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官能小説 「もうひとつ」の誘惑 5話

思い出すと…

アイテム

「おかえり」


仕事帰りの待ち合わせの駅で、出張から帰った浩之に駆け寄った。


「ただいま、行こうか」


大好きな笑顔を見せてくれる彼に頷くと、スッと手を取ってくれる。 その手を握り返すと、いつもの温もりが流れ込む。 …と同時に、一瞬、血液が逆流するような熱を感じた。


彼が出張に出かけて3日目の夜…、ひとりでディルドを使った。 その時の、鏡に映った自分を思い出すと、目の前の浩之と目を合わせられない。


「どうした?」


優しい目を向けてくれる彼に「なんでもない」と首を振ると、 行きつけのレストランへと向かった。





お湯、トロリ…

トロトロのお湯の誘惑

お風呂、入ろうか」


出張で疲れているだろうからと言う私を制して、浩之は、 ホテルに入るとお風呂の用意をしてくれた。


「何…これ?」


バスタブに張られたお湯に触れて、私は思わず彼を振り返る。


入浴剤


見ればわかることを彼はひと言だけ返した。手にお湯をすくってみると、 トロリと柔らかく指の間からこぼれ落ちるお湯。 体を洗うと、 私たちはその柔らかなお湯に浸かった。


「何これ〜!」


さっきと同じだけれどさっきとは違う言葉が、笑顔と一緒にこぼれてくる。


トロットロだな」


同時に「きもちいい」とつぶやいて、目を合わせて、また笑った。


「これ、どうしたの?」


「通販で買って、雅也のとこに…」


親友の家を届け先にして用意してくれたことを話す彼のはにかみ笑いが、 体を包むお湯のようにとろけて、愛おしい。


「ありがとう」


彼の肩にお湯をかけながら、彼の体の向きを変えて肩をマッサージする。 優しい気持ちがもっと優しくなるようなお湯の感触と、お湯の膜でキラキラと光る肩や背中。 (ギュッと抱きつきたいような…。ペロリと舌を這わせたいような…) そんな事を考えながら彼の話を聞いていると、「交代!」と彼が振り向いてキスをしてくれる。


「香澄も、俺が出張中、お疲れさま」


肩にお湯をかけながら、優しく撫でてくれる。


「すごく色っぽい、トロトロしてる背中」


彼はそう言うと、両脇から手を滑り込ませて、胸を包む。 「我慢できない」とグッと私を引き寄せ、自分の脚の間に抱え込んだ。


「会いたかった…」


抱きしめながらも、私の胸が一番感じる触れ方で、彼は指先を器用に動かした。 指の腹で、そっと胸のふくらみをなぞりながら先端に向かう。 そして、てっぺんの突起を弄ぶように転がして、絶妙なタイミングでつまむ。


「あぁぁ…浩之、このお湯…いい…」


「きもちいい?」


「…っうん」


直接触れられているのに、1枚もどかしさをまとっているような…。 その1枚が、柔らかく快感の余韻を残して、気持ちよさが波紋のように広がっていく。


「もうコリコリしてるよ、乳首」


その言葉に返事をせず、私は、ふぅと息をついて彼のふくらはぎを撫でる。 彼の手も、私の脚やウエストにも伸びてきた。 撫で続けたら、触れ合っている部分が溶けあってふたりが一体になってしまいそう…。


狂おしいお湯に、熱い息が何度も落ちた。





ひとりで、した?

アイテム

「ねぇ、俺がいない間、ひとりでした?」


「…してないっ」


少し彼の腕をつねりながら、きっぱりとした声で答えた。


「嘘…その言い方…したでしょ?」


かぶりを振る私に、「ディルド、使った?」と言いながら、脚の間にトロリと手を忍ばせる彼。


「言って、ほんとのこと」


その言葉と同時に、脚の間に振動が起こった。


「何?」


彼は、私の質問には答えない。視線を落とすと、彼の手に水色のローターが握られている。 トントンッとつつくように、丸く弧を描くように…、敏感な一点を器用に避けながら、 その水色お湯を揺らしていた。


「あぁぁ…」


お湯のとろみローターの振動とに、全身の肌がいつもの何倍も敏感になる。


「触らせて…」


後ろに伸びてしまう手に触れた彼自身は、私の手を跳ね返すように硬かった。


「おぅ、香澄、いい…」


得体の知れない何かに包まれているようだと、彼は小さくもだえる。 荒さが増す息の中で、彼はグッと姿勢を取り直し、ローターをクリトリスに当てた。


「いぃぃ…」


一気に息苦しくなるような快感が、体の真ん中に凝縮する。


「ねぇ、香澄。ほんとは、ひとりでディルド使ったんでしょ」


同じ質問をくり返す彼に、かぶりを振るとも頷くともつかない悶えで応えていた。






⇒【NEXT】「どんなふうにしたの?」浩之は、私の返事を待たずに話を進め、クリトリスにグッとローターを押し付ける。(「もうひとつ」の誘惑 第6話)

あらすじ

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