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会陰マッサージは効果あるの?メリットや自分で出来る正しいやり方について解説!
会陰マッサージで産後が楽になる!? その効果やメリット、やり方について













会陰マッサージとは?
会陰(えいん)とは女性の肛門と膣の間の皮膚の薄い部分のこと。
出産の際に、赤ちゃんの頭が通りやすいよう大きく伸びますが、耐えきれずに裂けてしまうことがあります。
会陰マッサージは、そのような会陰裂傷を防ぐために妊娠中に会陰の柔軟性を高めるマッサージを指します。
会陰マッサージの効果やメリットとは?
会陰マッサージの詳しい効果やメリットとはどんなことが考えられるでしょうか。
会陰マッサージの効果
会陰は出産時に赤ちゃんの頭が通れるよう伸びるようになっていますが、赤ちゃんの頭囲は直径約10センチものサイズ。
出産前に会陰の組織をマッサージしてほぐし、柔らかくしておくことで、負荷に耐え切れずに裂けることなく、赤ちゃんの頭が出やすくなるのです。
会陰マッサージのメリット
会陰マッサージをすることで以下のメリットが考えられます。
- 会陰裂傷のリスクが下がる
出産時に赤ちゃんの頭が出てくるときの負荷に耐えられず、会陰が裂けてしまうことを「会陰裂傷」といいます。
会陰の組織が硬いと会陰裂傷になりやすいため、妊娠時にマッサージで柔らかくしておくことが大切です。
- 会陰切開しなくてもよくなる
会陰裂傷を予防するため、麻酔をかけてあえて会陰を切ることを「会陰切開」と呼びます。
ハサミで綺麗に切って縫合処置をするため、裂傷よりも傷の治りが早いです。
しかし、いずれにしても痛みや不快感は避けられないため、できればしない方が産後を楽に過ごせます。会陰マッサージをしておくと、このようなリスクを避けることができます。
- 赤ちゃんへの負担が減る
- 会陰の組織が硬いと伸びにくくなるため、赤ちゃんが出てくるときに負担がかかります。
しかしマッサージをしておけば、会陰が伸びやすくなることで、よりスムーズに赤ちゃんが通れるのです。
- 母体への負担が減る
赤ちゃんへの負担が減れば、母体への負担も減ります。
会陰を裂傷したり、切開したりすることで母体に痛みが生じますし、出産自体に負荷がかかることが考えられます。事前に会陰マッサージをして出産に備えておけば、ママも楽になれるのです。
会陰マッサージの事前準備!必要な物や注意点は?
実際に会陰マッサージを行う前に、準備するものや注意点を漫画でチェックしていきましょう。





会陰マッサージに適したオイルとは?
会陰マッサージに限らず、妊婦さんは肌への刺激に敏感になりやすいため、オイルマッサージには植物性のピュアオイルがおすすめです。
特にカレンデュラオイルがよく用いられます。
カレンデュラオイルとは、オリーブオイルやホホバオイルなどの植物油の中に、乾燥させたカレンデュラの花びらを漬けて油溶性成分を抽出したもの。
皮膚への刺激が少ないため、会陰マッサージだけでなく、肌への保湿、乳頭マッサージ、痔のケアなどにも使用できます。
カレンデュラオイルだけでなく、ホホバオイルやオリーブオイル、馬油などもOK。
香りやテクスチャーなど、自分に合ったオイルを見つけて、会陰マッサージをしてみましょう。
アレルギーがある人もない人も、妊娠中は体が敏感になっています。
必ず使用の前にパッチテストを行い、オイルが体に合うか確認してください。
パッチテストのやり方は、腕の内側に10円玉ほどのオイルをつけ、数分おきます。
赤みやかゆみなどが出なければ、そのオイルを使用しても大丈夫です。
会陰マッサージでのポイントや注意点
会陰マッサージをするにあたり、気を付けることもチェックしておきましょう。
会陰マッサージは臨月近くになってから
会陰マッサージは妊娠後期に行いますが、34週ほどで始めるとよいといわれています。
ただし、34〜36週は早産の可能性がある時期にもなるので、体の状況を見て行いましょう。
37週の生産期を迎えてからでも遅くはありませんので、34〜37週辺りで医師に相談しながら行うと安心です。
手や性器まわりを清潔に
会陰マッサージを行う前はしっかり手を洗い、清潔にしておきましょう。また性器も清潔な状態で行うようにしてください。
手については、膣を傷つけてしまうため、爪の長さも気を付けましょう。
膣内に傷ができて雑菌が入ってしまうと、炎症を起こす可能性があります。
膣は赤ちゃんが通る大切な道ですので、清潔を心掛けましょう。
会陰マッサージはお風呂上りに
最も清潔な状態のお風呂上りは会陰マッサージのタイミングとしてベスト。
さらに、体が温まっていることで会陰の組織をほぐしやすく、マッサージ効果が高まります。
お風呂上りの保湿時に、体へオイルを塗るタイミングで会陰マッサージをすると、より効率よくできそうです。
会陰マッサージは週2〜3回、1回に15分程度
基本的に会陰マッサージを効果的に行う頻度は週に2〜3回と言われていますが、特に決まりはありません。
体調と相談しながら、無理のない範囲で行うようにしましょう。
一回の時間は10〜15分程度。長時間下着を付けない状態でいると体が冷えてしまうので、あまり長くマッサージをする必要はありません。
神経質にならず、自分のペースで行うようにしてください。
お腹が張る、体調に不安のある時はやめる
基本的には会陰マッサージによる膣への刺激により早産を促進するといったことはないと言われていますが、お腹が張っていたり、体調が悪かったりするときは控えるようにしましょう。
またエコーなどで状態を確認し、医師より安静の指示がある場合も会陰マッサージをしないようにしてください。
会陰マッサージで会陰切開を完全に回避できるわけではない
一生懸命に会陰マッサージをしても、赤ちゃんが大きいなど、状況によって会陰切開をすることになる場合もあります。
絶対に避けることができるわけではない、ということを理解しておきましょう。
ただ、マッサージをしておくと産後の痛みが軽減されることもあるので、会陰マッサージが無駄になることはないでしょう。
会陰マッサージのやり方
それでは実際の会陰マッサージのやり方についても見ていきましょう。










