん、知らなかった……」

「いいよ。この味、俺は好きだよ」

呟くと、拓馬は結華の鎖骨に唇を当てた。

そして、肩や首筋にキスした。拓馬は結華の肌にキスをするたびに、ちゅっちゅと音を鳴らした。

そうして、何度も結華の体を味わった。

ぺろぺろと体のあちらこちらを舐められるたびに、最初はくすぐったいと感じていたものが、

結華のなかで次第に気持ち良さへと変化する。

「あ、っ……」

身をよじった結華の手が、太ももを舐めていた拓馬の髪をくしゃりとした。

薄明りの中で行われていたのもあってか、拓馬のすることも彼自身も、幻想的でありエロティックだ。

結華は自分の顔が、ぼんやりと熱くなっていくのを感じた。拓馬の体へのキスのみならず、

込み上げてくるものによって体の力が奪われていく。

拓馬の舌が、結華の少し開いた唇にゆっくりと侵入する。

唇がグミならば、舌はゼリーに思われた。温かくてぬるっとした膜をまとったゼリーが、

結華の舌を探して求めて、そして絡み合う。

「ふ、っ……ぁ……」

初めての感覚はとても不思議なものであった。

舌同士が触れたとき、結華の背筋はぞわりとした。

甘いベリーの味がした。これが拓馬の言っていたボディローションの味だろう。

その甘さに誘われたのもあって、結華は拓馬の舌を求めた。拓馬も結華の舌を迎えた。

頭が次第にぼうっとしていく。

拓馬のキスによって意識がとろける。

自分たちは深く繋がっていると結華は思った。

「っ、は……ぁ、……」

水中で空気を求める如く、結華は途切れ途切れに息継ぎをした。

息継ぎをしていると、唾液が口から何度も溢れそうになる。

結華の口内は、とろみを持った唾液で潤っていた。

拓馬は結華の舌を吸ったかと思えば、そのとろみを使って今度は唇で優しくはんだ。

拓馬は唇同士も軽く擦らせた。温められてとろけたグミが、結華の唇を撫でる。

体がぞくぞくとする快感に結華はまた声をもらす。拓馬にすっかり翻弄されていた。

もっと触って

――もっと沢山触って欲しい。

ショーツの下で蜜壺から愛液が溢れ出て、濡れた肉芽が触れて欲しいと求めている。

乳首も主張するかのように、つんと立っている。

敏感になった結華の体は、ただひたすら拓馬を求めていた。

拓馬がバスローブを脱ぐと、無駄のない引き締まった立派な胸板が現れた。

結華は拓馬の下半身を見た。下着の大きな凸に目を奪われる。

――あれが……そっか、私のなかに入るのか。って、入るの?

