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官能小説 本当の幸せ〜私の誤算〜 3話(同級生とのセックスで…)
同級生とのセックスで…【第3話】「本当の幸せ ―私の誤算―」
千明が玄関を開けると、同級生の祐樹が立っていた。
「いい匂い」
「今日は、手料理の王道、肉じゃが!」
千明が男の人のために肉じゃがを作るのは、初めてだ。
哲也は所帯じみた関係を嫌ったので、デートは常に外食だった。
ふと哲也を思い出すこともあったが、その思いが涙に変わることはない。
哲也に呼び出され、屈辱的な思いをしてから一カ月。
あの夜、祐樹は千明の部屋で一晩中彼女の話を聞き、何も言わず側に居てくれた。
全ての転末を話し終えた時、祐樹は一言「よく頑張ったね」と言った。
千明は、その一言で救われた。
それから二人は毎日連絡を取るようになり、一週間前から恋人同士になったのである。
実は中学の頃、祐樹は千明のことが好きだったのだ。
優しいキス
「おいしそう」
祐樹が、台所に立つ千明の背後から鍋を覗きこむ。
「もう少しだから」
「違うよ、千明が」
そう言って、千明の頬にキスをする祐樹。
千明の胸に温かいものが広がる。
永遠
間接照明でオレンジに染まった部屋で、初めて千明と祐樹は裸になって同じベッドに入った。
二人は手の指をぎこちなく絡ませ、静かに唇を合わせる。
祐樹の唇は首すじへと移動し、千明の耳たぶを口に含んだ。
快感が背筋にぞくぞく走り、千明の下腹部は熱を帯び始める。
見計らったように、祐樹の指は千明の園へと密やかに侵入。
そこにはすでに愛の雫が滴っている。
祐樹は、我慢しきれないといった様子で千明の上に覆いかぶさってきた。
祐樹は、千明の体に唇を這わせながら濡れそぼった泉へと到達すると、その部分を愛おしそうに舌で転がす。
千明は思わず、昇りつめそうになる。
「ダメ……」
祐樹は秘部への愛撫を中断し、再び彼女をきつく抱きしめた。
「本当に食べちゃいたいよ」
祐樹はお得意の無邪気な笑顔を見せ、千明の顔中にキスを浴びせる。
千明の唇に到達すると、祐樹は深く深く舌をすべりこませた。
濃厚なキスが続く。シーツに染みを作るほど、千明の蜜液は溢れていた。
祐樹は吸いつくようなキスをしながら、彼女の園へするりと侵入すると、船をこぎ出すようにゆっくり摩擦を始める。
千明の中心に、ぐんぐん快感がせり上がる。
「もっと愛して…」
千明はそんなセリフを囁いていた。
「愛してる…」
祐樹のその言葉を合図に、二人は激しい濁流のような快感に身を任せて絡み合った。
そして、あふれる愛情をセックスで確認し合った後同時に果てた。
永遠を誓い合った二人の部屋は、オレンジから夜明けのサイレントブルーへと変わっていた。
<本当の幸せ〜私の誤算〜 〜おわり〜>