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官能小説 甘恋レッスン 8話
謎の液体
完全に脱力してしまって結局自宅に帰れなかった奈央は、土曜日も亮平の家に厄介になっていた。亮平は風呂に入れたり食事をさせたりと、甲斐甲斐しく奈央の世話をしてくれた。それもレッスンの先生としての役割の範疇なのかもしれなかったが、忙しく立ち回っている亮平の姿を見て、まるで旦那さんみたいだと奈央は思っていた。
その夜、亮平が貸してくれた大きめのTシャツに着替えた奈央は、自分の気持ちを亮平に伝えるべきかどうか迷っていた。今朝のような考えが頭に浮かんでしまうこと自体、たんに身体が求めているだけなのかもしれない。その判断が奈央にはできなかったから、亮平自身に聞いてみたかった。
しかし亮平も何か悩んでいるようで、眉根を寄せて深く考え込んでいることが多い。今もまた、ダイニングテーブルに向かい合わせに座る亮平は、腕組みして難しい顔をしていた。
夕食を終えたばかりの食卓で、奈央はそっと亮平をうかがう。
「亮平……?」
「ん?」
亮平は何事もなかったかのように腕を解くと、奈央に向き直った。
「あの――」
奈央は告白するいい機会だと思って言葉を続けようとしたが、ようやく出てきたのは次のような台詞だった。
「今夜も、するの?」
レッスンという単語こそ使わなかったが、亮平にはじゅうぶん伝わったことだろう。素直になりきれずについそんなことを聞いてしまった奈央に、亮平はにっと口角を上げてみせた。
「もちろん。これは甘い恋のレッスンだからな」
「…………」
奈央は押し黙る。喉まで出かかっていた次の言葉を呑み込んだ。
亮平は決して自分が好きなのではない。あくまでレッスンだから、こんな淫らなことでもするのだ。自分が誰か別の男性とちゃんと付き合えるようにするために、亮平は先生として教えてくれているだけなのだ。
気安いのはきっと、幼馴染みだからだろう。
そう思うと急に逃げ出したくなったが、亮平から“甘い恋のレッスン”と聞いた身体は想像だけで高ぶってしまっていた。
亮平は立ち上がると、冷蔵庫から何かを取り出した。そうして手の平におさまるぐらいのボトルを、奈央の方に放ってくる。
「今夜はそれを使う」
「何、これ……?」
奈央は怪訝と謎の物体を見つめた。丸いキャップの付いた白いボトルは半透明で、中にはなみなみと茶色っぽい液体が入っているようだ。冷蔵庫に入っていたせいか、ひんやりと冷たい。
「ラブシロップ。ローションの一種さ」
亮平が柱に身体をもたれて、顎でこちらをしゃくってくる。
「ど、どう違うの……?」
色恋の知識には乏しい奈央だったが、ローションの一般的な使い方ぐらいわかる。しかしエッチの最中のローションの役割を思うと、自然と頬が赤く染まってしまう。
そんな奈央の反応を楽しむかのように、亮平がくくっと喉を鳴らした。
「食べられる」
「……っ!?」
今はそんなものまであるのかと、奈央は驚愕する。だから冷蔵庫に入っていたのかと腑に落ちたが、次の瞬間にはもう奈央の気持ちはどん底にまで沈んでいた。つまりこのボトルは、開封済みということになる。それは亮平が誰かと使った、紛れもない証拠なのではないだろうか。
亮平は奈央の元まで歩いてくると、急に無口になった奈央の手からボトルを取り上げた。テーブルの上にとんっと置かれ、奈央がびくりとすくむ。
「おいで、奈央」
亮平は笑みを浮かべ、奈央の方に紳士的に手を差し出してきた。
無視したいという気持ちに反して、名前を呼ばれた奈央は素直に亮平の手の平の上に己の手を乗せていた。
亮平は奈央の手を引くと、彼女を抱え上げてテーブルの上に座らせる。そしてそのまま、Tシャツと下着だけしかまとっていない奈央の服を脱がせ始めた。
奈央はおとなしく亮平に従っていた。もう亮平の前で裸になることに抵抗がない自分に驚くも、それよりもこれから起こるであろうことに鼓動を速めていた。
