注目のワード

官能小説 本当にあった物語 3話「香りのヒミツ」【LCスタイル】

物足りなくて、寂しくて…

亮介の端正な唇が、近づいてくる。

目を閉じる瞬間、遠くに見える時計が22時を30分過ぎたことを伝えているのが目に入った。

チュッと、柔らかく彼の唇が私のそれに触れる。
(今日も、ここでバイバイだよね。明日、また仕事だし…)

言葉には決して出さない諦めを、私は、今日も心の中で叫ぶ。

いわゆる草食系の亮介と付き合い始めて、1ヶ月。これまで、激しく私を求めてきたことは、ほとんどない。 でも、正直、物足りない。
彼とイチャイチャしている話を友達から聞けば、羨ましい。

食事デートの帰り際、ほんの一瞬のキスの間に、私はまた、物足りなさと羨ましさと寂しさをいっぺんに味わっていた。

「美和、この後、そのまま帰るの?」

離れた唇に、かすかな幸せの味を探していると、少し緊張した亮介の声が耳に入る。

「え?…うん。いつも、そうだけど…」

「だよな…。ごめん、変なこと聞いて」

慌てて取り繕うように笑うと、亮介は私の右手を取り駅に向かって歩き始めた。
きっと彼には、これくらいがちょうどいいんだ。軽くキスをして、手をつないで歩くくらいが…。

私は、左手をそっと胸に当てて、自分を説得した。

「ねぇ、今夜、遅くなってもいい?」

1分も歩かないうちに、亮介は、ギュッと握る手に力を込めた。

「…うん。大丈夫だよ」

私は、できるだけ落ち着いて応えながら、また左手を胸に当てる。今度は、小さな期待を込めて。

ついさっき、食事が終わった後のメイク直しで、私は香水を胸にひと吹きした。

“ベッド専用香水”と謳われた“リビドーロゼ”というその香水は、エッチが盛り上がるらしい。正直、半信半疑だけど、それでも試したいくらいに、私は、寂しさと物足りなさを感じていた。

その香水が気になって、彼の言動に反応して手を胸に当ててしまう…。

「寄っていこっか」

どこに?と訊き返そうと彼に向くと、その視線の先にはホテルがあった。「あ…」という私に、彼は「ダメ?明日、早いか…」と目と言葉の両方で尋ねる。

「ううん…、大丈夫」

私は、意識したわけではない。でもきっと、これ以上ないほどに嬉しい顔をしていた。思わず、ワンピースの胸のあたりをギュッと掴んだ。

不安と期待と、快感と

「つけすぎてないかな…」

シャワーを出てバスローブを羽織り、胸元と太ももに、リビドーロゼをつけて、鏡をのぞき込みながらつぶやいてしまう。
鏡に、香りは映らないのに。

バスルームからは、亮介がシャワーを浴びる音が響く。

(香りに気づいて、彼は誘ってくれたんだろうか…。それとも、ただの偶然…?)

亮介がバスルームから出てくるドアの音が、そんな期待と不安の想像も止めた。

「美和…おまたせ」

横から抱きつくのとほぼ同時に、「さっきから、なんか、そそられる」と言いながら、バスローブの胸元に手を忍ばせ、顔を近づける亮介。

「なんか、いいにおいするし」

私の正面に座って向き合うと、両肩からバスローブを脱がせて、胸にしゃぶりついた。

(うそ…。こんな亮介、見たことないかも…)

時々エッチをするときには、キスをしてから胸に手と舌が移動する。でも、胸を愛撫してくれるのは、“そういう手順だから”という雰囲気だった。
でも、今の亮介は、違う。息が荒くなって、まるで、何日も何も食べずにお腹を空かせていたように、私の胸をむさぼっている…。

