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官能小説 彼も興奮!?キスしたくなる唇で、彼を酔わせて…

キスしたくなる唇

キス動画を春人に見られて、むさぼり合うようなキスをしながらエッチをした夜から一ヶ月が経った。

あのことをきっかけに、萌花は春人と一緒にあの動画を見るようになった。気になるキスがあると試してみて、興奮してそのままエッチを始めることもあった。

動画を見ることを気恥ずかしいと感じる思いはまだあるが、そのことも後に続くエッチを刺激的にしてくれた。

飲み物の中の氷を渡し合う「アイスキス」、鼻と鼻をこすりつけ合う「スメルキス」、お互いの舌をリズミカルに交互に入れたり出したりする「インサートキス」……。どのキスもそれぞれに楽しくて、ドキドキして、そして新たな性感を引き出してくれた。

でも――最近何か物足りないような気もしている。

キス自体は楽しいし、充実している。その後に続くエッチにも不満はない。けれど、何か根本的な、大切なことを忘れているような……。

そんなことをぼんやり考えていると、キス動画に新しいストーリーがアップされていた。

キス専用美容液「ヌレヌレ 」を塗ってプルプルの唇をつくるという内容だ。ヌレヌレは美容液成分がたっぷり含まれているが、グロスとして普段使いすることもできる。

雷が落ちてきたような……といったら大げさかもしれないが、はっと目が覚めた気がした。

――キスの基本は、キスしたくなる唇をつくることから。

官能小説挿絵:キスしたくなる唇を作るイメージ画像

刺激的で濃厚なキスをするのもいいが、それを「したくてたまらない」と思わせる唇こそが、何にも増して相手を興奮させるのではないか。

動画に出てくる女性の唇はつやつやでぷるぷるとしていて、いかにも柔らかそうだ。萌花でさえ、「触ったらどんな感じなんだろう」「キスしてみたい」などと思ってしまう。

これを春人が見たら……

萌花はさっそく、その商品の中から「ヌレヌレ・マスカットキッス」という、マスカットの香りのするものを購入した。

落ち着かない彼

商品が届いた日の夜には、春人と外食の予定があった。週末の夜だったので、いつも通りどちらかの家――今日は萌花の家だった――に春人が泊まりに来る予定自体は変わらなかったが、最近ゆっくり外食をすることがなかったから、少し豪華なレストランで食事でもどうかと誘われたのだ。春人の仕事が繁忙期を終えたので、「自分へのご褒美」も兼ねたいということだった。

春人が予約を入れてくれたのは、高層ビル最上階にある夜景がきれいなダイニングバーだった。

待ち合わせ場所で会った瞬間、春人ははっとした様子になり、すぐに照れくさそうに目を逸らした。

春人はそれからもずっと妙にそわそわしていた。店に入ってワインを注文し、前菜やパスタを食べ始めてもどこか落ち着かなかった。萌花を見ては目を逸らすことを何度か繰り返した。

「どうしたの」

「何でもない」

平静を装っているようだが、萌花にはすぐにわかった。萌花の唇が気になっているのだ。萌花はグロスが落ちないよう、パスタも気をつけて食べていた。パスタを巻きつけたフォークを萌花が口に運ぶと、春人はその口元に見惚れるような視線を送る。萌花のほうも意識していなければ気づかなかっただろう。

夜の公園で……

二人は食事を終えて電車に乗り、家の最寄りの駅で降りた。家に着くまでには大きな公園があって、そこを横切ると少しだけ近道になるから、公園の中の灯のある明るいところを選んで歩く……というのが、いつもの帰り道のルートだった。

二人は公園に入った。だが、春人にとっては今日はいつもの夜とは違ったらしい。

灯が途切れ、闇がわずかにわだかまっている暗がりまで来ると、ふいに腕を引かれた。

「どうしたの?」

春人は何も答えず、唇を重ね合わせてきた。舌を入れて、浅いところでくすぐるように動かす。ディープキスというには少々足りないぐらい。でも場所を考えれば、このぐらいのキスのほうが周りに気づかれなさそうで安心する。安心するが、興奮はする。

舌先だけを触れ合わせたり、引っ込めたりというのは、いけないことをこっそりやっているみたいだ。本当はもっと激しくキスしたいのにできないのがもどかしい。だが、そんな気持ちがかえって体の中から快感を引き出していく。

