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官能小説 バレちゃう!?キスマークの消し方を慌てて調べ…

濡れたところに指が……

「ねえ、もう挿れたい」

「うん」

萌花が答えると春人はコンドームをつけて、指を萌花の脚の付け根に伸ばしてきた。

「んっ……」

指の先端がほんの少し割れ目にかすっただけなのに、ピリっと弱い電流が走ったように感じる。キスをしたり受け入れたりする愛撫で体がずいぶんと敏感になっていたのだと、数種類の刺激を受けてみて、改めてわかった。

「萌花のここ、すごい濡れてる」

表面を軽く撫でているだけなのに、いや、撫でているだけだからなのか、粘りけのある愛液が溢れているのがわかる。

春人の指は花びらを優しく開き、少しずつ中に入り込んできた。

「んんっ……」

「痛い?」

「……大丈夫」

もう一年以上エッチをしていない。心はその気でも、体も応じてくれるか少し不安だったが、その心配はなさそうだった。丁寧に前戯をしたおかげだろう。

春人の指が奥まで入るにつれて、チュッ、クチュッと濡れた音が響いた。

「エッチな音がするね」

「だって……」

指先がじわじわと進んでいく快感に、萌花は喘ぎながら答える。

「……うれしいから」

春人の目の奥に小さな炎が灯った気がした。視線が熱を帯びる。

「そういうこと言われると、燃える」

春人は片手で秘部の愛撫を続けたまま、もう片方の手で萌花の頬を撫で、またキスをした。

「んっ……ちゅっ」

入り込んでくる舌に、今まで以上の強引さがあった。萌花を自分のものにしようとしている。そんな征服欲を受け止め、舌を絡め返すことに萌花は喜びを覚えた。

「挿れるからね」

春人は萌花の秘部に彼自身をあてがい、少しずつ押し開いていった。亀頭のつるりとした感覚が襞を分け入っていく。独特の重みと質感に、子宮がうずいた気がした。

つながったままキスをして

「あっ……んん」

たまらず萌花は春人にしがみつく。春人とやっとひとつになれたうれしさが、ほんのわずかに切なさも混じる気持ちよさになって、結びついた部分から体じゅうに広がっていく。「いとおしい」という感情を、萌花は全身で深く感じていた。

「萌花、締めつけすぎ。そんなキツくされたら、気持ちよすぎてすぐイっちゃいそう」

薄目で見上げる春人の眉間に、わずかに皺が寄っている。そんな皺でさえ、愛しくてたまらない。

締めつけているというはっきりした自覚はないが、春人を迎え入れている部分は萌花自身の意志とはべつに春人を強く抱きしめているような気がした。これが締めているということなのだろうか。

「キス……して」

萌花はうわごとのように言った。春人への愛情が溢れて止まらず、どうしたらいいかわからない。キスで分かち合ってほしかった。

二人は重なり合ったままキスをした。春人は萌花の奥深くにまで舌を挿し込み、溢れて止まらない愛情を掬い上げるかのように動かした。

下半身の動きもだんだん大きくなっていく。亀頭が最奥を突き、引き抜くときにはカリが襞を軽くひっくり返すことが繰り返されるうちに、しびれにも似た快感が増幅していく。

「あ……あっ。萌花、俺、もうイキそう」

「私もっ……」

頭の中に白い光がいくつも生まれ、どんどん増えていく。今までエッチでイッたことなんてなかったのに、これがイクということなのだとわかった。

「萌花、好きだよ。ずっと好きだった」

「私も……春人が好きっ」

二人は深いキスを交わしたまま、絶頂に達した。

官能小説挿絵:体中にキスマークを付けて絶頂に達した男女のイメージ画像

体じゅうにキスマーク

目が覚めたときには、カーテンの隙間から朝日が差していた。部屋の中はすでにぼんやりと明るい。

枕元の時計を見て一瞬焦る。八時を回っていた。

(遅刻……!)

が、体を半分起こしかけたところで、今日は休みだと気づいた。

それに、ここは自宅ではない。隣には春人が眠っている。

昨夜のことがよみがえってきて、萌花は今さら恥ずかしくなった。

(私、やっと結ばれたんだ。春人と……)