- 1. しっかり手を洗う
デリケートな部分に触れるため、会陰マッサージの前はしっかり手を洗って清潔な状態にしておきましょう。
雑菌などが膣に入ると感染症のリスクが高まります。大事な母体なので、衛生面に気を付けて行いましょう。
- 2. 親指を膣に挿入する
親指にオイルをつけて、膣の中へ約3〜5センチ(第二関節まで)挿入します。
肛門側に親指の腹が向く方向に挿入しましょう。
- 3. 肛門方向に圧をかける
膣に挿入した親指を、肛門の方向へグッと少しずつ押して、圧をかけます。
指圧をするように、ゆっくり動かしましょう。
- 4. 半円を描くように動かする
下の方向に半円を描くように、圧をかけながら動かします。
膣の下にある会陰の部分の組織をほぐす感覚で、ゆっくり押しながら動かすのがコツです。
- 5. 3〜4の動きを繰り返する
5〜10分ほど、指を挿入して肛門の方向へ半円を描きながら押す動きを繰り返します。
痛みのないよう、ゆっくり無理のない範囲で行いましょう。
最後は指と膣のオイルをふき取り、終了です。
会陰マッサージをパートナーにしてもらう方法
漫画で紹介しているように、パートナーとのスキンシップの一つとして会陰マッサージをしてもらう方法もあります。
お腹が大きくなっていると自分でマッサージをするのが難しい場合もあるため、パートナーに頼むと楽にできるかもしれません。
とはいえ、男性には会陰マッサージの意味や効果などが理解できない可能性があるので、しっかりマッサージが必要な理由を伝えましょう。
会陰マッサージをパートナーにしてもらうときは、お互いに声を掛け合って、力加減などの調整をしながら行ってください。
パートナーと会陰マッサージをすると、ラブタイムへと発展していったり、マッサージ中に感じてしまったりすることで、つい刺激が激しくなりがちです。痛みが発生する、膣を傷つけるなどがないよう、気を付けてください。
会陰マッサージはあくまで会陰をほぐすことが目的なので、ゆっくりじっくり行うように心がけましょう。
会陰マッサージまとめ
会陰裂傷や会陰切開は、産後のQOLを下げてしまいます。特に赤ちゃんが生まれた後は、睡眠不足や授乳による乳首の痛みなど、他にもさまざまな不調と闘う必要があるため、不快な症状は軽減したいもの。
会陰マッサージをして、できるだけ予防に努めましょう。
妊娠34週目を迎える頃になったら、無理のない範囲でマッサージにトライしてみましょう。
自分の体調と相談しながら、焦らず行うようにしてくださいね。
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あらすじ
会陰マッサージの効果と方法をイラストで解説!
会陰裂傷や会陰切開を避けるためのマッサージのやり方だけでなく、頻度や時期についても確認しましょう。