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投稿官能小説「初体験のカップルH」(ミミさん)
まだキスまでしか経験がなかった(初体験のカップルH)
付き合い初めてちょうど2ヶ月が経った日。
私たちは初めてお互いの全てを見せ合った。
私は彼以外には一人としか付き合ったことがなくて、まだキスまでしか経験がなかった。
恋愛経験が乏しくても、彼と付き合い初めてすぐに、私には自分達の相性がすごく良いってわかった。
2ヶ月記念の日初めて彼の部屋に行って、彼のベッドに2人で寝転んで話をした。
話をしながらも私は、早くキスしてほしくてそわそわしていた。
愛しくて愛しくて、私は彼を見つめてしまう。彼が私を抱き寄せたとき、自分の心臓がドキドキするのを感じた。
ちゅっ。
まずは軽いキス。それから濃厚なキス。ゆっくり何度も繰り返しながら彼の手が次第に私の胸の辺りをさ迷う。
セーター脱ぐ?
そう言って彼が優しく私の耳をかじる。温かい舌を感じる。くすぐったいような気持ちいいような。
私は頷いて彼にセーターを脱がしてもらった。彼はキャミソールをめくると、ブラをずらして私の胸に直接キスをした。
痛いぐらい強いキス。首筋にもお腹にも。彼が私の体を見つめるから私はどんどん熱くなる。
ちょっとだけ…でも大丈夫やからね
綺麗やで。
そう言って彼は私の胸にキスをする。
私は混乱する。これから起こる事への不安や緊張と彼に触れられてる嬉しさと、彼に触れたいという欲求が、ごちゃ混ぜになってしまうから。
私の不安に気づいたのかな?
ぎゅっと抱き締めてから彼は私の服を全部脱がした、かわいいと誉めてくれたスカートもタイツも、全て。
私の胸は高鳴る。
彼はキスしながらそっと私の敏感なところに触れた。すごい濡れてる。
彼がビックリしたみたいに言うから私はまた恥ずかしくなる。
ちょっとだけ…でも大丈夫やからね。
指でも痛かったら彼のだと私どうなっちゃうの?
不安になってきてしまった。でも彼を求める気持ちは少しも減らない。
思わず涙が出た
彼はすごく時間をかけてくれた。
いい?
―うん。
相当狭いから入るかわからへんけど…
―してみて。
力抜いて。
彼の体を感じたとき私は思わず息を呑んだ。初めての感覚。
でも…。スムーズにいくと思ったのに。あまりにも痛くてストップしてもらってしまった。
時間をおいてまたトライしたけれどだめだった。
3回目でやっと繋がった。でも動けなかった…。
私たち2人にとっても初めての日。彼に申し訳なくて、思わず涙が出た。
彼はぎゅっと抱き締めながら私の髪を撫でてくれた。
何でお前が謝んねん。
焦らんでええやん?
ずっと一緒にいるんやから。
な?
私は彼の言葉があまりにも嬉しくて、彼を強く強く抱き締めた。
あれから1年が過ぎた。
彼の言葉は全部本当だった。私は、もう彼を満足させることができるし、自分の体が、どんどん敏感になっていくのを感じている。
そして最近、2人の将来の話をするようになってきた。
ずっと一緒にいるんやから。
彼の言葉は全部本当。