レッスンの山場
明るい部屋の下、亮平はラブシロップのボトルを開けて、中身を手の平に出す。とろりと落ちてきた液体を、目の前で揺れている奈央の乳房に塗りつけた。
「んっ――!」
ひやりとした感覚に、奈央がびくんと身体を仰け反らせた。
「冷たいか?」
「う、ん」
亮平の問いにそう答えたものの、肌の上を滑るローションは見た目も感触も思った以上に奈央の興奮を高めた。乳房全体にローションを伸ばしていく亮平の手に、ぞくぞくと身体が震えてしまう。まだ愛撫ではないはずなのに、下肢はじんわりと熱く痺れていた。
「じゃあ、これは?」
「あ……っ」
亮平が硬くとがった先端に口づけたものだから、奈央は思わず甘い声を上げていた。
「や、ぁ……」
ちゅうちゅうと乳首を吸われ、奈央はびくびくと身体を跳ねさせる。その間にも亮平は奈央の肌の上でボトルを倒し続け、次から次へと甘いシロップを垂らしていた。
「ひっ、あ……はっ――!」
亮平は奈央の熟れた乳頭をちろちろと舌先で舐めながら胸を揉み、もう片方の手を使ってローションを太ももや腹部に塗りつけていく。
「やんっ、あ――き、気持ちいいっ」
「だろう?」
亮平の手が下に滑り、奈央の茂みを超えた。
「んんっ」
ぬるりとした指先が、秘部をなぞる。
「ここはローションがいらないかもな」
くくっと亮平は笑い、奈央の花びらを開く。そして慎ましやな花芽めがけて、ローションをたっぷりと落とした。
「ひぁあ!!」
ひんやりとした感触はしかし、すぐに体温に馴染んでとろとろに溶けていく。亮平は屈み込み、ためらうことなく奈央の秘められた場所に顔を寄せた。
「んぁ、ダメ、そんなとこ――汚い、よぉ……!」
「いや、甘いね」
秘列にそって舌を這わせながら、亮平が言う。それから彼は、ローションの刺激で包皮のむかれた肉芽を舌先で転がし始めた。
「ひぅうっ」
奈央は背中を弓なりにそらせ、すさまじい快感を逃がそうとしていた。敏感になった奈央の秘孔からは、とろとろと蜜がこぼれている。それはテーブルをびっしょりと濡らしていた。
亮平は唇と舌を使って、奈央の花弁を刺激し続けた。やがてじゅうっとシロップ混じりの愛液をすする音が聞こえ、奈央は羞恥に身もだえる。
「あんんっ!!」
「もう大丈夫だな」
亮平は愛撫をやめると、唐突にTシャツを脱ぎ始めた。
微弱な電流のようにびりびりとした快感にぼうっとしていた奈央は、はっとして亮平を見つめた。
「亮平? な、なんで脱ぐの……?」
「レッスンの山場だから」
「そ、そう――……っ!?」
亮平の下肢の盛り上がりを見て、すかさず奈央は目をそらす。
いつの間にか立ち上がった亮平は、既にトランクスまで脱いでいたのだ。
「よく見ろ、奈央」
「む、無理です」
命令口調で名前を呼ばれたけれど、これだけは従えない。奈央は懸命に顔を背けていた。しかし次の亮平の言葉に、思わず前を向いてしまう。
「これが男で、今からお前の中に入る」
「えっ!?」
言われてようやく奈央は、まじまじと亮平の雄を見つめた。バイブレーターより一回り大きなそれはつんと天を仰ぎ、硬く長くそそり立っている。竿の部分はびくびくと脈打ち、鈴口は先走りの液でてらてらと光っていた。
「大丈夫。ローションも手伝って、今のお前はどこもぬるぬるだから」
亮平はそうして奈央の腰を両手で引き寄せた。
「そういう問題じゃ――ぁっ……!!」
剛直の先端が蜜口にあてがわれ、奈央は悲鳴に近い嬌声を上げる。
「奈央、力を抜け」
「やぁ……む、無理ぃ……!」
涙目で訴えるも、亮平はぐっと腰を入れて奈央の媚肉を割り始めた。
あらすじ
脱力して自宅に帰れなかった奈央は、翌日も亮平の家にいた。
甲斐甲斐しく自分の世話をしてくれる亮平をみて、自分の気持ちを伝えようか悩んでいると、再び恋のレッスンをする事になってしまう。
亮平は謎の液体を冷蔵から取り出すと、奈央のカラダに…。