注目のワード

官能小説 夜はまた明ける 8話(最終話)

嬉し涙

男性に胸をもまれる女性

胸の膨らみを包む正樹の手の体温に慣れてくると、
私の吐息は柔らかくなる。

2年ぶりに、血管の奥まで染み込んで温めてくれる、人肌の温もり。

「正樹…」

名前を呼ぶと同時に、不意に涙が溢れた。

「何か、嫌だった?」

彼の不安な声に、首を横に振った。

「なんだろ…?…嬉しくて…」

ゆっくりと目を合わせると、

「よかった」

と笑って、正樹は、私の頬を伝う涙を舌でなぞった。
そのまま、首筋から鎖骨、胸へ…。

「あぁぁ…」

柔らかな膨らみの頂点を温かい舌でチロチロとつつかれて、
膝で立つ彼の背中を抱き包んだ。

正樹は、私が履いているスウェットに手をかける。
上目遣いの彼に目で返事をすると、私たちは、お互いの全身をあらわにした。

眠っていただけ…忘れてない

男性に股をまさぐられる女性の足

「俺も、嬉しいな。最近、美雪とここにいるの、想像してたんだ」

ベッドまで軽々と私を抱き運ぶと、正樹は目を合わせずに言った。

「やだ…。想像のほうが、絶対キレイ…」

私は、丸めていた体を、さらに小さくした。

「まさか」

私の手足を開きながら、正樹はまた、チュルンと音を立てながら乳首を吸った。

「あぁぁ…いい…」

快感の風が、急激に速度を増す。
胸を唾液いっぱいにして舐めながら、ウエストから太ももを撫でる
彼の舌と手は、竜巻のように私の体の細胞を目覚めさせる。

「ねぇ…」

太ももの内側をなぞる彼の指先に、ドクドクと脈打っている
クリトリスを押し付ける自分に、驚いた。

こんなに大胆になるのは、恋の夜から抜け出して、
朝日を浴びていることを、もっともっと確かめたかったからかもしれない。

「俺のも、触って…」

私たちは、並んで横になると、キスをしながらお互いの一番敏感な部分を撫で合った。

「あぁぁ…正樹…」

熱くたぎっている芯にまで直接触れられると、
全身の体温がカッと上がる。

「きもちい…あぁぁ…ま…さき」

絶妙なスピードで、彼の指先は、私の芯を、つつき撫で続ける。

「すごく感じてる…」

正樹は、指を愛液の溢れる泉の入り口に伸ばした。

「はぁ…っ」

反射的に、腰がうねってしまう。

「こっちも、してほしい?」

入り口で愛液をクチュクチュさせる正樹に頷いた声は、
ほとんど息だけになっていた。またキスをしながら、彼は、
私の泉の中に、指をゆっくりとおさめる。

「ふぅぅ…んっ…いい…そこ…あぁ…」

優しく壁をこする正樹の指の動きに、蜜が次々に溢れ、
クリトリスもさらに充血していく。

「すごい…美雪の中、どんどん熱くなってくよ」
「あぁぁ…だって…」

「だって…?」
「だって…ほしい…」

彼自身をこすり上げる手も、快感で、細かく震え始めていた。

「俺も…ガマンできない」

正樹は、姿勢を取り直して私の上に四つん這いになると、

「大好き」

と、ゆっくりと私の中へと入って来た。

「あぁぁ…だめ…だめ…動いちゃう…」

カラダは、本当に、何も忘れていない。
眠っていただけで、何も忘れていない。

それを証明するように、私の泉は、私自身の想像をはるかに超えて、
彼を求めていた。

ずっと、一緒にいてくれた

男性に騎上位で馬乗りになりセックスで感じる女性

「ねぇ…もう…ダメ…」

何度か姿勢を変えて、私が彼に乗っていると、
抑えきれない快感の波がカラダの奥から襲ってきた。

「あぁぁ…美雪…俺も…」
「突いて…奥…」

腰を激しく前後させて、彼の手を握りしめる。
彼は、いっそう強く、下から突き上げてきた。

「い…いく…まさ…き」

「ぅぅぅ…美雪…んんん…いく」

悲鳴になりそうなほどに息を荒げて、私たちは、汗ばんだ胸を合わせた。
―――その夜、正樹は、ずっと腕枕で私を抱いていてくれた。

時々、うとうとと目覚めると、首筋や胸を舐め合って。
無意識のうちに何度もキスをして。
ぼんやりと温もりを確かめ続けながら一晩をまどろんだ。

数か月前は、あんなに女を忘れていたと思っていた私。
でも実は、何も忘れていなかったことを教えてくれた弥生やバーのママ、そして恋人。

恋の夜を、私は、ひとりで渡っていたように思っていたけれど、
それも間違いだったのだろう。弥生もママも正樹も、実は、いつも私のすぐそばにいてくれた。

夜が明けると、こんなにも、真実がよく見える。

「おはよ」

カーテンの隙間から明ける夜を眺める私に、正樹が寝ぼけた声と目を向ける。

「おはよ。ありがとう」

どちらからともなく、まっすぐに注ぐ朝日の中で、唇を寄せ合った。

【「夜はまた明ける」 END】

あらすじ

この記事を読んだ方にオススメのコンテンツ

この作品を読んだ方にオススメの商品はこちら!



一足先にラブコスメ漫画を読みませんか?

官能小説はやっぱりLC!女性のためのすべて無料の官能小説サイト『エルシースタイル』!女性向けのえっちな小説や、女の子向けの投稿小説作品、セックス体験談を多数掲載中!短編から長編まで、エルシースタイルでしか読めない女性のための連載官能小説をお楽しみください。

LCラブコスメ 決算セール
  • さくらの恋猫
  • ヌレヌレSP
  • クンニ
トロけるエッチ
騎乗位動き方
はづき
はづき
肌の細胞すべてに、体の動きすべてに、心が宿る。 心が…
嶋永のの
嶋永のの
フリーのイラストレーター・漫画家(少女漫画・TL)
クリエイターズサイト
無料動画を見る
招き恋猫
メルマガ登録して最新h漫画を一足先に読もう