注目のワード

官能小説 本当にあった!ラブ物語 第七話 幸せな頬ずり【LCスタイル】


第一章 幸福と…不安と…

「佳世、膝枕して」
広い公園の木陰で私の手作りのお弁当を食べ終えると、
弘樹は子犬のようにゴロンと横になって私の太ももに頭を乗せる。

無邪気に話をする弘樹の声が、半分は頭に入るものの、半分はぼんやりと通り過ぎていく。
(デリケートゾーン、大丈夫かな…)

その不安は、どうやら、自分で思っていたよりも大きかったらしい。
1年ぶりにできた彼氏との初デート。
ここ数カ月、時々ではあるけれど、デリケートゾーンに不快感のようなものを感じる。
それが気になって、彼の話に上の空になってしまう。

「…だろ?おーい、聞いてる?」
私の頬に手を伸ばしていたずらっぽくつつく声にハッとして、彼を見下ろした。

この時は、心の片隅にも浮かんでいなかった。
やがて、全く違う心持ちで彼の顏を見下ろすことになるとは…。

第二章 背中を押すのは自分

「ねぇ」
デートの帰り、ホテルの前で、繋いでいる手に力を込められ、私は硬直した。

ここ何ヶ月間か、自分のデリケートゾーンから、臭いが漂ってくるのがすごく気になる。
これまでも少し気になっていたけれど、それ以上に…。
彼の存在が大きくなるにつれ、私の不安も大きくなっていく。

それを感じたのをきっかけに、なんだかくすんでいるようにも見えて…。
「今日は…、まだ!」
あえて茶化して目を合わせると、
「分かった。待つよ」
と笑って、弘樹は私の額に軽く口づけた。

―帰宅後。
少し前から気になっていた石鹸を、改めて検索した。
こんなに気になるのなら、もっと早く買えばよかった。
そうしたら、初デートでも今日のように上の空にならずに済んだかも…。

そんな自責のような後悔のような思いを抱えながら帰宅したからか、
迷いなく購入ボタンを押した。

その後、弘樹の長期出張で、1カ月近く会えないのは、
寂しいけれど好都合だったのかもしれない。
私は、翌々日に早速届いた石鹸を、毎日使った。

数週間後。
ふと、デリケートゾーンの不快感が、洗い流されて気にならなくなっていることに気づく。
しかも、なんだか、くすんで見えたのに、スッキリとしているような…。

(次のデートの時は、自信を持てるかも…)
淡い期待が、胸に浮かんできた。

第三章 いろんな本音

≪今夜、予定通りでいけそう!≫
出張から帰った彼から、昼休み、連絡が来る。

今夜は彼の家に泊まるという約束を、出張に出かける前からしていた。
この何週間か、すごく会いたかった。
今夜、予定通りに会えることは、素直に嬉しい。
ただ…、不安もある。

石鹸を使ってみて、実感はあるものの、それは自分の主観にすぎない。

久しぶりにできた恋人がどう感じるのか。
もしかしたら、不快だと思うかもしれない。くすんでいると思うかもしれない…。

≪やった!楽しみにしてる♪≫
溢れ出す不安を心の奥に押しやって、返信をした。

仕事を終えて、待ち合わせ場所へと向かう正直、不安は、昼休みよりも増しているかもしれない。
けれど、今夜は、彼も期待しているだろう。それに、私だって、彼と愛し合いたい。

ここ何週間か使ってきた『ジャムウ・ハードバブル』も、味方をしてくれるはず…。

(今日は、彼の誘いを、断らない)
腹をくくった時、待ち合わせ場所に彼の姿が見えた。

第四章 幸せな頬ずり

食事を終えて彼の自宅に着き、しばらくテレビを観た後に、
「お願い」
と手を合わせる彼と一緒にお風呂に入った。

「嬉しい…出張中も、佳世とお風呂に入りたいって、ずっと思ってたんだ」
バスタブの中で、私を後ろから抱きすくめながら、弘樹は私の首筋に何度も口づけ、
お湯の中に揺れる胸を包み込む。

バスルームでキス

「ベッド行って、続きしようか」
私を振り向かせて唇にキスをすると、彼は私の手を取ってバスタブを出た。

「いい匂い」
弘樹は、バスタオルでくるんで抱き上げた私の体をベッドにおろすと、
髪に口づけながら息を吸った。

それから、バスタオルを少しずつはがし、胸から背中へとキスを続ける。
私は、彼の顏が、おへその下へと進んでいくと、体が硬直するのを感じた。

「佳世の太もも、めっちゃ気持ちいい…」
彼の甘い息を含んだ声が、耳にスルリと入ってくる。
同時に、力が入っていた全身が緩み、太ももに触れる彼の頬の柔らかさを感じた。

「恥ずかしい…」
閉じようとする私の脚を押し広げて、
「ダメ。気持ちいいんだから」
と私の太ももに頬ずりし、クリトリスを指先でツンツンつつく。

「ぁぁああ…」
思わず声をもらすと、彼は舌で、私の硬くなった突起を湿らせる。

「美味しい…佳世のここ。すごくキレイだし可愛いよ…」
そのまま、私の泉へ吸い付くと、弘樹は夢中の表情でジュルジュルと音を立てる。

その顔と
「大好き。いっぱい舐めていい?」
という吐息交りの声に、私は、不安の泡がすべて弾けるのを感じながら、身を委ねた。

「乗って」
長い長い口の愛撫の後、前からも後ろからも私の中に侵入してから、弘樹はじっと私を見つめてそう言った。

その声に導かれて彼の上に乗って目を合わせると、弘樹の瞳の奥には、
公園で膝枕をしたときと同じ無邪気さが宿っている。

その唇にそっと自分の唇を重ね、仰向けになっている彼の首の後ろに手を回し、
ギュッと抱きしめた。


〜第七話・完〜

あらすじ

1年ぶりにできた彼氏との初デート。ここ数カ月、時々ではあるけれど、デリケートゾーンには不快感のようなものを感じる。不安を抱えた佳世は…

「大好き。いっぱい舐めていい?」という吐息交じりの声に、私は…

デリケートゾーンの臭い、不安とともに洗い流して!

