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官能小説、エッチ漫画のラブコスメ漫画(LCスタイル) 官能小説 連載官能小説(長編) 二度目の恋におちたから 二度目の恋に落ちたから 3話

二度目の恋に落ちたから 3話

可奈の贈り物

(うう、ほ、本当にこれでいいの? 可奈……)

帰り道でも、頭の中では良とのエッチな妄想が繰り返された。

(まさか自分が、こんなことばかり考える人間だったなんて……)

帰宅すると、またも可奈から荷物が届いていた。今度は封筒ではなく、小さな箱だ。開けて品物を取り出したが、ぱっと見た限りでは何なのかよくわからない。手のひらほどのサイズのボトルだ。中には液体が入っている。

「えと、これは……」

ラベルの商品名を読んでみて、やっと何かわかった。

「ろろ、ローションっ!?」

エッチの知識に乏しい蓉子でも、ローションが何をするものかということぐらいはうっすらとわかっている。

(ぬるぬるで、トロトロのあれだ……っ)

ローションのボトルを握りしめて呆然としていると、またも可奈からメールが届いた。

『妄想はかどってるー? これをカラダに塗って、そこを自分で触ってみると……新しい目覚めがやってきちゃうかも〜。ちょっとだけお湯で温めて使うといいよ』

(そんな気軽に言わないで……)

へなへなとその場に膝をついてしまう。可奈と自分とでは、元々の経験値が違いすぎるのだ。

とはいえ、興味はあった。

お風呂から出た後、さんざん迷ったあげく使ってみようと決意した。ベッドにバスタオルを敷き、湯煎の要領で温めたローションを少しずつ体に垂らしてみる。

まずは胸。

「んん、あっ……」

トロトロの感触が、思った以上に気持ちいい。

(これ……もっと敏感なところに垂らしたら……どうなっちゃうの)

おそるおそる、胸の頂にも垂らしてみる。

「ああん……あっ」

塗りこみ、乳首を指でそっと摘まみ上げようとしたが、滑りでうまく摘まめなかった。それが独特の刺激となって、感じたことのない快感をもたらした。

ローションにまみれた乳首を、蓉子は何度もさすったり、摘まんだりした。

「あっ、あっ……あっ」

腰がくねってしまう。クリトリスを中心に、アソコにもローションを垂らす。

「はああ、あ……っ」

蓉子の体の中でいちばん敏感な部位はクリトリスだ。ローションが滴っただけで、蓉子は感じてしまった。

ひとりエッチする蓉子

指を軽く当てて、クリクリと小さな円を描くように自分で優しく攻め上げていく。

(やああんっ、気持ちいいよぅ……っ)

セックスには奥手でも、一人エッチの経験はある。ここまで気持ちいいのは初めてだった。アソコからどんどん愛液が溢れ出してくるのがわかる。

(高畑さんに舐められたりするときも、こんな感じなのかな)

蓉子のその部分に吸いつき、舌を小刻みに動かす良の姿を思い浮かべる。

――んちゅ、ちゅっ……はあ。僕の舌、気持ちいいですか、蓉子さん……。

妄想の中の良にそう問いかけられて、蓉子はうなずいた。

(うんっ……気持ちいい。気持ちいいです……っ)

指の動きが早まる。自分自身への愛撫で、蓉子は絶頂に達した。

思わず…

数日後の料理教室では、スープにとろみをつける実習があった。

トロトロでかすかに泡立ったスープの感触は、蓉子に否が応にもローションの感触を思い起こさせた。

ともするとローションでの一人エッチの気持ちよさを思い出して、作業する手が止まってしまいそうになる。

(わ、私ったら、何考えてるのよっ)

「先生」

向こう側のキッチンにいた良が声をかけてくる。

「このスープって、どのぐらいトロトロにすればいいですか」

「えっ、あの、それは……っ」

蓉子は慌てる。

(トロトロなんて言わないで……!)

