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官能小説 彼の舌でトロけて…(インサート・コンプレックス 2話)

2人の出会い

「耕史、泰宏さん、お待たせ」

明るい茶髪を一つに結んだマリカが、元気な声で二人に話しかけた。
泰宏というのは、マリカと耕史を引き合わせた人物だ。
彼はマリカの勤める喫茶店の常連客で、ある日耕史をお店に連れてきたのだった。恋が始まったのは、その瞬間である。マリカも耕史も一目で相手に好意を抱き、すぐに二人の距離は縮まった。

「ごめんね二人とも、ちょっと小口現金の確認で手間取っちゃって」

顔の前で手を合わせたマリカに、耕史は笑顔をこぼす。

「大丈夫だよ、マリカ。俺たちもゆっくりコーヒー飲めたし。それじゃ行こうか」

マリカと耕史が付き合うようになったのは、3ヶ月ほど前のことだ。二人を引き合わせてくれた泰宏に、マリカも耕史も頭が上がらない。
今日も泰宏がオススメの居酒屋に連れて行ってくれることになっていた

ひさしぶりのラブホテル

「美味しかった! なにあのサバの刺身! 口の中でとろけてやばい」

「だね」

泰宏の連れて行ってくれた居酒屋は大当たりだった。マリカと耕史は口々に感動の声をあげ、店を選んでくれた泰宏を褒めちぎる。

「お前、どこでお店の情報仕入れてくるんだ?」

「マリカちゃんと耕史に喜んでもらいたくてね、色々リサーチしてるわけ」

泰宏は続ける。親友とその彼女の笑顔が見られるのが自分にとって幸せだと。

「どうする? この後もう一軒行く?」

「うーん、いいや。俺ちょっと金欠だし。じゃ、俺自転車駅前に停めてるからさ。先に帰るわ!」

泰宏がにかっと笑って、駅前の方へ身を躍らせた。

その場に残されたマリカと耕史は、お互いの顔をしばらく見つめ合う。

「耕史……これからどうする?」

「あの……マリカ。俺……この前のキスが忘れられなくて……」

視線をわざとマリカから外しながら、耕史が小さい声で言った。
それを聞いた彼女は嬉しくて、耕史の手をとって駅とは反対側に彼を引っ張っていく。

それは、ラブホテルのある方向だ。どこへ向かうのかなんて、二人とも分かりきっていた。
素早くホテルの入り口でチェックインを済ますと、二人は無言でエレベーターに乗った。マリカが頭を耕史の肩に寄せる。


