女性のための無料 官能小説・官能漫画サイト
エルシースタイル(LCスタイル)は、登録商標です【商標登録第4993489号】
ラブコスメが提供する情報・画像等を、権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用をすることを固く禁じます
官能小説 恋猫、飼い始めました。 4話
嬉しそうに前戯を楽しむ彼
「あぁん…っもう…許して…!」
「ダーメ。どこに欲しいのか、ちゃんと言ってみて?」
剛は下着をはぎ取り、マリエの内ももにDOKIDOKI(ドキドキ)をさわさわと這わせながら、にやりと笑った。敏感な部分の周りばかりをくすぐるように刺激し続けられ、マリエの感度は今までになく高まっていた。
「もう…意地悪っ」
「ふふ、こんなに濡れてるくせに…焦らされるの好きなんでしょ?ほら、早く欲しいところ教えてくれないと、イケないよ?」
と剛は意地悪く言うと、内ももギリギリにDOKIDOKI(ドキドキ)を当てて、スマホにスッと指を這わせた。すると、とたんにヴィィ…!と音が大きく鳴り、電気が走ったような快感がマリエの体を突き抜けた。
「きゃあぁっ!急に強くしちゃダメ…!」
背中がビクッと弓なりに反る。達する手前まで高められた快感が、まるで蛇のようにぐるぐると体の中を這いまわり、どんな刺激も驚くほど感じてしまう。
(もう我慢できない…イキたい…!)
マリエは半泣きになりながら、DOKIDOKI(ドキドキ)を持つ剛の腕に手を載せた。
「剛…お願い、もう我慢できない…」
一番敏感な部分を剛に見せるように自ら足を開き、
「ここに…当てて?」
と小さな声で訴えた。恥ずかしくてたまらなかったが、羞恥心を超越するほど、マリエは快楽を欲していたのだ。
ふふっと剛は小さく笑うと、
「いい子だね。よくできました」
と言い、嬉しそうにマリエの唇にチュッとキスをした。そして、DOKIDOKI(ドキドキ)の振動を微弱にし、敏感な蕾にそっと当てた。
「あっ!…あぁあああんっ!!」
小さな突起から、ビリビリと激しい快感が一気に脳天へ突き抜けた。小さな振動でも、指でゆるゆると撫でられているような繊細な刺激に感じられる。ここまでじっくり焦らされたおかげで、感度が研ぎ澄まされているようだった。
「マリエ、すごく感じてるね…かわいいよ」
剛は愛おしそうにそう言うと、ピンと立ったマリエの胸の突起を口に含み、舌で転がした。
「はぁん…っ!ダメ、両方刺激したらイっちゃう…!」
どんどん極みへと高まっていく快楽をむさぼろうと、マリエが達しようとした瞬間、DOKIDOKI(ドキドキ)がスッと離された。
「…あぁんっ!?なんで…」
「ダメ。焦らされて感じてるマリエをもっと見たいから」
苦悶の表情をするマリエを見て満足そうに笑うと、剛は再びキスをした。
いつもの剛なら、前戯は力強い愛撫であっという間に挿入へと進もうとするのだが、今日はもはや前戯を楽しんでいるようだった。
(こんなに嬉しそうにエッチする剛、初めて…)
マリエは、弾けそこなった快感がまた出口を求めて体の中を這いまわり始めるのをじんわり感じながら、剛の唇を嬉々として受け入れた。
内側から押し寄せる快感の波
(あれから何度寸止めをされたのだろう…)
剛にイク直前まで高めて突き放すという愛撫を続けられ、マリエはもうどんな刺激でもイってしまいそうなほど、全身が敏感になっていた。
「マリエ、すごく色っぽいよ…。ヤバイ、俺も我慢できなくなってきた」
剛はTシャツを脱ぎ、ズボンのベルトを外し始めた。
ぐっしょりと濡れたそこは、剛を求めてヒクヒクと震えている。
(あぁ…私、中で感じたいんだ)
マリエは確かに、挿入されたいと感じていた。マンネリを感じ始めてから、こんな感情をしばらく持てていなかったことに気づき、とても新鮮な気持ちになった。
マリエは上半身を起こし、下着姿になった剛に抱きついてキスをした。舌を絡ませながら、手で下着の上から剛を愛撫する。固く隆起したそこがピクピクと震えるたびに、剛はキスの合間に吐息を漏らした。
唇を離し、2人は見つめ合う。背中に回した手で剛の肩甲骨をなぞり、その確かな熱を掌で受け止めながら、マリエは剛への深い愛情を実感した。
(こんなに目を見たの、久しぶり…)
ついばむように唇を合わせながら、剛はマリエの感じる部分に指を這わせた。優しく蕾を親指で転がしながら、濡れそぼった奥に中指を進める。
「はぁんっ…」
中をゆっくりかき回すと、くちゅくちゅと濡れた音が響いた。その卑猥な音に、さらなる欲望の火が灯る。
「すごい、どんどん溢れてくるよ…ここ、感じるの?」
そう耳元でささやくと、剛は探るように中をじっくりこすり始めた。そして、ある場所に指を這わせた瞬間、マリエは内側から快感の波がじわりと押し寄せてくるのを感じた。
「あっ、そこ、ダメ…!」
ビクリと体を震わせると、剛は嬉しそうに
「ここがいいんだ?すごい、手がビショビショになってきたよ」
と、じわじわと攻め始めた。
中の刺激を受けるたびに、マリエは確実に少しずつ大きな快感が迫ってきているのを感じた。
(ダメ…剛と一緒にイキたい…!)
