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官能小説 美味しいセックス 2話
耳元の予告
「ねぇ美月、帰ったら、これを口に含んでしゃぶってよ」
いきつけのバーのカウンターで、敦はハイボールを飲みながら、私の耳元で囁いた。声も出ず、私は彼を向いた。
「炭酸のフェラチオ、して。…出ようか」
返事を待たずに、彼は私の腰に手を回して椅子から立たせた。
「美月は、ハチミツも欲しいよね」
バーから彼のアパートに帰ると、敦は早速ハイボールの材料をリビングに用意した。私は、お気に入りのハチミツ「ゴールデンハニー」をハイボールの中で少しずつ溶かしながら飲むのが好きだ。でも今夜は、正直、それどころではない…。さっきバーで、彼が耳元で囁いた言葉が、頭の中でグルグルと回り続けていた。
「脱がせてよ」
乾杯をするとすぐに彼は、私の体を自分の正面に誘導した。 私の心の隅に、挑発的な心が生まれていたかもしれない。 何も言葉にせず、まっすぐに敦を見つめながらひと口ハイボールを含むと、彼自身も口に納めた。
「おぅ…」
彼は、一瞬ビクリとする。 ジュルッ…ジュルッ…。水っぽい音が響くたびに口の中で彼自身が存在を大きくする。
「あぁぁ、…いいよ、美月」
天井を仰ぎながら、彼は私の髪を撫でている。
「美味しい…」
私は、彼自身を頬ずりしながら、その根本にある敏感なボールを手ですくって、舌の先でチロチロとつついた。
「そっちも、舐めて…」
彼の声が、湿っている。 私は、改めてもうひと口ハイボールを口にすると、彼が'そっち'と言ったボールを口に含む。 口の端から漏れそうになるお酒を吸い戻すように、ジュルッと吸い付く。
「ぁぁ…。そう…美月、すっごくいい…」
口の奥から鼻から、次々に体に染み入るウイスキーの風味が私をさらに大胆にさせて、 裏から表から、正面から横から、とにかく夢中にむしゃぶりついた。
唇に乗る甘さ
「美月は、そんなにお酒強くないんだから…」
敦は、ぐったりとソファにもたれかかっていた上体を起こした。
「美月には、甘いのが必要なんだよ」
床に座っていた私をソファに戻すと、彼はゴールデンハニーの瓶からひとさじハニーをすくった。 そして、それを私のグラスに入れる…のかと思ったら、指にとる。
「美月は、甘いハイボールが好きなんだよ」
そう言うと敦は、ゴールデンハニーをとった人差し指を、私の唇に乗せた。 彼の中心をむさぼるように口にした後で、私の唇は少しジンジンと痺れていた。 そこにトロリとした甘みと彼の体温が触れる…。
「あぅっ…」
思わず出てしまう息と共に、彼と目を合わせた。彼は、何も言わず、私の唇全体にハニーを塗り広げる。 唇からほんのりと入ってくる甘さに、私は思わず彼の指に吸い付きたくなって唇を突き出すように動かす。 彼の指が、少しもったいつけながらも口の中に入ってくる。 子どものように、彼の指を出したり入れたりしてしまう。
彼は器用に私のスカートの中に手を忍ばせ、ショーツをずらした。
「うわ、すっごい濡れてる…」
恥ずかしいことを言い当てられて、私は思わず口の中にある彼の指を軽く噛んだ。
「美月、いやらしいね…」
その言葉と同時に、私の泉の中に彼の左手の指が沈み込んでくる。
「ほら、いきなり吸い込むように入っちゃうよ…」
私は、恥ずかしくて彼の右手の指を口にくわえて上下させながら首を横に振る。 その動きに合わせて、彼の左手の指は、私の泉の中を上下していた…。
「んぅぐ…」
全身がぞくぞくとして、思わず彼の指に深く吸い付いてしまう…。
「こうして欲しいの?」
彼の指が、泉の奥深くの壁をこすった…。
「はぁぁん…」
彼の指を口から離してしまう。
「やめてほしいの?」
彼は泉から指を抜いた。私は激しくかぶりをふって、彼の指に改めて吸い付く。奥の奥まで…。
「こうしてほしいんだ…」
彼は、再び私の泉の中に指を沈ませると、奥の奥をツンツンと突くようにしてから甘くこすった。 うんうんと、今度は首を縦に振る。
「お願い…。やめないで…。敦…、いかせて…」
「もうそんなにキモチイイの?」
「ここ?ここだね…」
「指を口から出したら、やめちゃうからね」
彼の言葉が、しびれる脳の向こうから聞こえてくる。
「んぅぅっ…ぁぅ」
口の端からほんのりとしたウイスキーの香りと不器用な喘ぎ声を漏らしながら、私は、果てた…。
メイク…ラブ リップ?