ラブコスメを使いキスしながらセックスする官能小説イラスト

「ぁあ…ん…」

思わず声が漏れると、「美和…おいしい…」と目を合わせて、また胸をジュルジュルと音を立てながら舐め始めた。

温かい口の中で、亮介の舌先が、私の乳首に触れる。

「あぁ…だめ…」

自分の口から漏れる吐息が、荒くなっているのが分かる。
亮介の手が、ウエストを伝って脚の間に伸びた。

「美和…、もう、すっごく濡れてる」

自分の蜜にトロッと触れる亮介の指先を感じて、私はまた荒い吐息をついた。

胸を愛撫しながら、亮介は、私の蜜をめしべの先へと運んで、ツンツンとつついた。

「はぁぁ…ぃぃ…」

少しのけぞってしまうほどに敏感になっている自分に驚く。

「今日、すっごく感じてるよ、美和」

硬くなったクリトリスをコロコロと転がしながら、亮介は耳に舌を這わせた。

「だって…」

その後に続く言葉も分からないままに応える私に、「だって?」と意地悪な質問を返す亮介。その指先に執拗なほどに撫でられるめしべは、爆発しそうにうずく。

止まらない舌

「ねぇ…亮介…」

「なに?」

返事をしながらキスをする彼に、「舐めたい…」と吐息交じりに言葉にして、彼自身へと手を伸ばす。

「俺も」

亮介は、横たわると私を自分の上にまたがせ、私の泉へと顔を沈めた。同時に、彼自身にしゃぶりつく私は、さっき私の胸に顔をうずめる亮介のようだったかもしれない。
ふたりの唾液の音が、壁に響いて四方八方から聞こえてくるような気がする。

「美味しい…美和」

さらに息を荒くした亮介が、泉の中を舌でまさぐっている。

「亮介も…美味しいよ…」

私も、興奮と快感の中で、なんとか言葉にする。

亮介の舌が、泉を離れて太ももを這う。

「こっちも、すっごく美味しい」

彼は、太ももの内側を、果汁が溢れる果物を食べるような勢いで口にして、「なんか、止まらない…」ともどかしそうに言った。

「美和、今日、すっごくいいにおいするし、舐め始めると、止まらないんだよ…」

蜜の溢れる泉と硬く膨らんだめしべを指で愛撫しながら、彼は内ももを舐め続けた。

甘い意地悪

「あぁぁ…亮介…だめ…」

泉もめしべも太ももも…、すべてが溶けてひとつになってしまいそうで、私は、彼自身を口に含みながら亮介の脚にしがみついた。

「イキそう?」

あまりにもストレートな質問を、少し意地悪な声でする亮介に、「言わないで…」と小さく答える。

「いいよ、イッて」

泉の奥に深く指を忍ばせ、もう一方の手の指でめしべを転がす速度を上げて、「ほら、こんなに溢れてくる。イキたいんでしょ?」とさらに意地悪を言う亮介。その舌は、太ももをチロチロとくすぐるように舐め、時々甘噛みをする。

「あぁぁ…だめ…亮介…」

快感が体中のすべての細胞に入り込み、そのせいで彼自身を噛んでしまいそうで、私は彼自身を口から出して息を荒げた。

「だめなの?やめちゃうよ…」

両手と口の動きをピタリと止める彼に、「いや…」と反射するように言葉が出てしまう。

「やめないでほしいの?じゃ、どうしてほしいの?言ってごらん」

「…」

首を横に振りながら、私は、両脚を亮介に寄せる。

「だめ。ちゃんと言って」

彼のいたずらな言葉とうずくカラダに押されて、私は「脚…舐めて…」とお願いする。
ツーッと舌を太ももに這わせながら、「これだけ?」とささやく亮介。

「意地悪…言わないで…」

「ほかに何してほいしいの?言って」

「…クリトリスも、中も、いっぱい…いじめて…」

腰をくねらせながら、なんとか言葉にする私に、亮介は「いい子」と言いながら、両手を動かす。

「あぁぁ…いぃ…ぃっく…」

彼の上に四つん這いになりながら、太ももを舐められ、クリトリスと泉は指で執拗に愛撫され…。
言葉も愛撫も甘い意地悪に満ちていて、その強烈な快感の渦は、私をいとも簡単に巻き込んだ。

