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官能小説 愛の蜜…(ヌードモデルの恋)
気になる彼


(あ、あの人だ…。)
七絵は、店に入って来た彼を見た。
ここは、七絵が働く画材店。彼はこの店の常連客。
初めて来たのは、三年くらい前だろうか。
いつも、とても楽しそうに、目を輝かせて画材を選ぶ人。
新入荷した画材の話などするうちに、七絵はそんな彼に惹かれていった。
だがここしばらく、彼の表情が、来る度に厳しくなっている。
気になっていた七絵は、思いきって声をかけた。
「近頃、元気ないですね。どうかされたんですか」
彼は顔を上げ、七絵に向かって微笑もうとしたが、その表情は暗かった。
「実はね、どうもスランプで…」
慰めてあげたくて、七絵は言った。
「私の大好きな油絵画家も、よくスランプになるらしいですよ」
あまり気乗りしない声で、彼は言った。
「そう。なんて画家?」
「虹太郎(こうたろう)っていうんです。苗字はなくて、ただの虹太郎。
マスコミに出ないので顔はわからないけど、とてもいい絵を描く人です」
すると彼は、急に興味を示した。
「どんな絵を描くの?」
「裸婦像です。大胆で繊細な作風は、女性じゃないかって噂もあって。作品を一つ発表すると沈黙するんで、その間スランプらしいとか…」
愉快そうに彼は笑った。久しぶりに見る笑顔だ。
不思議に思って、七絵は聞いた。
「私、何かおもしろいこと言いました?」
うん、と彼は頷いた。
「僕が、その虹太郎だって言ったら?」
「うそ!」
目を丸くした七絵を見て、彼はまた笑った。
憧れのひと
ここは、彼のアトリエ。
うそでしょ、と繰り返す七絵に、彼は言った。
「そんなに言うなら、作品を見せるよ」
そして今、七絵はここで、虹太郎の裸婦像に囲まれている。
奇妙な興奮を覚え、自分の中に眠っていた情熱が目覚めていくようだ。
「どう、納得した?」
彼にそう言われた瞬間、七絵は自分でも信じられないことを口にした。
「あの…私をモデルに使ってくれませんか」
え? と彼は戸惑った。
「僕が必要なのは、ヌードモデルだよ」
「もちろんです」
言いながら、七絵は体が熱く火照るのを感じた。
「あなたは私の憧れの画家ですもの。スランプから脱出するお手伝いがしたいんです。お願い…させて」
彼は、七絵を見つめた。
「わかった」
数日後、ヌードモデルになるため、七絵は彼のアトリエを訪れた。
「テーマは蜜だ。女性を華に見立て、その奥にある蜜を、僕は描きたい」
彼はそう言った。
今、七絵はバスタオル一枚で、彼を待っている。
これから彼に裸を見られると思うだけで、下半身から熱いものがこみ上げてくる。
(蜜なら、もうこんなに溢れてるわ。ほら、ここに──。)
その時、彼が入って来た。
手には、黄金色に輝く液体の入ったガラス瓶を持っている。
「これは蜂蜜だよ。君はこれから、溢れる蜜の中で咲き誇る華になる」
彼は透明のビニールシートを床に敷き、七絵に座るように指示した。
言われるまま、七絵はその上に座った。
「言い忘れてたけど、僕のヌードモデルは大変だから、覚悟して」
そう言うと、彼はガラス瓶の中の蜂蜜を、七絵の体に垂らし始めた。
「きゃっ」
冷たさに、七絵は思わず叫ぶ。
「動かないで。体で蜜を受け止めて」
七絵は目を閉じ、彼が垂らす蜜を受け止めた。
24歳のはじけるような体の隅々に、とろりとした液体が流れ込んでくる。
蜜をかけ終えると、彼はポーズをつけるため、七絵のそばにしゃがみ込んだ。
その時、七絵の目が、彼の目と合った。
見つめ合う二人。
次の瞬間、彼は七絵の肩に唇を押しつけ、そこにかかった蜜をむさぼるように舐めた。
驚く七絵に、彼は慌てて謝った。
「ごめん!こんなことするつもりじゃなかったんだ。君を見ているうちに、どうしても我慢できなくなって…」
七絵は首を振った。
「我慢なんかしないで。もっと舐めてほしい。だって私、あなたのこと、ずっと好きだったんだもの」
思わず告白してしまった七絵を、彼は強く抱きしめる。
「僕も君のこと、ずっと好きだったよ」
嬉しくて涙ぐみながら、七絵はつぶやいた。
「もっと、いっぱい舐めて…お願い」
蜜にまみれて

彼は、七絵の胸の谷間の蜜を、舌で舐め上げた。
「あぅ…」
快感にのけぞりながら、七絵が聞く。
「虹太郎って…呼んでいい?」
「いいよ」
彼は、七絵の乳房を掴んでゆっくりと揉み始めた。
「ああ、虹太郎、虹太郎…」
喘ぎながら、七絵は続けた。
「画材店で働いてるのは…絵が好きだからよ。あぁ…でも…」
彼の舌は、七絵の乳首に移動し、ぴんと立ったその先についた蜜を優しくしゃぶる。
「え…絵が好きになったのは、あぁ…あなたの作品を見たからなの。だから…」
彼の舌が、ゆっくりと七絵の腹に移動し、おへそに溜まった蜜をちゅるちゅると音をたてて吸う。
気持ちよさに気が遠くなりながら、七絵は続ける。
「だから…画材店で働き始めたきっかけは…あぁ、あなたなのよ」
「僕らの出会いは、偶然じゃないんだね」
「そう、そうよ…はぁ、ぁぁ…」
やがて彼の舌は、おへそから下の方に這っていき、蜜が絡まった黒い繁みのところまで辿り着いた。
彼はささやいた。
「ここも、舐めるよ」
恥ずかしさに、イヤイヤ、と小さく抵抗する七絵を無視し、彼は舌で繁みをかき分けた。
桃色の果肉があらわになる。
「あぁ、あぁん…!」
果肉を舌で押し開き、その奥にある蜜を求めて、彼はじっくりと、味わうように舐め回す。
「はぁ、あぅ…」
彼は舌を抜き、今度はすっかり大きくなった自分の男性自身で、濡れた果肉の入り口に触れた。七絵は叫んだ。
「あぁ、それ、欲しい…!」
七絵のそこは、蜜をしたたらせながら、すぐさま彼を受け入れる。
「虹太郎ぅ…!」
やっとつながれた二人は激しく求め合い、蜜にまみれて快楽の底に沈んでいった──。
七絵がまどろみから目覚めると、彼が夢中で自分を描いていた。
彼は七絵が起きたのに気づき、筆を止めて微笑んだ。
「僕は、こんなに美しく艶やかな華を、他に知らないよ」
こうして彼は、絵を見事に完成させた。
今、アトリエで、七絵は彼と一緒にその絵を眺めている。
「これは僕の最高傑作だ」
満足げな彼に、七絵は寄り添う。
「だが、一つ困ったことがある。君のこの姿を、僕は誰にも見せたくないんだよ」
そう言うと、彼は七絵を抱きしめた。
END
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あらすじ
画家の彼のヌードモデルをする事に!?
主人公が働く画材店の常連客は、なんと七絵の憧れの画家だった。
スランプだという彼に七絵はスランプから脱出する手伝いがしたくなり…。