結華は男性の性器の平均サイズなんてものは知らない。

だが、拓馬のそれは「ちょっと大きいのでは?」と思うサイズに感じられた。

頭の中で、もうひとりの自分が騒ぎ始める。

拓馬は結華のショーツに手をかけた。タイミングに迷っているかのような表情と手つきだ。

結華は拓馬が脱がしやすいように腰を浮かせた。脱がされていくショーツ。

もっと可愛いものをはいて来たらよかったという後悔は、とうの昔に風呂場に置いてきた。

現れた秘部は蜜に溢れており、ショーツまで濡らしていた。

すらっとした脚の間にあるのは、柔らかな毛に覆われたもの。なだらかな丘を描き、一筋の線がある。

拓馬は結華の脚の間に体を入れて、彼女の秘部を見た。

「あまり、まじまじと見ないでよ……恥ずかしい」

「ごめん。でも……綺麗。結華はどこもかしこも綺麗だ」

拓馬はその割れ目に沿って、指を這わした。双丘を開くと、とろとろした、

まるでシロップのような愛液が指に絡みついた。両手を使って、ぷっくらと赤く膨らんだ肉芽の皮を剥く。

愛液による濡れで、よりいっそう敏感になっていた肉芽に触れた。

「あっ、ん……!」

男性の太い指に結華は思わず体を強張らせるが、拓馬は指を激しく動かすということはしなかった。

指で優しく擦っただけだ。拓馬は中へと通じるくぼみに気を遣いながら、肉芽を指の腹で優しくなぞった。

軽く力を加えてこねることもしてみた。結華はそれらのひとつひとつに、気持ち良い声をあげ、身をよじらせた。

拓馬が肉芽をいじっていると、シロップがどんどん溢れてくる。

指に絡みつく量が増え、肌を伝い落ちてシーツに染みを作った。

拓馬が指を動かしていると、くちゅくちゅとした粘着質な音がする。

「なんだか恥かしい……」

結華の声は消え入りそうである。けれども、結華は拓馬に「止めて欲しい」と言えなかった。

拓馬にいじられることに悦びがあった。

ベッドに身を沈めた結華の体には汗が滲んでいた。

部屋には結華の熱っぽい声と吐息、そして、体から発する粘着質な音が聞こえていた。

拓馬は空いた手で結華の胸を愛撫した。触ってくれと立っている乳首を、肉芽と同じようにいじる。

「はぁんっ! だ、だめぇっ……!」

二か所からの攻めに、結華の喘ぐ声が大きくなった。体の奥が疼き、快感が増す。

そうかと思いきや、快感ポイントがそれて絶頂から少し遠ざかった。

しかし、また絶頂に近づけられる。思うように導かれないもどかしさ。

このままされ続けると、頭がどうにかなってしまいそうだ。

「っ、はぁ……はぁ……いきそうっ……!」

ぼんやりとする頭は、結華に無意識にそう呟かせた。

じわじわと拓馬によって込み上げる快感が、はっきりとしたものになる。

結華は拓馬の指に翻弄されながらも、着実に拓馬によって絶頂に導かれるのを感じた。

結華の声を聞き、拓馬は指の動きを少し強めた。

「やっ! あぁ、ん!!」

途端、結華は身を反らせた。秘部を始点として、電流が体中を駆け巡る。

そして、頭のなかで炭酸が弾けた。しゅわしゅわとした余韻で、結華は何も考えられない。

拓馬が指を離し、結華は無意識に体をびくりとさせた。拓馬は指についた愛液を舌先で舐め取った。

拓馬の指に絡みついたシロップのような愛液は、薄明りのライトに反射し、きらめいていた。

脱力感と羞恥心に襲われている結華に、拓馬は軽くキスをした。

「さっきの結華、綺麗だったよ」

拓馬は恥ずかしがる素振りもなく言った。おそらく素の発言だろう。

――悶えた姿や、イった姿を綺麗だなんて。

大きなベッドで

喘ぐ姿をそう表現されると、結華の心中は複雑である。

どちらかといえば恥かしさが大きかったが、そのなかには嬉しさもあった。

「綺麗だ」と拓馬は結華に何度も言っている。

それに、自分の体どころか愛液を舐めることも厭わない。

ふかふかの大きなベッドの上で愛でられていると、結華はまるで自分はお姫様のような錯覚に陥る。