「はい、美月。これ、ちょっと遅れたけど誕生日プレゼント!」
「佳苗、どうして〜?」
「いいから!」
佳苗は優しい。私が最近報告していた敦とのセックスの話を聞いて、こうしてプレゼントを用意してくれる。
「メイク…ラブ リップ?」
パッケージの文字を読む私に、佳苗は「リップっていうかね…」と意味深な笑みを浮かべる。
その週末、今夜は私の部屋に敦が来ている。 お風呂上りの体を拭いて、佳苗からもらったメイクラブリップを指に取る。そして、胸に…。 まだ湯気が立っている柔らかな肌に、薄い優しい桃色が、溶けるように広がっていく。
さらに、手を下へと伸ばす。
「塗ってるだけで、濡れてきちゃうよ」という佳苗の言葉が甦って、体が芯から熱くなった。
「ん?美月、シャンプーかえた?」
「変えてないよ!」
ソファで隣に座った途端に敦が鋭いひと言を口にして、私は必死で否定したようになる。
「でも、なんか、いつもと違う香り…」
彼は、「どこだろ?」と言いながら髪から首筋へと顔を埋めた。
「ちょ…ちょっと、敦」
思わず身をよじる私のキャミソールの胸元から、空気が抜ける。
「あ、こっち!」
敦は、キャミソールの中をのぞき込むようにして、クンクンと鼻をならした。
「美月、何したの?」
ついさっきまで無邪気な子犬みたいだった表情が、意地悪に変わる。 キャミソールの上から、親指と人差し指で乳首をつまみ、目を合わせてくる。
「ここだね」
キャミソールを脱がせながら、胸に鼻を近づけた。
「美月、すっごくいい香り」
「そう?」と私が反応するのと、彼が「舐めたい」と息で言葉を吐くのが、同時だった。 チュルッ…チュッ… 無言で胸を舐める彼の口から、唾液の音だけが響いてくる。
「あぁぁ…はぁ…」
時々、べろっと膨らみから先端の硬さに向けて舐め上敦の舌が、いつもよりも深く肌に馴染んでくるようで、思わず息が漏れる。
「甘い…」とひと言だけ口にする彼の表情も、いつもの何倍も甘い…。
いじめないで…
「あぁ、ほんと、美味しい…」
敦は、私のお腹やおへそにも舌を伸ばし、ショーツに手をかける。
「あれ?美月、もしかして、こっちも塗ってる?」
彼は、上目づかいに私を見た。何も答えない私に、舌の先でツンとクリトリスを突つく。
「んんんっっ…」
不意に敏感な突起に触れられて、ビクリと腰が浮いた。 彼は「まずは、香りだけ確かめてあげるね」と言うと、私の脚を広げて、じっとその真ん中を見た。
「いやっ…見ないで」
脚を閉じようとする私の両膝を、彼は少し力をいれて押さえる。
「いつから舐めて欲しかったの?もうヒクヒクしてきてるよ」
中心の泉が波打ってうずいているのを、自分でも感じていた。
「こんなところまで、自分で塗ったんだね。いやらしいねぇ…」
「お願い…。もう、見ないで…」
私は、再び膝に力を入れて閉じようとする。
「見ないで、どうしてほしいの?」
敦の目が、また一段と意地悪になった。
「もう…。お願い…いじめないで…」
「答えになってないよ。どうしてほしいの?言わなきゃ、帰るよ」
「いや…」
「ほら、帰ってほしくないんでしょ?どうしてほしいの?言って」
「…めて」
彼の声が湿り気を増すほどに、私の泉はさらに大きく波打っていく。
「ん?何?聞こえないよ」
彼は、ビクビクと不規則に動く泉を目の前に近づけて、息を吹きかけた。
「あぁぁ。舐めて…。敦…舐めて…」
私は、彼の口元へと腰を浮かせる。
「おりこうだね」
彼は、一気に私の泉を吸い上げた。
「美月の味と混ざって、すっごく美味しいよ」
彼は、私の腰に手を回すと、ぐっと押し付けて、ジュルジュルと音を響かせた。いつもより、ずっと長く。
「あぁぁぁ…ダメ…敦…。そんなにしたら…」
私は、全身が一気に熱くなるのを、感じていた。
「いいよ…。このまま、イッて…」
彼のその言葉に、私は、快感のダムを決壊させた。
「はぁぁ…敦っ…。もぅ…ダメ…」
腰に回されている彼の腕にしがみついて、私の全身で生まれた熱が四方八方に放たれた。
ぐったりと横たわる私の体を整えて、彼は優しく口づける。
「ドキドキしながら、塗ったの?」
目を覗き込む彼に黙って頷くと、今度は長いキスをしてくれる。
ほんのりと、メイクラブリップのカシスの香りが口に染み込んだ。
真っ白いエプロン
「さぁ、つけてみてよ」
敦は、さっき街で買ったばかりのエプロンを差し出した。
「ほんとに、するの?」
「当たり前だろ、そのために買ったんだから」