部屋に入ると、マリカは上着とカバンをソファに投げ出した。耕史が丁寧にカバンを置いている横で、彼女は早速バスルームに向かい、お風呂にお湯をためていく。

「耕史、久しぶりだね、こういうとこ」

「そうだね。誰もいない。二人っきりだ」

耕史がお風呂場から戻ってきたマリカを引き寄せ、後ろから抱きしめる。

「最近は忙しくて、なかなか二人でゆっくりできなくてごめんね」

「ううん、平気。それより……ちゅーしよ?」

耕史の腕の中でマリカがくるっと身を翻して、甘く唇を合わせる。耕史の唇の温度は、マリカの口紅を溶かしてしまいそうなほど熱かった。


「んっ……ん、あ……やっぱ耕史、キス上手……」

そうかな……っ……は」

耕史がマリカを抱きしめる手が強くなる。壊れ物を扱うように手つきは繊細なのに、矛盾するように力はしっかり入っていて、マリカは耕史の口から離れられない。

「んんっ……はぅ……」

キスを堪能しているうちに、お風呂の水が止まる音がした。

「耕史……っ、ん……、お風呂のお湯、張れたみたい」

「そっか。入る?」

「うん……うんっ」

キスだけでいっぱいいっぱいになっているマリカの服を、彼が脱がしてくれる。そっと体を撫でるように服を脱がせば、マリカの白い肌が部屋の中であらわになった。

彼女を先に風呂場に行かせ、耕史もさっと服を脱ぐと浴室に入ってくる。
ラブホテルのお風呂は広い。二人で浴槽に浸かっても余裕があって、体を動かすことができる。

耕史はマリカを後ろから抱きしめる格好になり、彼女の胸の頂を後ろからそっとつまんだ。

「きゃっ!」

「ははっ、マリカ可愛い声」

「いきなり触るのはひどいよ〜」

お返し! と言いながら、マリカが後ろ手で耕史のお腹を触ってくる。

「ちょっ、くすぐったい! マリカ、くすぐったいから。あははっ」

浴槽の中で、二人はじゃれあった。ラブホテルのお風呂に保温機能なんてないので、二人はひとしきり遊ぶと、体を拭く。

マリカを先にベッドに行かせ、耕史は彼女の後を追うように腰にタオルを巻いてベッドへ向かった。

これでいいんだ

ベッドに仰向けになったマリカは、甘えた目で耕史を見た。彼の優しい視線が彼女を捉える。
耕史がマリカの上に覆いかぶさって、もう一度唇と唇を合わせた。


「ん……っ」

耕史の唇が、マリカのふんわりとした唇を離れて別の場所に移動していく。
まずは耳。彼の舌で耳を舐められると、えもいわれぬ感覚がマリカを襲って嬌声が溢れでる。

「あぁんんっ……ひゃ、はぁぅうっ……」

「マリカ、耳好きだよね」

「いわないでぇっ……」

耳を舌でいじくりまわしながら、耕史の手がマリカの胸の頂点にのびる。軽く人差し指と中指でつまむと、マリカの背中にぐっと力が入って胸がせり上がった。


「あぁんっ! あ、あ、ぁっ……」

耳と胸を同時に愛撫するなんて、とマリカは半分涙目になった。その涙を、耕史が空いた手で優しく拭ってくれる。

「ここが良いの? マリカ」

「ゃっ……言いたくない……」

「言ってよ。エッチしたかったんでしょ?」

優しくも言葉で責めてくる耕史に、マリカは首を横に振った。

「したかったけど……だけど……耕史のいじわる……」

いじわると言われて、耕史はにやっと笑った。耳から口を離し、指で愛撫していない方の胸の頂きに口をつける。

その方がマリカが感じることを、耕史は知っていた。

「ひゃあああんっ!」


マリカの胸は、耕史による刺激で限界までふるえ勃っていた。その姿はまるで「もっとしてほしい」と耕史に懇願しているようで、彼はそんな彼女の姿が愛おしくてもっと愛撫したくなる。

「マリカ、可愛い。すごく可愛いよ」

「あっ……あ、あぁ……」

マリカは胸を愛撫されながら、足をもじもじと動かし始めた。足と足の間はしっとりと濡れ始めていて、彼女はそれを耕史に知って欲しいような、知って欲しくないような気がしていた。

耕史がそれに気づくのは、そう時間がかからなかった。

「マリカ? ああ、こっちも触って欲しいんだ? わかったよ」

耕史の手がマリカの足をかき分け、口がマリカの秘所にあてがわれる。

官能小説 ラブホテルのベッドでペッティング中(クンニ)している男女


ぺろ、と耕史が赤く熟したマリカのそこを舐めると、彼女からは甘く甲高い声が漏れた。耕史の舌は逃げるマリカの体を執拗に追うように舐めてくる。舌先でつつくように舐めたかと思えば、舌全体で包むように舐めたりもする。
どんなに逃げても、マリカは敵わない。その度にマリカは泣きそうになりながら声を漏らした。

「あぁあんんっ! はぁぅううっ、だめ、だめぇっ……」

「何がダメなの? すごく気持ち良さそう」

「気持ちよすぎるから、だめなのぉっ……」


マリカは耕史の頭をおさえ、首をぶんぶんと振った。しかしながら、耕史の頭をおさえてしまったために、却って彼はマリカの秘所に口を押し付ける格好になってしまった。

「マリカ、ここ好きだよね?」

耕史の舌が、マリカの肉芽をとらえた。リズミカルに舌を動かすと、感じていると主張するように硬く大きくなってくる。

「あっ、あ、だめ、だめぇっ、イっちゃう、イっちゃうからっ……」

じゅるる、と耕史が肉芽を強く吸うと、マリカは体にぎゅっと力を込めた。かと思いきや次の瞬間には弛緩し、肩で荒く息をする。
官能的な喜びは、マリカの心を甘く満たした。果てると、心の中までが愛しさで満たされるようだ。

そして彼女は、疲れていたのかそのまま眠ってしまう。

そんなマリカを見て、耕史は優しく微笑みながら、「これでいいんだ」とつぶやいた。


⇒【NEXT】耕史のとろけるようなキスにマリカは口の力が抜け、唾液が口の端から垂れそうに…(インサート・コンプレックス 3話)

あらすじ

今日は、耕史を含む友人である泰宏と、3人で食事をする事になっているマリカ。
泰宏のオススメだった居酒屋の料理はとても美味しく、満足のいくものばかり。
お店を出て「この後もう一軒いく?」となったが、泰宏はお金がないからと、先に帰ってしまった。
取り残された耕史とマリカ。
「これからどうする?」とマリカが耕史に尋ねると、耕史は「あの時のキスが忘れられない」と言ってきて…?

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