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官能小説 私の知らない私 続編 1話
例の年下クン
「で、綾乃、どうなの?例の年下クンとは?」
久々に大学の同級生と女子会。現在29歳前後の私たちが大学でノホホンと過ごしていた22歳当時。
その年齢と同じ私の恋人、亮は、彼女たちからしたら、“年下クン”という呼び名になってしまうらしい。
「やめてよぉ、そんな呼び方。彼には、安岡亮君っていう名前があるんだから!」
「おー、その反応は、続いてるってことねー」
からかわれて一緒に笑いながら、彼女たちに亮との付き合いを報告する。
そして、報告しながら、亮とのセックスを脳裏によぎらせていた…。
彼女たちにはまだ報告していない、亮にイジワルをするような、私がSになるセックスを…。
ソファーでのイタズラ
ソファーで隣り合って座って、亮と私は、よくテレビを観る。
笑い声を立てる亮のチノパンに、手を伸ばす。そっと服の上から撫でているだけで、彼の中心は、すぐに硬くなってしまう。
「…ぅぅん」と腰を浮かせる彼を横目に、私はビールを取りにキッチンへと向かった。
ビールが入ったグラスをテーブルに置き、彼の両脚の間、床に座る。
そして、改めて彼の中心へと手を伸ばす。吐息を吐きながら再び腰を上げる彼の中心に「気が早いわよ」とペシンと軽く平手打ちをして、ビールをゴクリ。
シュンとした表情でテレビと観るともなく観て、私と目を合わせる亮。
私は、「もぅ」と言いながら、彼のベルトのバックルに手を伸ばし、一気にチノパンのファスナーまで下ろして、下着と一緒に引き下げた。
「こうしてほしいんでしょ?」
彼のいきり立った中心に顔を添えて、そっと息を吹きかけながら、目を合わせる。
「綾乃さん…。イジワルしないでよ…知ってるくせに…」
「ちょっと言い方がナマイキよ」
彼の中心の先端を軽く甘噛みすると、ビクンと反応して、彼はさらに大きくなる。
そして、私の口の中へ入り込んできた。
一気に深く彼を吸い込んで、唾液を思い切りしたたらせ、ジュルジュルと音を立てる…。
口の中で、どんどん彼が大きく硬くなっていく。ビクンビクンと脈打つ…。
「はぁぁ…」
彼の吐息が聞こえると、
私は唾液を吸い上げる音を立てながら口を離す。
そして、ビールをひと口飲んで、目を合わせた。
切なそうな…、苦しそうな…、甘えてくるような…。
亮の目を見るほどに、私は、もっと切なくしたくなる。
もっと苦しくしたくなる。
そして、もっともっと、甘えてほしくなる…。
「いい顔、してる…」
そう言って、私はまた、ビクンビクンと躍動しながら待ちわびている彼を口に含んだ。
そしてまた、吐息が大きくなって口の中のものがクッと硬くなると、口から出してビールを飲む。
何度も何度も、亮がしびれを切らすまで、しびれを切らせても、快感の坂を上り詰める寸前で、私は愛撫を止める。
そんな前戯の末に攻めるセックスは、彼への愛おしさを何倍にも深めてくれていた。
新しい喘ぎ声
それから、私が開発した彼の新しい性感帯もある。
それは、おへその周り。ある夜、オーラルの前、焦らしながら彼のおへその周りを指と舌で撫でていた。
すると、最初は「くすぐったいよ…」と逃げていた彼が、だんだんと従順になっていく。
初めは、逃げる体を追いかけるのが、単純に楽しかった。 でも、ふと耳に入る彼の息や、目に入る「許して」という表情が、私を興奮させた…。
「あぁぁ。綾乃さん…。なんか、ちょっと…」
「なんか、ちょっと、どうしたの?」
「なんか…」
「ハッキリ言いなさいよ。なんか、ちょっと…じゃ、分からないわよ」
私は、逃げられないように、亮の腰を押さえていた。
「で、なんか…ちょっと、何なの?」
「なんか、綾乃さん…。そこ、おへその周り…気持ちいいかも…」
「かも?気持ちいい、かも?…かも、なら、やめてもいいわね」
「あぁ。綾乃さん、やめないで。やめないで。気持ちいいんだ。すごく…」
おへその周りに唾液の層を作って、舌と指を這わせる。
そのすぐそばで、彼の中心は、ビクンビクンと跳ねる魚のように暴れて、もがいていた…。
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「で、エッチはどう?やっぱ、若いだけあって精力的?」
ふと、友達の美香の声で、攻めるセックスを思い出す部屋から引っ張り出された。
「普通よ、普通!」
笑いながら答えて、私は本当にビールを一口ゴクリと飲み込んだ。
あらすじ
好評を博した「私の知らない私」続編が登場!
年下の彼とのその後は?綾乃のSでイジワルな前戯やセックスにドキドキ♪
感じる彼も前作より更にセクシーに描かれ、年の差カップルの赤裸々な恋模様は止まらない!