――拓馬って王子様みたいだし。ガトーショコラが好きな王子様。

ガトーショコラが大好きな彼とセックスを楽しむ

なんて幸せなのだろうか。

余韻でぼうっとした頭で結華が思っていると、衣擦れの音がした。

拓馬が下着を脱いでいた。息を飲み、結華は見えたものに目を白黒させる。

「……まじまじ見られると恥ずかしいかも」

「あ、ごめん……」

今後は結華が謝った。下着越しの大きな凸は、やはり脱いでも大きい。

――痛いのかな? やっぱり、入るときって。

コンドームをつける拓馬の姿を見るのは、気が引けたので結華はベッドに寝転んだ。

一度絶頂を迎えて気持ちはほぐれているはずなのに、結華自身、固くこわばっているように感じられた。

上にまたがった拓馬は、結華を見つめた。

「結華、怖い?」

「……うん。少し。……拓馬は?」

「俺はー……緊張しているけど嬉しい方が大きい。だって、大好きな結華がいま目の前にいるから。

そう思うと、身も心も繋がりたいって感じる」

拓馬は嬉しそうに、結華のひたいに軽くキスをした。

拓馬の人柄を表すかのような、ふわっとした優しいキスだ。唇が離れるとき、拓馬は結華に微笑みかけた。

結華は下から手を伸ばして、拓馬を抱きしめた。

「俺、幸せだよ」

「私も」

拓馬は結華の腰を浮かせると身を沈めた。

狭い入り口をこじ開けるように、拓馬の剛直が入っていく。

思っていたよりも大きな質量と存在感だ。拓馬を抱きしめる結華の手に力が入る。

大きな背中に痕を残すかのように、結華は爪を立てた。

「ん、んん、ぁぁ……」

結華は声をもらした。そして、同時に息を整えた。

初めての剛直が優しく入ってくるといえども、体は驚いて抵抗しようとしている。

しかし、結華自身は抗おうとしなかった。

気を抜くと体がいっぱいになってしまうような存在感だが、受け入れることを決めていた。

やがて、裂けた痛みを体の奥底に感じた。結華は拓馬を強く抱きしめ、息をもらした。

――これで本当に身も心も繋がった。拓馬と、本当に。

互いの心音

腰よりも手前あたりで、拓馬と繋がった感覚がある。

初めての挿入に対するだが、幸いにも想像していたより痛みは感じなかった。

じわりと結華の目頭が熱くなった。

拓馬の眉を寄せた表情が滲む。拓馬への愛おしい思いが大きくなり過ぎ、耐え切れず思わず涙が出た。

決して、痛さの涙ではない。嬉しいから泣いているのだ。結華の胸にこみ上げるものがあった。

「結華、涙が……」

心配そうに見つめる拓馬は、結華の頬を撫でて涙を指で拭ってくれた。

「ううん。私、嬉しくて……それで……」

どうして、拓馬はこれほどにも自分を夢中にさせるのだろうか。

結華は不思議でならなかった。これほどにも、互いのことを思える人と巡り合えることがあるだろうか。

結華は、それは運命だとしか思えなかった。

「大好き。拓馬」

涙を零しそうになるのを堪え、結華は微笑みながら言った。

拓馬は顔を赤くすると、そっぽ向いた。

「結華の笑顔はたまに怖くなる」

「どういうこと?」

「見ていると、自分を抑えきれなくなる。いま、こうしているときも」

ぐっ、と拓馬は結華に体を押し付けた。

「あ、あぁっん!」

体のナカいっぱいにあった拓馬の存在が、よりいっそう大きくなる。

体を起こした拓馬は、髪をかき上げると動き始めた。

ぎゅうぎゅうになった結華のなかで、拓馬の高ぶるものが滑りよく動く。

「あっ、ぁ、あ、ぁんっ!」

壁肉を擦られるたびに、結華は拓馬の下で甘く鳴いた。

手を胸の前で固く握り喘ぐさまは、まるで子犬のようであった。

その姿を拓馬は目をそらすことなく見つめた。

薄暗い部屋では、拓馬の瞳は美しいまでの漆黒であった。

「あぁん、やだぁっ……」

足首を掴みあげられた結華は、指の間を舐められて声をあげた。

くすぐったい感覚が結華のすべてを煽る。

