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デザートの時間
あらすじ
私がパティシエである2つ年上の陽介と付き合い始めたのは3年前の春だった。
お菓子を作るのも食べるのも好きな私は大学に入ってすぐにオシャレなカフェでアルバイトを始めた。
そのカフェでとても繊細な美味しいという言葉では言い表せないほどのお菓子を作っていたのが陽介だった。
陽介のつくるお菓子はどれも絶品な上に可愛くて繊細で…！
感動した私は、お菓子を作っている陽介の様子に何度も見とれてしまっているうちに、陽介も私を気にかけてくれるようになり、自然と付き合うようになった。
ただ問題は、陽介が作る「甘いモノ」はお菓子だけじゃなかったということ…
「舞…今日もうんと美味しいお菓子にしてあげる」
「んん…はぁっ…」
恥ずかしくて目を合わせられない私の前に陽介が取り出したのは…