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官能小説【最終話】私だけの、キミでいて。

3年目の記念日で…

★作品について
この作品は、小説サイト「ムーンライトノベルズ」と合同で開催した、「ラブグッズで熱く感じる小説コンテスト」の大賞作品です。

「香苗さんの家で、とか玄関先で、なんてムードないってはわかってたんですけど……、どうしてもここで言いたかった」

三年前の今日、何度目かのデートで。
私を家まで送ってくれた航くんが真っ赤な顔で精一杯告白してくれたのを思い出す。

付き合った記念日すら忘れちゃってたなんて…彼女失格かも。

「本当は、誕生日にプロポーズ、っても考えてたんですけど、勇気出せなくて。でも、最近香苗さんがどんどんキレイになっていくのを見て、やっぱり俺だけの香苗さんにしたい、って思って」

部屋の中で、受け取った花束。それは、ずっしりと重い。
すると、その場にしゃがみ込んだ航くんが、ポケットから何かを取り出した。

「……気に入んなかったら、すみません。でも俺、香苗さんのことが好きです。一生、幸せにします」

跪いた彼の手の中には、指輪のケース。
キラキラと輝く指輪が、涙でにじむ。

「すっごく、キレイ……」

さっきまで不安だった気持ちが、一気に晴れていく。
私、とっくに航くんだけのものなのにね。

「よろしく、お願いします」

そう言って指輪を受け取ったら、航くんはようやく笑ってくれた。

あの日の誤解とキレイになった秘密

「……バラの花束とかは、優里さんにアドバイスもらいました。偶然会って、食事おごらされて、そこで」 「そうたったんだ……」

あの日ふたりで歩いていたのは偶然で、航くんはジュエリーショップに指輪を買いにきたところだったみたい。
「てか、優里さんが言ってたんですけど、「香苗が最近キレイになったのは秘密がある」って。なんですか?」
「……!!」
ゆ、優里……!なんてことを言うんだろう!

「香苗さん、なにか隠し事してる?」
「え……別に」
「他に誰かいるとか」
「そ、それは絶対ない!」

じっ、と私をみる航くんの目は、少しだけ不安に揺れていて。
……恥ずかしいけど、正直に言おうって決めた。

「……これ」 ベッド横の棚から取り出したピンク色の小さな猫。
それを手に取った航くんは、首を傾げた。

思い切って説明すると……

「は、ぁ……。なんだそれ……」
ため息をついた彼が、手で自分の顔を覆った。
や、やっぱり、引かれちゃった……?って、不安になった、そのとき。
ぐいっ、と手を引かれて、航くんにキツく抱きしめられた。

「……わ、航くん?」
「……あー、もう、せっかく……。俺、毎回ガマンしてたのに」
「え?」
戸惑う私をよそに、航くんは続ける。

「俺、香苗さんとのエッチ、いつも気持ちよくて……、その、がっついてるのバレたくなくて、最近は家に行くのもガマンしてた、んですけど」
「!!」

じゃ、じゃあ、私の不安って、全部勘違いだったの?
ちらっと横目で見ると、航くんの耳は真っ赤で。

「か、かわいい……」

思わずそう口にしちゃうと、面白くなかったのか彼は私の耳にかじりついてきた。

「っ、!」
「……そーいう余裕っぽいこと、言わないでくださいよ」
「そ、そこで、しゃべっちゃ……」
「なんで?香苗さん、耳、好きでしょ?」
こういうことをするときの航くんの声は、いつもより少し低い。

「香苗さん、この猫でひとりで気持ちよくなっちゃってたの?」
「……え、えっと」
「使い方、俺にも教えてよ」
楽しそうに笑った航くんは、スーツの上着を脱いで、ネクタイも外した。
……こうなっちゃったら、年上も年下も関係ないのに。

私をベッドに押し倒した彼は、恋猫をまじまじと観察してる。
「すげー…いろんなこと、できるんだな」
「そう、みたい」
「でもボイスモードはちょっと、妬くかも」

今日は素直な彼がとってもかわいい……。

「あ、っ、わたる、くんっ」
「これ、遠隔操作みたいなの…コーフンする」

私の携帯のアプリを使って、恋猫を動かす航くん。
彼の好きな強さやタイミングで、攻められたり焦らされたり……

「っ、んっ、や、ああっ」
「香苗さん…かわいい」
恋猫を私のナカに入れて、航くんの手で胸をいじられて。
「そ、それっ、だめっ」
「いいよ、気持ちよくなって」
「あっ、ああっ、っ……っ!!」
びくんっ、と体が跳ねて、脱力する。……私、今まであんまりナカではイけなかったのに……!

「香苗さん……なんか、感じやすくなってない?」
「そ、そう、なのかな……」
「嬉しいけど、やっぱり」

‘俺ので、気持ちよくなってほしい’

興奮しているような、怒っているような。
そんな表情で私を見つめた後、キスをくれて。

官能小説挿絵:私だけの、キミでいて。にて、男女が愛し合っているシーン

「あっ、や、あああっ、……っ!」
久しぶりに受け入れる、航くん。なんだか、いつもより大きく感じる……?
「はっ……香苗さん、締めすぎ……。キツイ……」
航くんは気持ちよさそうに息を吐いた。
私も、またすぐイッちゃいそうなぐらい気持ちいい。
もしかして、恋猫の膣トレのおかげなのかも…。

「俺、今日は、ヤバイかもしれません。……香苗さん、いい?」

熱を持った彼の瞳に、うなずいて。
そこからはもう、今までにないぐらい、愛されてしまいました。

幸せな瞬間

「香苗さん、恋猫、俺が預かっとく」
「えっ、なんで?」
「だってこれ以上トレーニングされたら俺、ほんとに持たないもん……。それに、これからは一緒に使おう?」

そう言って照れ臭そうに笑った航くんに、抱きついた。
「だからずっと、俺だけの香苗さんでいてください」
「……航くんも、ね?」
見つめ合って、キスをする。幸せだなぁ、って感じた。

少しヤキモチ焼きな可愛い旦那様も、彼と一緒に気持ちよくなれる体も。
手に入れることができたのは、恋猫のおかげかもしれません……!

END

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あらすじ

忘れていた。今日は付き合って3年目の記念日。
そんな特別な日も忘れてしまった私にカレは…

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