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官能小説【6話】秘密、蜂蜜、果実蜜
たどたどしく触れて
作:三松真由美

甚がやっと動き始めた。おっぱいの頂上にある感じる突起に唇を寄せる。咥えようとも吸おうともしない。ただ、唇を押し付けるだけだ。そこは野いちごのように「食べてちょうだい」という形状をしているのに。
唯香は焦れた。
「あの…そこ、舌先で転がしてみて」
「え?そんなことするの?痛くないの?」
甚の舌が味見をするように乳首に絡まる。
「ん…気持ちいい」
「そこはかとなく甘い…。この甘さはシュガーでは出ないよ。それに独特の香り。タヒチバニラのようななんとも言えない」
「もう、説明はいいから、指で感じるとこ見つけてよ。撫でて…」
「どこがいいの?」
「どこでもいいから触ってみて」
「肩?」
「うーん、太ももとか、ヒップとか」
掛け合い漫才のようになってきた。
甚が言われたとおりに動く。動作のすべてがロボットのようにぎこちない。唯香はあきらめた。
カレのものに舌を這わせて
「いいわ、私がしてあげる」
唯香は官能漫画で仕入れた情報に頼り、甚のパンツをずらして、膨れ上がったソレの胴体部分に舌先をチロチロと這わせる。
「チョココルネみたいだね。ここ」
「あっ。だめだよ。そんなことしちゃ。出ちゃうよ」
「やだあ、始まったばかりよ。ちょっと我慢してて」
唯香はコルネを手に取り、先端から口に含んだ。人生はじめての味。ソレは生きているおもちゃのように熱を帯び、息づいている。唯香の口の中で窮屈そうに反り返り、暴れたがっている。
「唯香さん…だめだって。我慢できないから」
唯香はコルネを手放し、仰向けになって膝を開く。甚の細い指を自分の中心に運んだ。開きかけている花びらの隙間からほどよく香る蜜が滲み出ている。
「こ、こ、こんなに濡れているものなの?アカシアのハニーみたいな粘度だ」
「やだ、恥ずかしい。甚くんだって濡れてるじゃない。ほら、ここ」
コルネの先端部分がヌルリとしている。
「二種類のハニーがマリアージュってことかあ」
初めての試み
唯香は甚の上に馬乗りになる。甚のソレは垂直に立ち上がり、蜜のマリアージュを待ち構える。唯香はコルネに向かってゆっくり腰を落とすが、密部屋の入り口でソレはヌラヌラと滑るばかり。唯香の密部屋の中に吸い込まれることはない。
「あん、どうしたらいいの。ネットのエッチ動画ではこの姿勢でちゃんと合体できるはずなんだけど」
唯香はソレの胴体部を握り、いろんな角度で誘導してみる。しかし全くうまくいかない。甚のほうはその刺激に耐えきれず歯を食いしばっている。
「もう無理だよ。そんな強く握らないで」
唯香がもう一度握り直して45度の角度を試そうとした時。
「うわあ〜!」
甚の分身は唯香のハニーを貪る前に、はぜてしまった。
唯香はたじろぐ。だがここで責めてはいけない。なんせ相手は年下SEX未経験男子。初めてのSEXでトラウマを背負わせるわけにはいかない。唯香は体制を立て直す。もう一度甚の唇にやさしくキスをした。甚が天井を見つめたまま呪文をとなえるように小声でつぶやく。
「ごめんね…唯香さん。お菓子作りとは違うよね。難しいよ。」
「いいんだよ。甚くん。年上だからもっと上手にしてあげられればよかったんだけど、私も経験なくって」
「僕、今度から上手にできるようネットで学習するよ。唯香さんのおっぱい、すごくミルキーな味で、甘い香りがした。」
あらすじ
中々動き出さない甚にもどかしさを感じた唯香。
ぎこちない触りに感じることが出来ず。
自分から攻める事にし、カレのモノに触れ…?