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投稿官能小説「奥手の男性」
奥手の男性
ずっと気になってた彼はとてもシャイな方。
挨拶といえば頬を寄せ、チュッとする国の方…のはずなのだけど、彼はまずしません(笑)
彼流挨拶といえば、控えめにしか握らない握手もしくはお辞儀。
なんとかして彼との距離を縮めたい!…と思い、会う前にとにかく自分磨きに励みました。
プエラリア・ハーバルサプリで女性らしい、柔らかいバストを、ハーバルジェルで。
さわり心地の良い肌を、そしてLove Master100で技術を習得し、イザ!
という時のために抜かりなく準備してました。(笑)
そして、会った時は
ヌレヌレ、
ナデテ、
リビドー
(全て爽やかなマスカットで統一!)の完全防備。(笑)
帰国の日
明日はもう帰国…という日
お別れの挨拶をする際、普段はこちらが散々
「ヨーロッパ式挨拶して頂戴!」
とお願いしたら、やっと(若干引き気味に)チュッとしてくれるのですが(笑)
この時は違いました。
「あぁ挨拶が終わるなぁ、そろそろこっちからチューのリクエストを出すかしらん…」
と考えていた時、こちらから言う前に引き寄せられ、抱きしめ、頬にキスされました。
妙に積極的な彼にちょっと驚いたのですが、私も嬉しかったのでお返しに、頬ではなく口にキスをすると、
「こんなことして…○○(彼の親友かつ私の友達で、恐らく彼は私とその友人が良い仲だと思っていた様子)が…困惑するんじゃ…」
と若干困った顔をしつつも、キスを止めません。
そして「もう少し…一緒にいたいんだけど…良いかな…?」
とのお誘いが。
まさか彼がそういうことを言い出すとは、思ってもいなかったので嬉しくて嬉しくて、二つ返事で快諾。彼のアパートに向かうことに。
移動中、タクシーの中でも降りてからも、彼からずっと手をつないできました。
普段見せない積極性にまた驚きましたが…
寧ろ、嬉しかったのでそのままイチャイチャしてました。(笑)
キスの嵐
家に着くとまた強く抱きしめられ、キスの嵐。
ベッドの端に座った彼の膝の上に私が座って、暫く甘いキスを堪能。
実は私はキス魔なので、非常に嬉しくて、もう本番は無くて良いわ、とか思ってました…。
が、彼の手が私の体を探りだし、私も彼の髪や頬、首筋を撫で…。
DVDで見た通り、耳や首を舌で刺激してみると、彼が甘い吐息を洩らし始めました。
そして、「服…脱ぎません?」と。
(その辺はシャイというか、丁寧というか…)
…そして、その後は延々触ったりキスしたり舐めたり…。
散々呑んでたこともあってか、残念ながら、挿入はあまり出来ませんでしたが、それが無くても十二分な程、愛情を感じられるボディタッチを堪能しました。
その日、帰国するのでなければもっと長くイチャイチャしたかったのですが、そうもいかず。
後ろ髪引かれる思いでお別れすることに。
ホテルまで送ってくれたのですが、ホテルの前でまた抱きしめられ、延々キスされました。
普段は女性のことが苦手そうな理系男子なのですが…
良い香りと手触りが彼を大胆にしたのでしょうか。
今度はいつ会えるか分かりませんが、会ったらまた素敵な時間を過ごせるように、自分磨きを怠らないようにしようと思います。