春人が萌花の肩をさらに強く引き寄せる。その手の力から、男の強い欲望を感じた。このままだともっと暗いところに連れ込まれて、さらに激しいことをされてしまうのではないかと一瞬不安が沸き上がり、とっさに「ダメ」と拒む。

春人だったらそんなことはしないとわかっているけれど、獣のような力に「本能」を感じた。

「ごめん」

春人がはっとした表情で謝る。

「ううん」と萌花は首を横に振った。

「私も……早く春人が欲しい」

背伸びして春人の頬に触れ、耳元で囁く。春人がゴクリと唾を飲んだのがわかった。

公園を抜ければ家はもうすぐそこだ。途中のコンビニに寄ったりもせず、二人はまっすぐに家を目指した。

我慢できず、玄関でキス

玄関を開けるなり、春人は萌花を背後の壁に優しく押しつけた。優しいが、腕で両側を塞いでいるので逃げられない。もっとも萌花にも逃げる気などなかったけれど。

春人の唇が近づいてきて、長いキスが始まった。いつも以上に熱を持ち、唾液の絡まった舌が入り込んできて、萌花の舌を舐めまわす。萌花もそれに応えて舌を動かしたり、春人の舌を吸い込んだりした。

「ちゅ……っはあ、んんっ」

「ふう……むっ」

二人の苦しげな、しかし幸せな吐息が重なる。

春人はキスをしたまましばらく萌花の腰からお尻にかけてのラインを撫でていたが、やがて萌花のジャケットのボタンをはずし、さらにはブラウスのボタンもはずしていった。

ブラが剥き出しになる。春人はブラのカップを下にずらして、乳房を両方とも剥き出しにした。

「あっ」

乳首の上のほうにキスをして、吸いつく。またキスマークをつけようとしている。

そうしている間にも、乳首がむくむくと大きくなっていった。早くそこにもキスをしてほしいと訴えている。

「かわいい」

と言って、春人はその先端を口に含んだ。舌でゆっくりこね回したり、吸ったりする。片手ではもうひとつの乳首を摘まんで、くりくりと愛撫した。

「あああんっ」

玄関先だというのに萌花はたまらず声をあげてしまい、慌てて口を押さえる。

「お風呂、行く?」

尋ねられて、黙ってうなずいた。

「唇が色っぽくて」

二人は服をもどかしく脱がせ合い、並んでシャワーの下に立った。ボディソープを泡立たせ、キスをしながらお互いの体を洗う。春人の指先が乳首やクリトリスなど敏感なところに触れると、「ひゃんっ」と萌花は声をあげた。

「キスの味が変わるんだ。萌花が感じてくると」

「そうなの?」

「うん、濃厚で甘くなる。まるで男を酔わせる媚薬になるみたいだよ」

自覚はないが、それで春人が酔ってくれるのならうれしい。

ベッドに移動すると、もう一度ヌレヌレを塗った。

「その唇、やばい」

春人が顔を覗きこんでくる。

「今日会ったときからずっと落ち着かなかった。萌花の唇が色っぽくて……早くキスしたくてたまらなかった」

ヌレヌレでしっかりと「キスしたくなる唇」になっていたみたいだ。

「私も……」

春人の視線で体がムズムズして、早くキスして、その先にも進みたいと思っていた。

最初のキスは、唇に降ってきた。唇を軽く当てて、軽くスライドさせ合うスライドキスだ。

「んんっ、ちゅっ……」

「はあ、……萌花」

その後は、シャワーでしたようなディープキスを再開した。さっきは性急にしてしまったが、今度はじっくりひとつひとつの動きを堪能する。あまり急ぐと、すぐに挿入して、イキたくなってしまう。

唇のキスがいったん終わり、体じゅうにキスの雨が降ってきた。首筋、胸元、お腹、脇腹、太腿……春人は萌花の体に丁寧にキスマークをつけていく。ひととおり終わると、萌花が春人に同じことをした。

キスマークをつけ合ったことが愛撫になって、二人の体はあとはもうつながるのを待つだけになっている。萌花の秘部からは愛液が垂れて、お尻まで濡らしていた。

「萌花、愛してるよ」

「私も……春人のこと、愛してる」

二人はゆっくりとひとつになっていった。


END

あらすじ

あることをきっかけにキス動画を春人とみるようになった。

動画をみながらいろんなキスを試したり、刺激とはなったけれども、
最近何か物足りない…と萌花はそう思うようになってきた。

そんな時、新しいキス動画ストーリーがアップされていて、
そこには「キスしたくなる唇」についての内容だった。

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