乳首が性感帯の女性は多くいますが、それ以外に乳房で性感帯があるのをご存じですか？

それは「スペンス乳腺」という性感帯。脇と乳房の境界のあたり、いわゆる「横乳」を指す場所にあります。

スペンス乳腺（スペンス乳腺尾部）のあたりは脂肪が少なく、そっとさするように触るとゾクッとする方もいるのではないでしょうか。横から胸をもまれたときに「気持ちいい」と感じていたら、スペンス乳腺の刺激による快感かもしれません。

最初はくすぐったいと感じる方が多いようですが、何度も攻められるうちに感度が開発され、気持ちよさがわかるようになってきます。

うまくいけば、胸イキという胸の刺激だけでオーガズムに達せられることもあるかもしれません。

スペンス乳腺がおっぱいのGスポットと呼ばれる理由

スペンス乳腺はおっぱいのGスポットと呼ばれるほど開発されると強い快感を得ることができると言われています。

乳房自体はほとんどが脂肪で、刺激をしてもそんなに強い快感を得ることはありません。
しかし、スペンス乳腺がある脇と胸の間は脂肪が少なく、表面に筋肉があります。大胸筋と呼ばれる部分です。筋肉は神経が通っているため、刺激されれば感じることができるのです。

さらにスペンス乳腺が気持ちいいのは、脇周辺に多数のリンパ管や神経が集まっているため。マッサージすると血行がよくなることから、刺激に敏感になるようです。

胸には7つの性感帯がある！

スペンス乳腺がおっぱいのGスポットなら、乳首は第二のクリトリスと言われていますが、実は胸の周辺には7つもの性感帯があると言われています。

まずはスペンス乳腺尾部と、乳房全体、乳輪とその周りの乳腺、乳首。さらにアンダーバストも感じるポイントの一つです。

最後の7つ目が、脇から乳首を通って子宮までをつなぐ「ミルクライン」という2本の線状の性感帯。
お腹のあたりや脇のあたりをなぞられたり舐められたりして、ゾクゾクと感じたことはありませんか？実は隠れた性感帯だったのです。

とはいえ、胸イキと言われてもピンとこない方もいるかもしれません。実際、胸だけでイッたことがある女性はどのくらいいるのでしょうか。

ラブリサーチのアンケートで「胸への愛撫でオーガズムを感じたことはありますか？」と聞いたところ、38.5％の女性が「ある」と答えています。
約2〜3人に1人の女性が胸イキの経験があるということ。意外と多いように感じますよね。

「ある」と答えた方に聞いた胸イキのコツを見てみると「開発してもらうこと」という回答がありました。やはり何度も刺激をして開発し、気持ちよさに気づくことが胸イキの近道のようです。

では、どのように胸を開発したらよいのでしょうか。

下記のスペンス乳腺の開発方法のイラストを参考に、オナニー、セックスそれぞれでの開発方法を見ていきましょう。

オナニーでの開発方法

性器の性感帯も、「オナニーで感じるところを知ってオーガズムに達することができるようになった」という女性は多いはず。胸の性感帯も同じように、まずは自分で感じる場所や感覚を知って、感度を磨いていきましょう。

最初は指先を使って、触れるか触れないかくらいのフェザータッチで触ってみたり、やさしくなでてみたりなど、少しずつ刺激を与えます。まずはスペンス乳腺に触れた感触を自覚してみましょう。

慣れないうちはくすぐったさを感じますが、少しずつ感覚を重ねていくと「ゾクッ」とした快感を得られるようになります。
感覚がわかってきたら、スペンス乳腺に指を当てながら乳房を一緒に揉んでみると、いつもより感度がアップしているはずです。

さらに、クリトリスやGスポットなど性器でひとりエッチをするときも、スペンス乳腺に触れてみると、より感度が高まりやすくなりますよ。

セックスでの開発方法

セックスでは、彼にスペンス乳腺の開発をしてもらいましょう。

オナニーでおこなった方法と同じく、指先でそっと触れたり、なでたりしながら胸をもんでもらいます。軽く押してみる、乳房を持って揺らしてみるなど、圧迫と振動でスペンス乳腺をどんどん刺激しましょう。