いっぱい、したい…

「ぅうう…」

私のカラダが落ち着くと、彼は私を仰向けにして、彼自身を私の泉に沈ませた。
彼の声に呼応するように、私の口からも吐息が漏れる。

「吸い付いてくるよ、美和…」

うっとりとした瞳で視線を絡める亮介に、「意地悪なこと言うなんて、ひどい」と快感と笑みが混ざった表情を返す。

「俺も、自分があんなふうになるなんて、びっくり」

「そうなの?」

「うん。俺、今まで、セックス、あんまり好きじゃなかったし」

グッとさらに泉の奥に彼自身を沈めて、ふぅと大きく息をつくと、亮介は続けた。

「でも、美和とは、違うのかも」

動きが激しくなる彼に、私は、快感の荒い息を吐きながら「嬉しい」と返す。

「俺、美和のことは、いっぱい気持ちよくしたい。いっぱい…」

直後、亮介の眉間にしわが寄り、苦しそうな表情になる。
私の泉に沈んでいる彼自身が硬さと大きさを増して、私のカラダも再び絶頂を求め始めた。

「いっぱい…いっぱい…したい」

激しい息と腰をぶつけ合いながら、私たちは、同時に上り詰めた。

亮介の荒い息と汗と、その奥にほんのりと香る“リビドーロゼ”を抱きしめて、私は、もう一度彼に口づけた。

END

体験談

この漫画を読んだ方にオススメ!

あらすじ

いわゆる草食系の亮介と付き合い始めて、1ヶ月。

彼から求められる事もほとんどなく、“ベッド専用”と謳われた香水を半信半疑で試したくなるほど寂しさを感じていた。

彼との食事デートを終え、胸に香水を一吹きすると、帰り道に彼から意外なお誘いが…?

この記事を読んだ方にオススメのコンテンツ

この作品を読んだ方にオススメの商品はこちら!



一足先にラブコスメ漫画を読みませんか?

官能小説はやっぱりLC!女性のためのすべて無料の官能小説サイト『エルシースタイル』!女性向けのえっちな小説や、女の子向けの投稿小説作品、セックス体験談を多数掲載中!短編から長編まで、エルシースタイルでしか読めない女性のための連載官能小説をお楽しみください。

