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投稿官能小説「先輩の好きなように」(kozueさん)
みんながいる前で
「ん…くすぐったい。」
寝ぼけながらも、太ももをゆっくり、すーっとさする指のあたたかさに、目が覚めた。
うっすら目を細めると、窓の外は雪。
そうだ、サークルのみんなでスキーに来てたんだ。
朝から白銀の世界でがんがん滑り、夜はロッジ風のペンションでお決まりの飲み会。
その後さらに、普段から仲の良いメンバーで狭い部屋に集まって、エンドレスな二次会になだれ込んだのだった。
そこまでは覚えているものの、以前から気になっていた高平先輩に思い切り寄りかかったまま、眠ってしまっていた。
明るくて、後輩にも先輩にも人気者の高平先輩は、みんなと話しながらもやはり、私の太ももをさすり続けている。
ゆっくり、ふれるかふれないかのぎりぎりのところで。
こっそりと、私の身体を…(先輩の好きなように)
だんだん、高平先輩の指は、開いた脚の真ん中へ下りてきた。
高平先輩の指はと言うと…
つーっと上下にゆっくり、指は徐々に強弱をもって、ある一点を細かくさすり始めた。
や、そこは駄目ですよ!
と、頭ではわかっていても、声が出ない。
むしろ眠さと気持ちよさに、身を任せてしまう私がいた。
自分でも驚くほど、トロトロに溢れていた。
高平先輩の指は、雫をすくって私の固くなった一点をクチュクチュとさすり、思わず声が出そうになった頃、名前を呼ばれた。
「そろそろお開きだよー?女子部屋戻るよー」
「舞ちゃん起きないね、もうこのまま寝よっか。」
電気が消えた。
奥で眠ってしまった友人の洋子が見える。
私と高平先輩の漏れる息が、あたりに聞こえる。
暗闇の中、高平先輩はパンティの中から指を抜き、そのまま私の唇に彼の唇を押し当ててきた。
薄いけれど、まるで吸いつくように、決して離れそうにない唇。
昼間は皆の前で華麗なシュプールを描いていた高平先輩が、今はこっそりと、私の身体をおし包む。
誰か急に電気をつけたらどうするのだろう?
耳元で囁いた
唇は封印されたまま、高平先輩の右手は私の中に入ってきた。
既にぽっちり盛り上がった二つの点を、高平先輩の親指と小指はゆっくり、こねまわすように触れる。気持ちよさに鳥肌が立つ。
そして時折、固くなった一点をいやらしくこすり上げる。あまりの快感にのけぞりたいけど、背の高い高平先輩の身体の重みはさすが男性。
刺激はだんだんと強くなる。
声を出したい。
でも高平先輩の唇に封じられ、無言のまま三点はこね回され続ける。みんながいる部屋で、こんなこといけない、でももうちょっとで…
「(んぁっ…)」
鼓動がはやい。先輩の唇が私の耳元で囁いた。
「舞ちゃん、ごめん、実はずっとこうしたかったんだ。」
高平先輩の胸に思わず顔をうずめた。