無意識に手を振った拍子に指先がテーブルの上のボールに当たり、ボールが音を立てて落ちた。良のすぐ近くにいた生徒の池田芽衣が、妙に冷たい目で自分を見ているのに、蓉子は気づかなかった。

苦手な人

数日後、蓉子は午前半休を取って『来陽社』に足を運んだ。来陽社は大手出版社だ。蓉子は半年後を目処に書籍を出版するオファーを受けていて、その打ち合わせのためだった。

方向性はすでに大体決まっている。蓉子の得意とする「ひとり飲みごはん」を、30代のハイキャリアに向けて少しだけ豪華にしようという内容だ。今日はそのための具体的なレシピ案を提案することになっていた。

六人も入ればいっぱいになってしまう小会議室で、蓉子は担当編集者の日下秋人と向かい合って座った。

「お疲れ様です。わざわざ来ていただいて、ありがとうございます」

日下は三十代前半。無精髭風に伸ばした髭に浅黒い肌。整った顔立ちはどこか冷たいながらも色気がある。雑誌の編集からスタートし、これまでに何冊もの書籍を手掛けてはすべてきっちり数字を出してきたやり手らしい。

今回の件は、日下が出版依頼の連絡を蓉子のSNSに直接送ってきたのがきっかけで始まった。

蓉子はタブレットに保存した料理や材料の写真や、レシピを見せながら、日下に説明を始めた。

「ハイキャリア向けということで、多少高価格帯でも素材は厳選された有機栽培野菜を使うのがいいかなと思っています。たとえばこのにんじんは九州でしか採れないんですが、甘味が強くて……」

「なるほど。産地ごとにレシピを分けるというのも面白いアイディアですね」

日下はメモを取りながらうなずいた。

(うー、今日も落ち着かないな)

日下といるといつも、蓉子はやけにそわそわした気分になる。何となく、苦手なのだ。こういう色気のある男性が。こういう色気のある目線で見つめられるのが。料理教室にはそもそも男性が少ないし、いる中にもこんな色気のあるタイプはいない。

(高畑さんなんて、真逆だもんね)

打ち合わせ自体は一時間ほどで終わった。次は日下が実際に料理をつくるところを見るために料理教室にまで来ることになり、その日取りを決めて解散となった。

日下はエレベーターホールまで見送ってくれた。

「今日はありがとうございました。引き続き、よろしくお願いします」

慇懃な口調で日下は頭を下げる。その視線だけは、エレベーターの扉が閉まる瞬間まで蓉子に絡みついていた。

デートのお誘い?

良から食事に誘われたのは、その数日後だった。

「もしいやじゃなければですけど……あの、僕のことをもっと知ってもらうのが必要じゃないかと思って」

と前置きしてから、良は最近話題のビストロの店名を挙げた。

ただ誘われ、断る分には問題なかったかもしれない。だが、蓉子は彼を今までさんざん焦らし続けてきた。ここで断ったら、さすがの良も「脈なし」と判断するだろう。

(に……逃げられない!)

もはや応じるしかなかった。下町エリアにある店は、意外なほどこじんまりしていた。テーブルが小さく、向かい合って座っているだけで何度か脚と脚が触れ合った。

(ひ、ひあああ……)

良の脚が触れるたびに、これまでの妄想が溢れ出してくる。官能小説の一シーン、ローションを使った一人エッチ……。

頭のどこかの回路を一、二本あえて切ったままにしておかないと暴走してしまいそうだ。良のことをいろいろ聞いたし、自分のことも話した。料理はどれもおいしかったし、ワインも二人で一本開けた。

だが、家に帰ると、細かいことを何も覚えていなかった。妄想に頭を乗っ取られないようにするので精一杯だった。

可奈のアドバイス

「自分以外のものに触られることに慣れなさい!」

というのが、そのことを聞いた可奈の次の指示だった。

「脚がちょっと触れただけでそんなにいっぱいいっぱいになるなんて、キャパがなさすぎるわよ!」

「すいません……」

今はアラスカの極寒地帯にいるという可奈は、PC画面の向こうでビッと指を一本立てて見せた。ごうごうと低く聞こえてくる音は、ひょっとして吹雪だろうか。

数日後、またも可奈から荷物が届いた。今度も小さな箱である。

「こ、これって……」

箱を開けた蓉子は、絶句した。

これもまた、噂には聞いたことはあるけれど、見るのも触れるのも初めてなモノ。

「意外と……小さいんだ」。

蓉子は「それ」をおそるおそる手に取った。

→NEXT⇒可奈から次に送られてきたもの、それは…?(二度目の恋に落ちたから 4話)

あらすじ

可奈から送られてきたものはなんとローションだった。量に触られているという妄想をしながら、ひとりエッチをすることにして…。

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