ふくらはぎに夢中でキスの雨を降らしながら拓馬が視線を送ると、かぁっと結華は顔に熱を感じた。

一度とろけてしまった体が、またとろけてしまいそうだ。

「気持ちいいよ。結華のナカ、すごくいい」

ぐるぐると結華の頭の中で、快楽の深い渦が描かれる。

――あぁ、もう。ずるい。拓馬の何から何まで、ずるい。

蜜に溢れた壁肉が、拓馬の剛直をぎゅっと掴む。

律動が激しくなる。

粘着質な接合の音は、結華にとって決して卑猥ではなく、深く愛し合っている証拠だ。

「結華、素敵だ。堪らない。大好き。愛してる」

「私も好き。大好き」

結華は、うっすらと汗ばむ拓馬の頬やひたいにキスする。

「あぁっ、そこ、だめっ! あぁっ!」

結華は頬を紅潮させて、腰を浮かせて喘ぐ。

拓馬を必死にのみ込んで離さない結華。そんな結華の健気な姿に、拓馬は心を奪われる。

なんて愛らしいのだろうか。

そう思ってしまった自身と、結華のナカの心地よさに、拓馬は困ったような笑いをもらした。

身を揺さぶられるたびに、結華の身も心も熱くなる。

拓馬が愛おしくて、どうすればよいのか分からなかった。

結華は拓馬に身を任せ、彼を抱き締め続けた。

結華の高ぶる感情と感覚は止まることを知らない。

自分はどこにいき、どうなってしまうのか。皆目見当もつかない。

「あっ、あぁ! ダメっ、おかしくなっちゃう!」

「いいよ、結華の乱れるところをもっと見たいから」

結華にとって、自分を初恋と呼ぶ拓馬の一途さは、あまりにも無垢で眩しかった。

そんな拓馬をいま独り占めしているのだ。

自然と結華は四肢を拓馬に絡ませ、自分から腰を動かしていた。

拓馬が愛おしくてどうしようもなく、ひたすらに夢中であった。

「たくま、たくまぁ……! そこ、だめぇ……!」

拓馬も答えるように、腰を動かした。深く挿入された剛直が、結華のナカを何度も行き来する。

擦りつけるように、剛直が結華の膣にある膨らみを刺激した。

結華は恥骨の下に強い衝撃を感じた。背筋を崩されてしまうような衝撃が体中を駆け巡る。

痛いような気もしたが、癖になる気持ち良さが確かにあった。

そこを刺激されるたびに、目尻に快感の涙を浮かばせて、結華は甘い嬌声をあげてしまう。

そして、拓馬の名前を何度も呼んでいるうちに、結華の体から次第に力が抜けた。

「だ、だめぇ……」

下唇を噛み締めた結華は、手足をだらりとさせた。

拓馬は結華の腰元を持って、彼女を悦ばせ続けた。

初めて経験する快感に、結華は打ち震える。

シーツを掴む力さえなく、ただ身を拓馬に委ねてしまう。

「はぁ、んっ!」

弓のように、結華は身をしならせた。

突然、波が来た。それは電流のような激しいものではなく、もっと穏やかなものだ。

そんな優しい波に結華が包まれていると、拓馬の「いきそう」という言葉が聞こえた。

結華は拓馬にキスをした。自分から緩やかに舌を動かした。

絡み合う舌には、まだあのベリーの味があった。甘く、そして情熱的な味だ。

「く、っ……」

剛直がびくびくと熱を持って微かに震える。

ゴムの薄い膜を越えて、結華は体の奥底でそれを感じ取り、受け止めた。

息を詰めた後、拓馬は大きく呼吸をした。

拓馬の動きが止まっても、結華の壁肉はしばらく離そうとしなかった。

拓馬の唇から熱い吐息がもれ、彼は息を整える。

ふたり共、優しく温かな波に包まれていた。

たゆたうように抱き合い、互いの心音を聞いた。胸を内側から大きく叩いている音がする。

それは、先ほどまで激しく愛し合った零れものだ。

真っ白になった結華と拓馬に、流れ込むように音が入る。優しく、心地よい音楽を奏でた。

⇒【NEXT】だから私は拓馬に敵わない。(Vな彼女と彼氏 最終話)

あらすじ

ホテルの中で重なり合う結華と拓馬は…

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