【医師監修】妊婦のオナニーはOK？漫画で妊娠中のオナニー・セックスの疑問を解決！

※こちらの漫画は医師監修をしているものではなく、記事本文の解説部分に監修をいただいております。

妊娠中はちょっとした体の変化にも敏感になり、妊娠前には普通にしていたセックスやオナニーもしていいのか悩みますよね。

実は妊娠中はホルモンバランスの変化に伴い、人によっては妊娠中の方が、性欲が高まる場合も。
注意点を守れば、妊娠中もオナニーやセックスを行っても大丈夫です。

妊婦さんのなかでも、特に不安なのはまだ妊娠がわかる前の妊娠超初期から、4か月までの妊娠初期という安定しない時期のセックスではないでしょうか。

お腹の張りなど気になる症状が無ければ、オーガズムに達しても、基本的に流産するケースはほとんどないといわれているので無理をしなければ基本的には行って大丈夫です。

あまり激しいオナニーやセックスは控え、ソフトな刺激を楽しむようにしましょう。
身体に負担を感じたら無理せずにすぐに休むことも忘れずに。

ただし、以下の様子が見られる場合にはオナニー、セックスはしないようにしましょう。
まずはじめにチェックしてください。

セックスによる体の負担が心配な方は、自分のペースでできるオナニーがおすすめ。
体調に変化がなければ、オナニーでオーガズムを迎えても問題はありません。

ただし、ラブグッズの挿入や激しい動きは控えるようにしましょう。
子宮を過度に刺激したり、傷つけてしまったりする可能性があり、流産や早産のリスクにつながることも。

妊娠中のオナニーでは指か、挿入のないローターなどのラブグッズで楽しむようにしましょう。

女性の性器周りの性感帯は、主にクリトリス、Gスポット、ポルチオの3か所。
しかしポルチオは膣の一番奥にあり、子宮口のあたりなので、妊娠中のオナニーでの刺激は控えた方が無難です。
どうしてもクリトリスだけでなく中も感じたい方は、Gスポットで快感を楽しむようにしましょう。

その他の性感帯として、バストや乳首もありますが、乳首の愛撫は刺激の強さを注意しましょう。
乳首を強く刺激すると、オキシトシンというホルモンがでて、子宮を収縮させてお産を促し、早産につながる可能性があるからです。

漫画のようにローターで優しくソフトに乳首を刺激したり、撫でてみたりするのは問題ないので、バストや乳首の愛撫は刺激の強さに注意して行いましょう。

また、オナニーをする前に気を付けることとして、手指を清潔にすること。
膣に雑菌が侵入すると炎症などを起こし病気につながる可能性もあります。すみずみまで洗い、中を傷つけないよう爪も整えておくようにしてください。

準備ができたら、さっそく愛撫をしてみましょう。

妊娠中のオナニーのやり方

STEP1:手指を清潔にし、クリトリスの刺激からスタート

まずは手指を清潔にし、指でやさしくクリトリスを刺激します。

STEP2:濡れてきたらGスポットを刺激

濡れてきたら中に指を入れてGスポットを刺激します。Gスポットの位置は、指を第二関節くらい入れ、お腹側の膣壁の少しザラッとしている部分。
そっとさすったり、やさしく円を描くようにこすったりしてみましょう。

ずっと刺激をし続けると尿意を感じることがありますが、尿意がアップするほどの強い刺激はせず、ソフトタッチを心掛けること。
ついセックスの感覚で激しくしてしまいそうですが、やさしい刺激による快感をじわじわと堪能すると、また新しい感覚を楽しめます。

中に挿入しなければ、ラブグッズを使用してもOKです。
クリトリスにローターを当ててみたり、ほかの感じやすい場所にあてて興奮を高めてみたりと、じっくり快感をかみしめるように刺激をしてみましょう。

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※こちらは医師が推奨しているものではなく、LCスタイルとしてご紹介している商品です。

セックスもオナニーと同様、妊娠初期から後期まで可能。
あまり激しいピストンや体勢がつらい体位を避ければ、いつも通りにセックスを楽しめます。

体調と相談しながらのソフトセックス

妊娠中は体調が第一。お腹の張りや気分がすぐれないときは迷わずセックスをストップしましょう。
体調に問題がなくても、妊娠中のセックスは優しくゆっくりおこなって、母体と赤ちゃんへの負担がかからないように意識することが重要です。

くれぐれも、お腹に強く体重がかかる体勢になったり、激しいピストンなどをしたりしないように2人で気を付けながらおこなってください。

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コンドームを装着する

赤ちゃんを感染症から守るために、コンドームの装着は必ずしましょう。

精液には「プロスタグランジン」という子宮を収縮させる成分が含まれているので、切迫早産を引き起こす可能性などさまざまなリスクがあり、妊娠中のセックスではコンドームの装着が必須です。

感染症が母体から赤ちゃんにうつる可能性もあるため、必ずコンドームを着用しましょう。

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オーラルセックスは体調をみながら

妊娠初期はオーラルセックスも注意が必要です。つわりがある時期にフェラなどで喉の奥を刺激すると、反射的に強い吐き気が出ることがあります。

体調に不安があるときは、できるだけしないことをおすすめします。
パートナーには「気持ち悪い！」と拒否をせず、体調について説明をし、体調が回復したら再開できることを伝えるとよいでしょう。

女性が楽な体勢の体位を選ぶ

妊娠中のセックスで大事なのが体位。体位は背面側位、対面側位などがおすすめです。
正常位はスタンダードですが、お腹が大きくなってくると正常位の体勢がつらくなってきます。

妊娠中のセックスではお腹への負担ができるだけかからず、且つ膣の奥を刺激しにくい体位がベストです。

おすすめはお互いが横になったまま挿入する側位。
横になっているので体勢が楽ですし、早いピストンがしにくく奥までの挿入が難しいため、子宮への負担も大きくかかりません。 対面・背面で試してみましょう。

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妊娠中のオナニーやセックスをすると、どんないいことがあるのでしょうか。

妊娠中のオナニーやセックスは罪悪感を持ちやすいですが、悪いことでは決してありません。妊娠前と同じく妊婦にも性欲はあります。

我慢してストレスをためることも体や赤ちゃんによくないので、「気持ちよくなりたい」「すっきりしたい」と思ったときは、体調と相談しながらであれば、オナニーをしても大丈夫。
上手にストレス発散や欲求を満たしながら、刺激は少なくして、自分の体の変化を楽しんでみてくださいね。また、出血や下腹部痛があるときは控えましょう。

※漫画や商品の紹介を除く監修です。商品に関しては医師が推奨しているわけではありません。