立ちバックは立ったまま行うセックスの体位の一つで、立っている女性の背面から男性がペニスを挿入します。

男性にとっては支配欲を満たすので興奮度を高め、女性にとっては中イキを狙える体位です。

性交体位のまとめである「四十八手」では「後櫓（うしろやぐら）」として紹介されていて、砦やお城の城郭に設けられた見張り台である「櫓」から外を見張るような状態になることが由来となっています。

立ったままの状態で行うので、ベッド以外の場所でもできるのが特徴です。

トイレや洗面所などの狭い場所や、屋外など普段と異なるシチュエーションでセックスが楽しめます。

立ちバック立ったままの体位という事で、他のセックス体位とは違うメリットと、デメリットがあります。

メリットの多い立ちバックですが、女性にとっては体勢で負担がかかる体位なので、デメリットと感じている人がいるようです。

この記事では、デメリットである「体勢」にポイントをおいて、立ちバックのやり方・コツ・挿入方法をイラストで詳しく紹介します。

ぜひ参考にしてください！

（１）準備：女性が壁や窓、ドアなどに手をつきます

まずは女性が身体をしっかりと支えられる場所を確保しましょう。

壁や窓、ドアなども手をつくのにはピッタリですが、体重を傾けるので滑ったりすることのないように階段の手すりや、シンクの淵などつかめる場所もおすすめです。

この時、足は肩幅くらいに開いて少しヒザを曲げるのがポイントです。

足を閉じてしまうと、挿入するときにバランスを崩してしまうことがあり、開きすぎても女性のお尻の位置が下がり挿入がしづらくなります。

（２）挿入：お尻の肉を持ち上げて、挿入しやすいように男性を誘導

立ちバックで男性が挿入する際には、お尻の肉が邪魔になって挿入しにくいことも。

女性がお尻の肉を持ち上げ、上半身全体を前に倒すようにした体勢で、膣口まで誘導できるとスムーズな挿入ができます。

（３）ピストン：男性が斜め上に突き上げるようにピストンする

挿入ができたら、女性はそのまま前項姿勢を心がけましょう。

ピストン中はお尻をぐっと突き出してしまうことがあるかもしれませんが、それではペニスが抜けやすくなってしまうので要注意です。

男性は、抜けにくくなるように、斜め上に突き上げるようなピストンを心がけてもらいましょう。

この時のポイントはスピードです。

立ちバックで女性が気持ちよくなるためには、緩やかな動きも大切で、激しすぎても疲労感が大きくなり抜けやすくなります。

二人に合ったスピードに調整しましょう。

（４）Gスポットを刺激してもらおう

立ちバックのままイキたい！という方は、Gスポットへの刺激を狙いましょう。

Gスポットは女性のおなか側の膣口から近いところにあるので、立ちバックの時に刺激をしやすい部分です。

挿入したら、おへその下5センチあたりを当てるように突き、Gスポットを探しましょう。

この時に女性の上半身が床と垂直の時は前のほうに、前項姿勢の場合は下のほうに向けて挿入すると見つけやすいです。

人によって位置は異なるため、気持ちよくなる個所を見つけながら進めましょう。

立ちバックのデメリットとして、ペニスが抜けやすい点があります。

この時、女性の片足を持ち上げて挿入することでお尻の肉が邪魔することなく広がり、より奥まで深く挿入できます。

女性は片足立ちになるので、バランスを崩さないように男性がしっかり支え、体の負担がないかを確認しながらチャレンジすることをおすすめします。

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立ちバックはドアや窓などに手をつく体位ですが、台の上に手をつけば「碁盤攻め」、床に手をつけば「仏壇返し」という体位にもなります。

どれも背面立位で、立った状態から挿入する点は同じです。

背面立位の体位のなかでも、女性の体勢の負担が少ないのは碁盤攻めといわれているので、立ちバックの体勢がつらい場合には手をつく位置を変えてみるのもおすすめです。

身長差がある場合は厚底靴やヒールを履くのもおすすめ

立ちバックがスムーズにできるのは、男女の身長差が10cm以内だといわれています。

しかし、どのカップルも10cm以内とは限りません。

手軽な解決方法として、厚底靴やヒールを履くのがおすすめです。

裸に靴だけを履いている状態もセクシーなので、いつもとは違うセックスが楽しめるかもしれません。

また、女性の背が低い場合、ソファやベッドに膝立ちし、男性が床に立った状態での挿入方法がありますが、体を支えにくく倒れやすいので注意が必要です。

行う場合には、女性の腰をしっかりと支えてもらうようにしましょう。

高級ホテルの窓側で…なんて刺激的なエピソードも。

ラブコスメゆる女子会の動画もぜひチェックしてみてください。

ベッド以外でも立ちバックに挑戦！

立ちバックについて紹介しました。

男性にとっては支配欲を満たせたり、女性にとっては中イキしやすい体位だったりとメリットも豊富な体位です。

女性の体勢はポイントを抑えることで辛くなりにくく立ちバックのセックスを楽しめますよ。

立ちバックは、場所を選ばずにできる体位なので、ぜひベッド以外でのセックスの際に挑戦してみてはいかがでしょうか。