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官能小説 秘密の氷が溶ける音 7話

コンプレックスの核

男性にクンニされて感じる女性

「こっちも、舐めていい?」
意志のこもった声と、太ももの間に忍ばせる手に、私は自然と、ほんの少し頷いていた。

マシュマロをつぶさないような柔らかさで、洋平は私の脚の間に入り、私の手を握ると、花びらに口づけた。


「あぁ」
まるで全身が彼の舌に包み込まれているような錯覚に、全身がじんわりと熱を帯びる。

そっと優しく花びらを包み込んでいた唇が、チュルチュルと音を立てる。
洋平の舌は花びらをかき分け、めしべを濡らした。

グッと、彼の手を握る手に力が入った。
「平気?」
即座に口を離して目を合わせる彼に、「して」と返している自分に驚いた。


「よかった」
そう静かに言って、もう一度私のめしべに顔を埋める洋平。

「はぁぁ…」
自分の指で触れるのとは、まるで違う温かみときもちよさに、思わず声が漏れる。
「すごく美味しいよ、夕子さん」
彼の声も、吐息混じりになり、口から漏れる音も、ジュルジュルと、より湿り気を増していた。

彼の舌は、花びらの内側をなぞり、クリトリスから、私のコンプレックスの核の核にも及んでいく。私の心に氷を張り、その氷を厚くし続けてきた核に、私は、やはりまだ緊張していた。 けれど、洋平の舌は、まるで帰って来たかのように、そこに馴染んだ。


「んん…ぁぁ」
ひとつ声がもれると、熱い息が、次々と口をついて出る。
同時に、私のコンプレックスの核で溶けていく氷は、蜜に姿を変えていった。

「はぁ…洋平…くん…ぁぁ」
吐息の隙間から出てくるのは、彼の名前ばかりで、そのたびに、彼は私の名前を呼び返し、手をギュッと握ってくれた。


舞い戻る緊張

ベッドで見つめ合う男女

「つらくなったら、言ってね」
仰向けの私の上に四つん這いになって、洋平は、彼自身の先端で蜜の泉の入り口を撫でた。

「うん…」
やはり、緊張が舞い戻ってきた。

初めて男性を受け入れることが、不安なのか。
学生時代の恋人の舌打ちが脳裏にこびりついているのか。
洋平を失望させてしまうことを心配しているのか。
…私の中で、緊張の理由が、入れ代わり立ち代わり顔を出している。


洋平は、少しずつ、泉の入り口に体重をかける。

彼の目をまっすぐに見ながら、意識的に体の力を抜こうとするけれど、呼吸さえもおぼつかない。


「イタッ…」
ミシリと引き裂かれるような感覚に、思わず言葉が出た。

「ご…ごめん」
そう言っていたのは、私だった。
「謝らないで」
洋平は、彼自身の代わりに指で泉の入り口を愛撫しながら、たっぷりとキスをしてくれた。


彼の指が、少し、泉の中に忍んでくる。
「大丈夫?」
舌を絡ませながら訊く洋平に「うん…きもちい」と答えた言葉は、本音だった。


幸せの温度

裸で抱き合う男女

ゆっくりと指で私の泉をほぐし、洋平は改めて私の上に四つん這いになる。
そして、本当に少しずつ、私の中に入ってきた。

視線をしっかりと結びながら、彼の肩にしがみつくようにつかまる。
彼自身の圧迫が、体のすべてを支配するような、とても不思議な感覚は、半分は痛みだったと思う。けれど、もう半分は、喜びだった。


「ぁはぁぁ…」
彼が、一瞬目を閉じて、息を漏らす。
「全部、入った、夕子さん」
目を開けた彼は、すごく大人っぽいようでもあり、時折見せる年下の無邪気さもある。

「あぁぁ…」
安心のような、嬉しさのような、何かが終わったような、そして何かが始まったような そのないまぜが、熱い息になって、私の口からも流れた。


「幸せ」
洋平は、そう言うと、慎重に胸を合わせて、再び口づけた。
荒くとも言えるかもしれない彼の舌の動きに、私の舌も同じ激しさで絡まっていく。

「すごくあったかい、夕子さんの中。きもちい…」
唾液を吸いながらそう言うと、彼は徐々に腰を動かし始めた。


「はぁぁ…あぁぁ…」
熱を増す私の息に、彼はもう、大丈夫かと言葉で確かめることはなかった。

「嬉しい…夕子さんと、ひとつ…に…なれて」
「私も…」
彼に合わせて、私も、腰が少し揺れる。
ふたりの波が重なっていくようで、ただ、嬉しかった。

「ありがとう」
快感の息の間から出た言葉に、彼は「俺も、ありがとう」と汗を落としながら答える。


すべてが終わると、私は、頭がうまく働かず、ベッドの上でぼんやりと横たわっていた。
その私を、洋平はさらに優しく私を抱き寄せて、また、一晩中腕枕で寝てくれた。


あらすじ

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みんなの感想

  • 自分の状況と似ていて切ない気持になりました…頑張って踏み出してみようかな…


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