マリエは剛の隆起したものに指を這わせ、剛を見つめた。
「お願い…挿れて…?」
同じ波を追いかけて…
剛はマリエを横たえると、下着を脱いで体を重ねた。
「マリエ…好きだよ」
愛おしそうにマリエの髪をなでると、ゆっくりと挿入する。
十分すぎるほど潤ったそこは、剛をするりと受け入れ、満たされた。
「んん…っ剛…」
マリエが吐息のように名前を呼ぶと、剛はマリエの指に自身の指を絡ませ、ゆるゆると腰を動かした。
「あぁ…いいよ、マリエ…」
「私も…っすごく気持ちいい…」
剛は嬉しそうに微笑むと、体を起こしてDOKIDOKI(ドキドキ)を手にした。
「…えっ!」
思わずマリエは驚きの声をあげると、剛はにやりと笑い
「もうちょっと、猫で遊ぼう」
とスマホに指を這わせた。
そして挿入したまま、ブルブルと震え始めたDOKIDOKI(ドキドキ)をマリエの感じる蕾に当てた。
「あっ…!!ダメダメ…!!それは本当にダメ…っ!!」
蕾から鋭い刺激が弾け、目の前が真っ白になる。
もうイク…という瞬間。突然剛がDOKIDOKI(ドキドキ)を離すと、再び体を重ねてきた。
「ヤバイ…マリエすごい感じてるからめちゃくちゃキツいよ…そんな締め付けられたら俺我慢できない…!」
ゆっくり動かしていた腰が、徐々に速度を上げてきた。ギリギリまで高まっていたマリエの感度は、あっという間に頂点へと昇りつめていく。
「あっ、あっ、もうイッちゃう…っ」
「俺も…っ、一緒に、イこう…!」
2人は指を絡ませ合い、同じ波を追いかける。
「剛…好きよ…大好き…っ」
「俺も…愛してる…」
うわ言のようにささやき合いながら、夢中で頂点を目指していく。そして、剛がひときわ大きく突きあげたとき、マリエの体はビクビクと硬直し、大きな快感に飲み込まれた。
「ああぁぁぁ…っ!」
恋心をつなぐ“さくらの恋猫”

どのくらいの時間が経ったのだろう。はぁはぁと荒い息だけが部屋に響き渡る中、マリエの体の上に剛がぐったりと横たわっていた。
ついさっきまで強気だった剛だが、すっかり力尽きているようだ。そんなギャップが可愛くて、マリエはクスッと笑いながら剛の頭をポンポンと撫でた。
すると「ヤバイ…超気持ちよかった…」と剛は頭を上げずにつぶやいた。
そんな正直な反応も可愛く感じ、マリエはふふふと笑った。
「なんで笑ってるんだよ〜?」
と剛は少し照れたように顔を赤らめ、ようやく顔を上げた。
「ううん、私もすごく気持ちよかったなと思って」
マリエは胸の上にいる剛を見つめながら、にっこり笑った。こんなに素直に「気持ちよかった」と言えるセックスは、本当に久しぶりだった。
(私たちもこんなに素敵なエッチができるんだ…)
重ねている剛の体の熱を感じながら、マリエは興奮の余韻を噛みしめた。改めて、剛を愛おしいと思えた。
「この猫のおかげだね。マリエがあんなに感じてるの、初めて見た。めちゃくちゃエッチだったよ」
剛は床に転がっていたDOKIDOKI(ドキドキ)を手に持つと、マリエの前でおどけるように軽く振った。
「私も剛がこんなに楽しそうに焦らしてくるとは思わなかったよ…」
と照れ笑いしながら、マリエがDOKIDOKI(ドキドキ)に触れようとした瞬間、さっと剛が手を引いた。
「ね、またエッチなマリエが見たい!」
目をキラキラさせながらささやく剛を見て、マリエは驚いて上半身を起こした。
「はぁ!?今!?」
「うん、だってすごくエッチでかわいいんだもん」
剛は嬉しそうにスマホを手にすると、DOKIDOKI(ドキドキ)を持った手でマリエの腰をがっちりホールドした。
「ほら、どんなふうに猫ちゃんと遊んでたか、見せて?」
にんまりと笑う剛に、マリエはただ固まるばかりだった。
にゃあ。
どこかで猫が鳴く声が聞こえたような気がした。
END
あらすじ
剛とマリエはさくらの恋猫を使って早速遊ぶことに。
さくらの恋猫に興味津津の剛にマリエは驚きながらも、久しぶりに熱い夜を過ごして…