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官能小説 恋のチカラ 6話 (元彼との復縁)
互いを求め合う体
それからはもう止まらなかった。
食事の支度もしたかったが、それよりも早く賢作と体を重ね合わせたかった。
バスルームでお互いの体を洗っているときから、体が以前よりも敏感になっていることを感じた。
夜、眠る前にローターを優しくあてているところは特にそうだった。
「すごく…感じやすくなったな…」
首筋に舌を這わせながら、賢作が囁く。
たまらなくなって、腰を賢作に押しつけた。
「積極的になったし…」
確かに、以前は賢作が気持ちよくしてくれるのが当たり前だと思っていた。
そのくせ与えてくれる快楽を、みずから進んで味わおうともしなかった。
過去と向き合う
セックスだけではない。
何もかも人まかせで、甘ったれで、自分しか見ていなかった。
それでいて何も起こらないと、「寂しい」「愛されていない」と拗ねた。
本当に好きなら、自分で考えて、動かなければいけない場面はたくさんあったのに。
和葉は賢作の上に乗って腰を沈めた。
硬いものを受け入れて、中が嬉しそうに締まったのがわかった。
「和葉…今のお前…すっごいかわいい。いや、きれいになった、って言ったほうがいいかな」
賢作が下から突き上げてくる。
その動きに合わせて、腰を動かした。
元彼との復縁
「いちばん気持ちいいところ」に、賢作のものを押しつける。
「あ…んっ!」
そこが感じるとわかったのも、自分の体をもっと知ろうと努力したからだ。
「ちょ…そんなところにあてたら、俺…っ!」
敏感な部分をこすられて、賢作が切なそうに眉をしかめた。
「今度は俺の番だ」
賢作は上体を起こして、今度は逆に和葉を組み伏せた。
激しく、しかし優しく突き入れられながら、和葉を強く抱きしめる。
「和葉…!」
「賢ちゃん…私、やっぱり賢ちゃんのことが…大好き」
自分磨きをしてよかった。
変わってよかった。
和葉と賢作は再び結ばれたのだった。
<恋のチカラ 〜おわり〜>