セックスでは、彼に挿入されているときにスペンス乳腺に触れてもらうのも効果的。やはり挿入されているときは女性の興奮度も感度も高まっています。
男性は2点攻めをする必要があるので動きが大変ですが、正常位や座位など、胸への刺激がしやすい体位でトライしてみるといいでしょう。

スペンス乳腺の開発には、繊細な刺激を与えられるラブグッズの使用も効果的。ローターは軽くて小さいので、バスト周りの刺激をしやすいアイテムです。
骨が近い胸回りは、強い刺激よりも微細な振動がおすすめ。くすぐったさを見つけるには、強い振動の電マよりも繊細なローターの方が向いています。

スペンス乳腺のある脇と胸の境目あたりにローターをゆっくり這わせると、「くすぐったい」と「気持ちいい」の間のような感覚があるポイントが見つけられるはずです。

さらにバスト用ローターなら、乳首やバスト周りの性感帯を刺激しやすく、彼とのセックスでも一緒に使えて、より本格的に開発をすることができそうです。

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また、スペンス乳腺に触れるときにローションで指の滑りをよくすると、より効率的にマッサージができる上に、ぬるぬるとした手触りを気持ちよく感じることができます。
彼もバストをマッサージするときにローションがあると、ふわふわでぬるぬるした感触に興奮してしまうでしょう。

ローションをたっぷり手に取り、乳房にくるくると円を描くように塗りながら乳腺マッサージをします。バスト全体がぬるぬるしてきたら、スペンス乳腺と乳房を同時にマッサージするようにもみほぐしましょう。
指を脇腹の方に添え、指先を動かすように刺激するのがポイントです。

ローションなら、肌の保湿もできる自然派由来のローションがおすすめ。スペンス乳腺の開発時にはぜひ使用したいアイテムです。

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そんな未知の性感帯であるスペンス乳腺ですが、開発する上で注意することはどんなことでしょうか。

人によって場所が微妙に異なる

スペンス乳腺の位置は脇と胸の境界というだいたいの範囲はわかっていますが、実際に感じる位置は人によって微妙に差があります。

クリトリスのようにわかりやすい位置にないので開発に時間がかかり、わかってもパートナーに気づいてもらえにくいという欠点があります。

自分で感じる場所がわかったら、彼の手をスペンス乳腺のあたりに導き、してほしい動きを一緒にしてみるといいかもしれません。

自分が「ここは気持ちいい」と思う事が大切

最初はくすぐったさの方が強いので、「本当にこれが気持ちよくなるの？」と不思議に思うかもしれません。しかし、そのまま疑惑を抱えていると開発を進めることができません。

Gスポットなども気持ちよさがわかるまでは「みんなここが気持ちいいの？」と疑問を持った方もいたはず。でも意識して刺激をしていたら気持ちよくなってくるものです。

スペンス乳腺も同じで、気持ちよく感じるよう意識を高めてみましょう。するとだんだんこみ上げるような快感を得られるようになります。自分を信じて開発を進めていきましょう。

定期的に根気よく開発を続ける

胸周りは、そもそも何もしなければ気持ちいいと感じられる場所ではありません。乳首を含め、何度も触れたり好きな人に愛撫をされ続けたりしたことで開発されてきています。

スペンス乳腺も未開発の場合は快感を得ることはありません。それだけに、開発には時間がかかるので、あきらめずに毎日自分で触れて感覚を磨きましょう。

少し気持ちいいと感じたとしても、数日触れなければまたわからなくなってしまうこともあります。
毎日コツコツと感度を高めて、数か月後には胸イキができるほどの感度高めのバストになれるよう、イメトレをしてみると効果的かもしれません。

スペンス乳腺は開発するとどうなる？

ここまで、スペンス乳腺とか何かや、開発方法についてをご紹介してきました！スペンス乳腺について興味・関心が深まった方の中には「開発するとどうなる？」と気になっている方もいるかもしれません。