彼は、私の服を脱がせにかかっている。 「ちょ…っと」と言葉では抵抗しながら、私も彼が脱がせやすいように体を動かしてしまう。
「嫌じゃないんだね、やっぱり」
彼は微笑みながら私を覗き込んだ。
シンクに寄りかかって、ダイニングにいる敦に向く。 エプロンしかつけていないけれど、膝上15センチくらいまでは隠されているので、思ったほど恥ずかしくない。 けれど、寄りかかるシンクから腰に伝わってくるひんやりとした感触が、やはり裸同然なのだと訴えてきた。
「かわいい、美月」
微笑んでゴクリをビールを口にすると、夕飯の準備をしようかと、彼は近づいてきた。 躊躇しながら、彼に後ろ姿を見られないように少しずつ姿勢を変えて、野菜を切る。
「いいね、こういうの」
隣でおつまみのチーズを切っている敦が、チョコンとエプロンの隙間から胸のふくらみを指先でつつく。
「ちょっと!危ない〜」
半分むくれて、半分笑って目を合わせる。
「どう、美月は?よくない?」
言いながら彼は、私の後ろに回った。そして、エプロンの上から両方の乳首を撫で回す。
「ちょっと…何もできなくなっちゃうよ…」
包丁を持つ手を離そうとすると、彼は「だめだよ、止まったら。続けて」と乳首をキュッとつまんだ。その手が、エプロンの中に忍び入る。
「はぅん…」
一瞬動きが止まる。野菜を切り続けながら、胸から広がる快感の波を鎮めようと意識し続けた。
「手、震えてるよ、美月」
耳を舐めながら囁く声に、思わず包丁を置いてシンクに体を預ける。
「だめだよ、あんまりきもちよくなったら。食事作らなきゃ」
そう言うと彼は、ダイニングテーブルに戻る。
不意の振動
「後ろ姿、いいよ」
シンクに体を預けたまま動けなくなっている私に、ダイニングから彼は声をかけた。
「見ないで…」
そう口の中で呟いたけれど、彼に届いたかは、分からない。
「ここも、すっごく可愛い」
彼は、エプロンの隙間からお尻をゆっくりと撫でる。私は、甘く湿ったため息と同時に、今度は敦に寄りかかった。
「すっごく気に入ったんだね、裸エプロン」
その言葉と同時に、機械音がヴィ―ッと響き、お尻に振動が響く。
「何?」
驚いて姿勢を直そうとすると、彼はぐっと私を抱き寄せて、今度は太ももの内側に、その振動を移動させる。 「バイブ」と囁くと、私の両脚を広げるように振動を脚の間に挟みこむ。 もう一方の手を反対側から私の脚のあいだに挟み、真ん中の泉を探った。
「美月、もう濡れてるじゃん。いやらしい」
自覚は…なかった。それだけに、一気に紅潮するのが自分でもわかった。
泉から溢れる愛液を掬っては、敏感な突起を撫でる。彼の指は、私の体を知り尽くしていて、少しの迷いもない。 その迷いのなさに身を委ねるように、愛液が次々に熱く溢れてくる。
「太ももまで、びしょびしょ」
愛液で光る指を私の目の前に迫らせる。
「ここから、出てきたんだよ」
バイブを泉の入り口に当てて、もったいつけるように撫でる。
「うぅぅん…」
無意識に、体がバイブを追うようにクネクネと動いてしまう。
「ほしいんでしょ?」
その質問にかぶりを振った瞬間、グッと泉の入り口がふさがれて、バイブが侵入してくる。
「あぁ…いきなり…」
擦り切れるような声と息が、自分の口から抜けていく。
「いきなり?違うだろ?美月が欲しがったんだから」
さらに深くバイブを挿入する敦。
「はぁ…ん。…もっと…」
自分でも驚く言葉が、口をついて出ていた。
「何?」
バイブの挿入を一気に浅くする敦に、「いやいや、もっと。もっと奥までちょうだい…」と、腰を揺らしながら、私の口は答えていた。
「やっぱりいやらしいね、美月は」
一気にググッと奥までバイブを押し付けて、敦は、私にお尻を突き出させた。 手と顔をシンクにつけて体を預け、後ろにいる敦に、お尻も泉もすっかり見える姿勢になってしまう。 グチャグチャという音が、機械音の中でどんどん大きくなっていく。
「いい…敦…。すごい…あぁん」
ここがキッチンであることも、裸にエプロンという姿であることも、記憶の彼方に飛んでいく。
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あらすじ
「帰ったら、炭酸のフェラチオして」敦にそう囁かれた美月。
ハイボールに蜂蜜を溶かし、口にしてから舐めると、お返しにと彼は蜂蜜をすくった指を美月の口に含ませた。
そのまま、彼は美月のショーツをずらして…