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官能小説 揺れる明るみ〜包容〜 4話(挿入)
シックスナインの渦巻き
「なんか…今日、いつもと…全然…違う」
葵に愛撫されながら、俺は言葉が途切れていた。
中心だけでなく、内ももや膝にも舌を這わせて、息を荒くしている葵。
俺の舌の上で充血していくクリトリスの硬さと、その周りの花びらの柔らかさのコントラストに、口の奥から唾液が溢れ出る。
俺は、一瞬唇を離すと、クリトリスと愛液の溢れる泉の両方に、同時に口づけた。
そして、ほんの少しだけ、吸う。
「ぁぁぁあああんんっっ…」
葵は、俺の中心から口を離し、少し強く握って、頬に当てた。
「ダメ」と言いつつも、表情はオーガズムを求めている。
俺は、「我慢しないで」と少し顔を上げて充血した粒を唇で挟んだ。
「きゃぁぁ…ぁぁはぁぁぅぅ…んんっ」
少し跳ねて葵は、ぐったりとベッドに身を預けた。
俺は、葵の隣に横たわり、抱き寄せる。
葵の唇の周りは、艶やかなグロスと唾液が混ざって、息をのむほどになまめかしい。
その唇に丁寧に舌を這わせる。
「もぅ…」
と目を合わせる葵の瞳は、唇と同じだけ、潤んでいた。
欲しい…。つながりを見つめて
唇よりも瞳よりも、もっともっと潤んでいる泉の中に、入っていきたい。
欲情が一気に高まって、俺は、葵に覆いかぶさった。
「あぁぁぁ…」
と、ふたりで同時に息を吐く。
健気な顔とは裏腹に、中心の泉は、俺を絞るように締め付ける。
「ぁぁぁあ、葵、すごいよ。ギュンギュンくる…」
たまらず俺は、葵を抱き起して、膝の上に乗せた。
そしてまた、泉へとズニュッと音を立てて踏み入る。
下から突き上げるたびに、温かい泉が溢れる。
胸を合わせ、「っんっん…」と耳元に響く声。
最初は俺の動きで揺さぶられていた腰は、自ら波打とうとしている。
「今日、葵、すごいね…」
俺は嬉しくて、胸を離して目を合わせた。
「ちょっと…。こんな状態で目が合うと、恥ずかしい…」
そう言いながら、葵の中心は、さらに強く俺を絞りつけてくる。
「ほんとに、恥ずかしい?…見てごらん」
俺は、葵の頭に手を添えて、ふたりがつながっている部分が見えるようにした。
無言の葵…。
しかし視線は確実に、テラテラと光り、ヌチャリと音を立てているそこに、引き込まれている。
俺は、葵の泉からスーッと身を引き、そしてグッと深く強く沈み込みながら、愛おしい顔を眺めていた。
中心では吸い付かれ、目は吸い込まれていく。
俺は、さらに力を込めて、葵の芯を突きぬいた。
ジュチュッという音が何度も響き、熱と湿度を帯びたふたりの息が、お互いのカラダにしみ込んでいく。
葵の、切なくて、甘くて、快感にしがみつくような表情を見て、俺は再確認した。
こうやって、葵に見てほしかったんだ。
俺たちが求め合ってつながっていることを、見てほしかった…。
俺の動きは、深く強く、そして速くなっている。
もっともっと、甘い目を見せて…。
もっともっと、切なく唇を開いて…。
そして、もっともっと、その泉に俺を沈ませて…。
葵の吐息も、激しくなっていく。
ふたりのカラダは、さらに大きく波打っていった。
⇒【NEXT】「色気と健気さが入り混じった声が…」(揺れる明るみ〜包容〜 5話)