そこで、ここからはX（旧Twitter）でも人気のるり子さんに「スペンス乳腺」についての魅力と開発した体験談をご紹介いただきます。

女性のリアルな体験談を通じて、さらにスペンス乳腺への理解を深めていきましょう。

スペンス乳腺の魅力について

『エッチでの満足度も高い！さらにバストアップも期待できる…！』

1番の魅力は圧倒的に快感の度合いが大きいことですね。女性には様々な性感帯が存在しますが、私個人の感想で言えばスペンス乳腺が1番好きです。

膣内(ポルチオ)も同様なレベルで気持ちいいのですが、お相手がいないと成立しないですし相性の関係もあるので、どうしても満足できないことがあります。

しかし、スペンス乳腺は相手に対しての依存度が少ないうえに男性が大好きなおっぱいなので長く弄ってもらえやすいです！

愛撫が長くなるとSEX全体がより満足感が大きいですし、淡白なSEXになりずらく、SEXレス防止にも繋がると思います！

後は、バストアップにもつながることが魅力の1つでもあります。スペンス乳腺を開発することは血行促進することになります。

血行促進することにより、女性ホルモンも同時に促すことになり、バストアップの効果も得られるので一石二鳥ですね！

スペンス乳腺開発の体験談

『はじめは痛痒い感覚だったけど徐々に…』

スペンス乳腺を知ったのは大学生の頃でした。

女性の先輩から教わり自分で開発し始めましたが、中々効果が得られずコツコツと何回か回数を重ねていくうちに痛痒い→痛さが無くなり火照りやすくなる(気持ちよさは少ない)→快感を得る→胸だけでイケるようになるみたいな流れがあり開発までに時間がかかりました。

全部自分でしたのではなく、当時付き合っていた彼にも手伝ってもらいながら試行錯誤してじっくり育てていったのが今では思い出です（笑）

スペンス乳腺でこんなことをされてみたい…

『ゆっくりたっぷり愛撫も良いかも…女性同士も気になる』

久しく長い愛撫をされていないのでゆっくりたっぷりと愛撫されたいです。まずは、スペンス乳腺で複数回イかされて膣内に中々入れてもらえないなんて拷問も私は結構好きです。

大人のおもちゃを併用して使われると身体がビクビクになってしまいますし胸でさんざんイかされた後に挿入されるのはいつもの何倍もの感度でもう理性なんて崩壊です！！！

他にも、女性同士でスペンス乳腺を弄り合うのもしてみたいです！開発がまだしていない人をお手伝いという名目でいっぱいおっぱいを弄るのもよいですね！

最後にこの記事を読む方に伝えたいこと（まとめ）

『乳首だけでなく、胸全体が感じられるとセックスの満足度ももっと上がる！』

スペンス乳腺は未だ多くの人に知られていない性感帯です。正直、大変勿体ないと思います。

おっぱいは凄く気持ちよくなれる性感帯なのに乳首だけ感じ胸全体では感じる人が少ないです。

スペンス乳腺の開発には時間がかかってしまうのが、唯一のデメリットとしてありますがそこで断念せず続けていくことが開発につながります。胸だけでイケる身体はSEXの幅を広げるし満足感も全く違います。

女性の中には、「イク感覚が分からない」「イクことが怖い」「なかなかイクことが出来ない」等の悲しい意見が多いいことも事実あります。

イク行為は決して中イキだけではないですし、スペンス乳腺開発はメリットがたくさんあるので是非多くの女性にに広まって胸だけでイケるえっちな身体になって欲しいと思います！

るり子さん、スペンス乳腺について魅力がよくわかる体験談のご紹介をありがとうございます！

体験談を寄稿してくれたのは…

現在X（旧Twitter）のフォロワーは1.8万人。『気づいたら両方イケるようになってました。 えっちは性別を超える。スぺ乳開発を広めたい。 筋トレ女子。格言「ちんこがあればいれるだけ。ちんこがなければつけるだけ」』スペンス乳腺の開発方法や思わず「わかる！」と女性が共感するポストが支持を集めている今注目の存在。

るり子さんのX（旧Twitter）はこちら

おっぱいのGスポットと言われるスペンス乳腺。感度を磨いていけば、セックスやオナニーの快感がより深くなっていくはずです。

「彼とのセックスをもっと良くしたい」「新しい快感を知りたい」という方は、ぜひ開発にチャレンジしてみてください。
胸イキができれば、生理中でも満足度の高いセックスができますし、彼も感度の高まったあなたを見てより興奮してしまうでしょう。

いいこと尽くしのスペンス乳腺の感度アップは、魅力がいっぱいです。

最後に、愛撫のやり方について詳しく解説している動画を紹介します。スペンス乳腺以外への愛撫のやり方についても知りたい方はこちらもぜひ参考にしてください。

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