恥ずかしいけれど、それ以上にうれしかった。

「……萌花、起きたの?」

春人が薄目を開けた。

「あ、ごめん。起こしちゃった?」

「んー、大丈夫。でも、もうちょっと寝よ」

春人は萌花の手首をそっと掴み、布団の中に戻そうとした。

そのとき、萌花は自分の体に起こっていた変化に気づいた。思わず「あっ」と声をあげてしまう。

「どうしたの?」

「ごめん、大きな声を出して」

「いいんだけど、何……?」

眠そうに頭を掻く春人に、萌花は自分の脇腹を指さしてみせた。

「ここ、見て。あ、ここも……」

二の腕の裏側も指す。

そこは昨日、春人にキスをされたところだった。紅梅の花びらに似た色のキスマークが残っている。

「ずいぶん残ったなあ。萌花、肌が白いから」

すっかり目が覚めたらしい春人が、まじまじと見つめてきた。心なしかうれしそうだ。

萌花も確かにうれしかったが、明日からの仕事のことを考えると無邪気に喜んでばかりいられなかった。脇腹などの服で隠れるところはいいとして、首筋にまで残っていたのはさすがにまずい。

お風呂でもいっぱいキス

(キスマーク、消えるのかな…)


春人のほうは、ごくうっすらと残っているだけだった。萌花の吸いつく力があまり強くなかったことも、萌花に比べれば色黒なせいもあるのだろう。

「な、何とかしなきゃ……」

二人はベッドの中でスマホを手にして、「キスマークの消し方」を検索した。

「へえ。レモンを乗せるとか、軟膏を塗るとか、いいみたいだよ」

春人は感心しながら画面をスクロールしていた。

「キスマークの消し方」はいろいろあったが、お風呂やシャワーで血行をよくするのがいちばん評判がよかった。

「じゃ、せっかくだから一緒にお風呂に入ろうか」



春人はバスタブにお湯を張ってくれた。二人は縦に並んで小型ボートに乗るような姿勢で、一緒に湯舟に浸かった。春人の家は一人暮らし向けの1LDKでバスタブも大きくはないが、そのぶん密着できるのがいい。

「なんかさ、寂しい気がするなー」

春人が後ろから萌花の肩を撫でながら、耳元で囁く。

「何が?」

「萌花が俺のものだって印、残したい」

言っているそばから、春人はまた首筋に吸いついて、キスマークをつけてくる。お尻に当たる春人自身が大きく、硬くなっていくのがわかった。

「あっ、もう……」

軽く抵抗したが、それがかえって春人の心に火をつけてしまったようだった。硬くなったものをぐいぐいと押しつけてくる。

「見えるところを消すぶん、ほかの見えないところにまたキスマークつけていい?」

いやだ、と言っても収まらなさそうだ。もっとも、萌花としても全然いやではない。

「うん、もっとつけて……」

春人は萌花の頬を包み、自分のほうに向けさせてキスをした。もう何度目になるかわからないディープキスだが、場所が変わると新鮮な気持ちになる。

キスマークは「愛の印」

「せっかくだから、萌花には見えないところにしようかな。俺だけが知っているところ」

促されて、萌花はお湯の中で膝立ちになった。肩甲骨の間あたりに春人がキスをする。こんなところにキスマークが残るのかわからないが、それがわかるのは春人だけだということに何ともいえない満足感があった。次は自分も、自分にしかわからない印を春人の体につけたい。

「あん……っ」

背中が性感帯だとは思っていなかったが、吸われていると快感が滲みだしてきた。性感帯というのは、こんなふうにして生まれるものなのかもしれない。

「そんなかわいい声出されたらたまらないよ。萌花、ただでさえきれいなお尻してるからムラムラしてたのに」

壁に手を突いてと言われて、言われた通りにする。後ろから覆いかぶさるように抱きしめてきた春人は、片手で萌花の乳房を揉み、もう片方の手でそっと割れ目をなぞった。

「ああん」

腰がひくんと跳ね上がる。

「ねえ、ここでしようよ。今度は後ろから」

耳たぶを甘く噛まれながら囁かれて、萌花はいやとは言えなかった。


キスマークは完全には消えなかった。結局、首筋の目立つところはスカーフで隠すことにした。

「俺と一緒にいるときは隠さないでよ」

春人はその部分を撫でながら言った。

「別にバレたっていいじゃん。俺たち、付き合ってるんだし」

「そう……だね」

萌花は春人の指先に自分の指を重ねる。ちょっと恥ずかしいけれど、悪くない。

キスマークに触れながら、二人は軽いキスを交わした。

⇒【NEXT】もっとキスしたい…キス動画でいつもより激しくて気持ちいいキス (上手なキスを教えて?〜幼馴染のエッチなレッスン〜 5話)

あらすじ

キスや愛撫で敏感になったカラダ。久しぶりのエッチに不安もあった。
だけど、春斗のおかげでその心配もなく…。

「萌花のここ、すごい濡れてる」
春人にモノが擦るたび、愛液が溢れ…。

体中につけられたキスマークを見て、
流石に服から見えるところはまずいと、『キスマークの消し方』を調べてみると…。

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