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官能小説 幼馴染 3話 (幼馴染とエッチな関係に?)
幼馴染とエッチ
ガチャッ…玄関のドアの開く音がする。
「ごめんね〜祐!いろいろあって…」
瞳の頬には、涙のあとが残っている。
「ごめん、帰ってもらえる?1人になりたいの」
「でも…」
「お願い!」
瞳は顔を上げ、祐二に訴えた。 祐二は無言のまま、部屋から出て行った。 崩れ落ちるように床に座り込む瞳。
「利貴…この5年は何だったの?彼女ができたって?彼女は私じゃん」
脱力した瞳は、冷たいフローリングの床に倒れ込んだ。
艶のあるグロスを塗って…
ゴンッ!という鈍い音で、瞳は目を覚ます。瞳はカーテンを開けた。
ベランダの床には、朝日に照らされた野球ボールが転がっている。
(小さい頃、よく野球ボールで家のガラスを割られたっけ…)
瞳はそんなことを思い出し、フッと笑った。ベランダに出て下を覘くと祐二が立っている。
「悪ガキ〜!」
瞳が叫ぶと、祐二は悪ガキ時代のままの無邪気な笑顔を返してきた。
「ひとちゃ〜ん!」
大きな声に驚く瞳。
「ずっと好きでした〜!」
「ばか…」
瞳の頬に涙がこぼれた。
瞳と祐二は、ベッドに座り見つめ合っている。ぷっと吹き出す瞳。
「なんだよ…」
「祐、可愛い」
瞳は祐二にキスをした。
「これ、プレゼント」
祐二はポケットからリップグロスを取り出した。
「何?これ」
「唇出して」
祐二は瞳の唇に、艶のあるグロスをたっぷりつけてあげた。うっとりした目で瞳を見る祐二。
「キレイだ…」
そう言うと、祐二は勢いよく唇を重ねた。
心が澄んでいく感覚
唇を絡めながら、互いに服を脱がせ合う。激しい唇への愛撫を終えると、今度は薄ピンク色の乳首を口に含ませる祐二。
祐二の舌がクルクル動くのを、乳首の先で敏感に感じる瞳。
「あっ…」
瞳が抑えきれず声をあげると、生暖かい液体が自分の中から流れ出るのを感じた。
「溢れてる…」
「見せて…」
瞳の足を持ち上げ、秘部をあらわにする祐二。瞳の太ももに、蜜がトロリと流れ出す。それを丁寧に舐めあげる祐二。
同時に、祐二の固くなった部分を優しく口に含む瞳。
「うっ…」
愛撫し合いながら、静かに快感を高め合った。祐二は体を起こし、瞳の体を抱きしめる。
「俺が一生守る…」
祐二が中に入ってきた。とてつもなく大きな愛を感じ、瞳の目から涙が溢れる。 つながったまましばらく動かず、互いの存在を感じ合う2人。そしてゆっくり祐二は腰を動かし始めた。
ゆるやかな川を流されるように、愛の行為は続く…。 やがて心の中に沈んでいた5年の思いは流され、瞳は再び澄んだ穏やかさを取り戻した。
<幼馴染 〜おわり〜>