このページを読んだ方にオススメのコンテンツ



一足先にLCスタイルの漫画を読みませんか?

官能小説はやっぱりLC!女性のためのすべて無料の官能小説サイト『エルシースタイル』!女性向けのえっちな小説や、女の子向けの投稿小説作品、セックス体験談を多数掲載中!短編から長編まで、エルシースタイルでしか読めない女性のための連載官能小説をお楽しみください。

夜の道具箱
  • クンニ
  • さくらの恋猫
  • ヌレヌレSP
トロけるエッチ
騎乗位動き方
はづき
はづき
肌の細胞すべてに、体の動きすべてに、心が宿る。 心が…
カテゴリ一覧
官能小説
幼馴染
仕事一筋
遠距離恋愛|遠距離恋愛カップルの官能小説
夜明け前〜解放〜
夜明け前〜出逢い〜
絵の中のあなた
空をつなぐ
恋のチカラ
恋愛エクスプレス
キミに出会う旅
君が気づかせてくれたこと
home sweet home
恋の花の咲かせ方
まだ見ぬ君へ
ここにいること
未来の花ムコ
彼女の生きる道
本当の幸せ ―私の誤算―
コイの記憶
救世主
再びの春
天使の羽
キャンパス
恋愛診断
傷心旅行
甘い恋愛
始まりは雨
遠回りした私たちの恋
LOVERS〜恋が始まる〜
LOVERS〜恋が揺らぐ〜
LOVERS〜恋がざわめく〜
揺れる明るみ〜癒し〜
揺れる明るみ〜包容〜
うずきがとける
おんなの、秘めごと|森下くるみの官能小説
バースデーバレンタイン|渡辺やよいの官能小説
安藤呂衣は恋に賭ける|内田春菊の官能小説
私の知らない私|女性向けSM官能小説
ウーマン・オブ・プラネット
官能小説の書き方(投稿)
その指が恋しくて|指フェチの官能小説
あなたを感じる〜電話エッチ〜|テレフォンセックスの小説
寂しさの粒|マリッジブルーで婚約破棄を考える女性の官能小説
ルームナンバー701
美味しいセックス|おいしいフェラの官能小説
目で感じる官能エロ小説
「もうひとつ」の誘惑|ディルドの官能小説
新着小説作品
あなたを掴まえたい(年下彼氏)|年下男子との恋愛小説
夜はまた明ける
秘密の氷が溶ける音
心の糸を結ぶ場所|婚活パーティーが舞台の官能小説
Sweet of edge
となりのS王子「ファースト・クリスマス」|クリスマスHの小説
となりのS王子小説版 恋におちたら|上司との恋愛官能小説
先生とわたし|先生と生徒の恋愛官能小説
【小説版】シンデレラになる方法 〜誓子の場合〜
【小説版】夜ごと課外レッスン|夫婦の官能小説
クロスラバーズ spotA 谷崎美陽の場合
クロスラバーズ spotB 吉井月乃の場合
妄カラ女子 spotA 小森未由の場合
純白と快感のあいだ|ひと夏の恋を描いた官能小説
妄カラ女子 spotB 榊川彩子の場合
パラレルラブ spotA 加藤直紀
パラレルラブ spotB 高木洋輔
同居美人 projectA 名取千織
同居美人 projectB 上塚想子
心も体もつながる夜は
幼なじみの甘い脅迫|幼馴染との官能小説
甘恋レッスン|幼馴染とするエッチの練習小説
恋のメイクレッスン|可愛い女の子の恋愛小説
彼女を震わせるモノ|ローターで攻める官能小説
オンナノコ未満、オンナノコ以上
本当にあった物語|ラブコスメの体験談小説
恋猫、飼い始めました。|リモコンバイブが登場する官能小説
Lovecure|ラブホテルでのセックス官能小説
二度目の恋におちたから|セカンドバージンの小説
Vな彼女と彼氏/凛野あかり
【小説版】タワーマンションの女たち
年下わんこのおねだりタイム|玩具の官能小説
今夜は私から/矢野樹
私も知らないわたし/結奈
初めてのひみつ/凛野あかり
心も体も通わせて
マンネリ打破!恋愛スイッチ
プリンセスになりたい
恋の誘惑は唇から
インサート・コンプレックス|エッチができない官能小説
上手なキスの仕方を教えて?|上手なキスの仕方がわかる官能小説
秘密、蜂蜜、果実蜜|三松真由美の官能小説
エッチな女性はお好みですか?
私だけの、キミでいて。|膣トレで自分磨きをしていく官能小説
あなたのすべてが性癖なのです。|アナルセックスの官能小説
きみの声じゃないと駄目なんです!|言葉攻めで感じる小説
欲望まみれの執事に愛されて|執事とのSM官能小説
彼の知らない私と、私の知らない彼
「気持ちいい」を聞かせて|同棲中のセックスレス小説
恋する貴女へ特別な快感(おもてなし)を〜若旦那の恋の手ほどき
ひとりえっちの為の短編エッチ小説(オナニー小説)
投稿官能小説(短編)
大人の恋愛小説(短編)
夏目かをる小説|夏目かをるが描く無料官能小説
官能エッチコラム
夢も欲も愛も飼い慣らして
恋愛とセックスのかけ算
絶対ナイショのラブミッション
本当にあった!ラブ物語
クリエイターズサイト
無料動画を見る
招き恋猫