2019クリスマスSP
  • クンニ
  • さくらの恋猫
  • ヌレヌレSP
トロけるエッチ
騎乗位動き方
はづき
はづき
肌の細胞すべてに、体の動きすべてに、心が宿る。 心が…
カテゴリ一覧
感じる官能小説
幼馴染(全3話)
仕事一筋(全3話)
遠距離恋愛|遠距離恋愛カップルの官能小説
夜明け前〜解放〜(全6話)
夜明け前〜出逢い〜(全6話)
絵の中のあなた(全3話)
空をつなぐ(全8話)
恋のチカラ(全6話)
恋愛エクスプレス(全8話)
キミに出会う旅(全5話)
君が気づかせてくれたこと(全6話)
home sweet home(全4話)
恋の花の咲かせ方(全5話)
まだ見ぬ君へ(全4話)
ここにいること(全4話)
未来の花ムコ(全4話)
彼女の生きる道(全7話)
本当の幸せ ―私の誤算―(全3話)
コイの記憶(全3話)
救世主(全3話)
再びの春(全3話)
天使の羽(全3話)
キャンパス(全3話)
恋愛診断(全3話)
傷心旅行(全3話)
甘い恋愛(全3話)
始まりは雨(全3話)
遠回りした私たちの恋(全4話)
LOVERS〜恋が始まる〜(全6話)
LOVERS〜恋が揺らぐ〜(全6話)
LOVERS〜恋がざわめく〜(全6話)
揺れる明るみ〜癒し〜(全6話)
揺れる明るみ〜包容〜 (全6話)
うずきがとける(全7話)
おんなの、秘めごと|森下くるみの官能小説
バースデーバレンタイン|渡辺やよいの官能小説
安藤呂衣は恋に賭ける|内田春菊の官能小説
私の知らない私|女性向けSM官能小説
ウーマン・オブ・プラネット
官能小説の書き方(投稿)
その指が恋しくて|指フェチの官能小説
あなたを感じる〜電話エッチ〜|テレフォンセックスの小説
寂しさの粒|マリッジブルーで婚約破棄を考える女性の官能小説
ルームナンバー701
美味しいセックス|おいしいフェラの官能小説
目で感じる官能エロ小説
「もうひとつ」の誘惑|ディルドの官能小説
新着小説作品
あなたを掴まえたい(年下彼氏)|年下男子との恋愛小説
夜はまた明ける
秘密の氷が溶ける音
心の糸を結ぶ場所|婚活パーティーが舞台の官能小説
Sweet of edge
となりのS王子「ファースト・クリスマス」|クリスマスHの小説
となりのS王子小説版 恋におちたら|上司との恋愛官能小説
先生とわたし|先生と生徒の恋愛官能小説
【小説版】シンデレラになる方法 〜誓子の場合〜
【小説版】夜ごと課外レッスン|夫婦の官能小説
クロスラバーズ spotA 谷崎美陽の場合
クロスラバーズ spotB 吉井月乃の場合
妄カラ女子 spotA 小森未由の場合
純白と快感のあいだ|ひと夏の恋を描いた官能小説
妄カラ女子 spotB 榊川彩子の場合
パラレルラブ spotA 加藤直紀
パラレルラブ spotB 高木洋輔
同居美人 projectA 名取千織
同居美人 projectB 上塚想子
心も体もつながる夜は
幼なじみの甘い脅迫|幼馴染との官能小説
甘恋レッスン|幼馴染とするエッチの練習小説
恋のメイクレッスン|可愛い女の子の恋愛小説
彼女を震わせるモノ|ローターで攻める官能小説
オンナノコ未満、オンナノコ以上
本当にあった物語|ラブコスメの体験談小説
恋猫、飼い始めました。|リモコンバイブが登場する官能小説
Lovecure|ラブホテルでのセックス官能小説
二度目の恋におちたから|セカンドバージンの小説
Vな彼女と彼氏/凛野あかり
【小説版】タワーマンションの女たち
年下わんこのおねだりタイム|玩具の官能小説
今夜は私から/矢野樹
私も知らないわたし/結奈
初めてのひみつ/凛野あかり
心も体も通わせて(全4話)
マンネリ打破!恋愛スイッチ(全2話)
プリンセスになりたい(全2話)
恋の誘惑は唇から(全3話)
インサート・コンプレックス|エッチができない官能小説
上手なキスを教えて?|上手なキスの仕方がわかる官能小説
秘密、蜂蜜、果実蜜|三松真由美の官能小説
エッチな女性はお好みですか?
私だけの、キミでいて。|膣トレで自分磨きをしていく官能小説
あなたのすべてが性癖なのです。|アナルセックスの官能小説
きみの声じゃないと駄目なんです!|言葉攻めで感じる小説
欲望まみれの執事に愛されて|執事とのSM官能小説
彼の知らない私と、私の知らない彼
「気持ちいい」を聞かせて|同棲中のセックスレス小説
恋する貴女へ特別な快感(おもてなし)を〜若旦那の恋の手ほどき
ひとりえっちの為の短編エッチ小説(オナニー小説)
投稿官能小説(短編)
大人の恋愛小説(短編)
夏目かをる小説|夏目かをるが描く無料官能小説
官能エッチコラム
おすすめ官能小説レビュー
クリエイターズサイト
無料動画を見る
招き恋猫
メルマガ登録して最新h漫画を一足先に読もう