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官能小説 心の糸を結ぶ場所 4話

唐突な質問

悩む女性

「こんなこと、初めてで。どうしていいか…」
直樹と健二の間で揺れる心の内を、バジルがたっぷりと乗ったピザを眺めながらつぶやいた。

正面に座る美穂は「また両方から次のデートの誘いがあったんでしょ?なんて答えたの?」
とピザに手を伸ばす。

「ふたりとも、まだ、具体的にいつ会おうって話じゃないよ…。でも、なんとなく前向きに…返事してる」
どうしても、バツの悪い答え方になる。

「じゃ、どっちと会いたいの?」
「うーん…どっちも、一緒にいたら楽しいよ」

「じゃ、どっちから連絡が来たら嬉しいの?」
「うーん…どっちも…かも」

「だから、どっちのほうが、もっと嬉しいの?」
「えー、分かんないよ…」

美穂に質問攻めにされるほど、気持ちを全然整理できてない事実だけが、くっきりと浮かび上がる。


「じゃ、みさき、どっちとエッチしたい?」

「え?」
大好物のピザの味が、一瞬にして消えるような質問だった。

「ほら、どっち?」
「美穂、やめてよ、突然!わかんない。もっとわかんない!」


眠りの奥に…

抱き合う男女

「考えても答えなんて出ないんじゃないかな。どっちかと縁があるかもしれないし。ないかもしれないし」
ちょっと冗談めかした美穂の言葉をベッドの中で思い出すと、ため息が流れ落ちた。

「大丈夫?眠れない?」
横を向いて寝ている私を、後ろから抱き寄せて、耳元に口を寄せる男性がいる。

「健二…さん?」

「髪、いい香り」
私の質問には答えずに続ける声の主は、やはり健二だ。

彼は、首元に口づけると、舌を這わせて熱い息を漏らす。
同時に、後ろから抱き寄せた手を私の胸に伸ばし、そっと撫でるように胸の輪郭を確かめる。

「ぁぁ…」
彼の吐息につられて、私の口からも小さく息が漏れた。
その音に反応するように、健二は、胸をなぞる指先を、その頂点に伸ばして、くすぐるようにチロチロと動かす。

「あぁ…ぃぃ」
私の口からは、息ではなく声が出てくる。
「きもちい?」
訊きながら健二は、耳の中を舌でまさぐった。
「んん…っ」

思わず、快感にのけぞると、彼は、くるりと器用に姿勢を変えて、私を仰向けに寝かせ、その上に四つん這いになる。

「みさきさんと…、こうしたかった」
そう言うと、激しいほどに唇を奪って、その後、優しく何度も口づけた。

その唇は、首から鎖骨を伝って、胸に届く。
乳首を転がす舌先の熱さは、指でくすぐられるよりもずっと深い快感を私に与えた。

「きも…ちい」
「みさきさんのおっぱい、すごく美味しい…もっと舐めていい?」
唾液のチュルチュルという音の間から、ノーとは言わせない質問を投げかける健二。

「うん…舐めて…いっぱい舐めて…」
彼の口元に胸を押し当てる。

胸にしゃぶりつきながら、健二の右手が、ウエストをそっと撫でて、太ももの内側へと伸びる。


「…濡れてるよ」
彼の指が、花びらをかき分けて熱い蜜を探り当てる。

「言わないで…」
「恥ずかしい?」
少し意地悪な表情になる健二に、黙って頷く。

「ほんとに、恥ずかしい?」
彼は、指先にたっぷりと蜜を馴染ませて、敏感になっているクリトリスにそっと触れた。
触れるか触れないかの、瀬戸際で…。
「あぁぁ…んん」

声が出るのと同時に、思わず、体をくねらせてしまう。

「ほら、もっと濡れてくるよ…」
健二は、クリトリスをそっと撫でながら、別の指を蜜の中に沈めていく。
そして、壁をこすりながら、かき回す…。

「あぁ…だめ…」
次々と蜜が溢れ出るのを感じながら、私は、言葉とは裏腹に、彼の指に合わせて腰を動かしていた。

「…ここでしょ。一番きもちいいところ」
彼が、壁の一点を集中的にこする。
うんうん…と、声にならない頷きを返す。
「どんどん溢れてくるよ。指に吸い付いてくる」

戸惑いの目覚め

目覚まし時計をもつ女性

「だから…そんなに恥ずかしいこと…言わないで…」
快感に息をさらに熱くしながら、私は、健二に目を向ける。

「…健二さん?」
健二の顔を見ようとするのに、目を合わせようとするのに…。
視界が眩しい光に遮られて、彼の顔が見えない。

「眩しい…」
自分のその声で、目が覚めた。

「夢…?」

あまりにも信じられず、声が出る。
健二とセックスをしている夢を見たのだ。

美穂がおかしなことを言うから…。
私は、喉の渇きに気がついて、キッチンで水を一杯飲むと、また眠りについた。

あらすじ

直樹と健二の間で揺れる心の内を友人の美穂に打ち明けるみさき。

「こんなこと、初めてで。どうしたらいいか…」


そう悩むみさきに、美穂は色々と質問してきた。
その質問に答えれば答えるほど、自分の気持ちが整理されていない事に気づく。


「じゃ、みさき、どっちとエッチしたい?」
という美穂の唐突な質問。

思わず「もっとわかんない!」と叫んでしまった。


その日の夜、寝る支度をしていると、 「考えても答えなんて出ないんじゃないかな」と美穂に言われた言葉が頭をよぎる。
ベッドの中で思い出し、溜息が洩れる。


そこに「大丈夫?眠れない?」と後ろから抱き寄せて、耳元に口を寄せる男性が…。

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