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【後編】恋愛とセックスのかけ算/35歳 舞夏の場合
剥き出しの独占欲
陽介が準太郎を風呂に入れ、妻の阿純(あずみ)に声をかける。
「おい、準太郎、風呂から出たぞー。バスタオルー」
阿純に身体を拭かれた準太郎はパジャマを着てテレビのアニメを見ている。阿純は、準太郎をリ文具に残し、風呂場に服を着たまま入ってきた。まだ裸の陽介を見つめる。
「…なんだよ、お前も今、入るのか?」
細長く吊り上がった目をさらに鋭角に吊り上げて阿純が低い声で言う。
「夫の浮気の見抜き方にドンピシャ当てはまってる。最近の陽ちゃん…」
「は?」
陽介はシャンプーブラシで頭をポンポン叩きながらごまかす。
「ネット情報か? どんな見抜き方?」
「いきなり家族にやさしくなる。笑顔が増える。スマホを自分の側から離れたところに置かない。今まで以上に自分の予定を具体的に話す。飲みに行った人の名前をこれみよがしに伝える…」
噛み潰すように語尾をゆっくりさせて阿純が話す。
陽介はギョッとした。たしかに同窓会以降、阿純にやさしく接しようとして、ケーキを買って帰ったり、準太郎の面倒を前よりしっかり見るようになっていた。
脱衣場の洗濯機の上にスマホを置くようになったのもあの日からだ。もしかすると舞夏からメールが届くかもしれないと。
これまで風呂にはいる時はスマホはビジネスバッグの中に入れたままリビングや寝室に置いていた。
あきらかにスマホを大切にしている。同僚や部下と飲みに行く時は疑われないように、事細かに店名まで伝えていた。意識しすぎていたことが裏目に出た。
「のぼせそうだ。出るぞ。準太郎、一人でだいじょぶか」
ボクサーパンツを履き、首にタオルをかけた時、阿純が背中からいきなり右肩に噛み付いた。
「イテエ!」
うっすら血が滲む。
「何すんだよ」
阿純は怒りを顔に表しながら押しつぶすような声でつぶやく。
「渡さない、ほかの女に。陽ちゃんは私と準太郎のもの」
首筋にミミズが這い上がるような嫌な気分がした。

準太郎を寝かしつけ、阿純がリビングに戻ってくる。陽介は歯形がついた肩に軟膏を塗っていた。
「浮気なんかしてないよ。同窓会はユキオたちと二次会行ったから遅くなったんだ」
阿純は細長いキツネ目の顔立ちをしている。顎がシュッととんがっている。墨で染めたような黒い髪の毛をひっつめてピタッと身体に張り付くドレスを着るとアジアの国のモデルみたいに美しい。
ワイン色の口紅がよく似合う。ふっくらした少女の面影を残す舞夏とは正反対だ。
「車庫に来て。車の中で話そう。準太郎に聞こえないように」
ゾッとするほど無機質な声で言い放つ。
広めの車庫はシャッターが閉まっていて外からは見えない。自転車、バイク、キャンプセットなども置いてあり、いわば物置だ。灯りを点け、セダンの運転席と助手席に並んで座る。
「高校の頃付き合ってた彼女なの?」
「違うって」
「白状して。夫婦には秘密があっちゃいけないのよ」
「元カノは結婚してますっ。既婚者ですっ。あり得ないだろ」
阿純は横目で運転席の陽介を見る。
「相手が人妻だろうが、女子高生だろうが浮気には関係ないの」
沈黙が流れる。陽介はどう話を続けていいかわからない。結婚して初めて阿純のことを心底怖いと思った。
「ここでして」
「何を?」
「わかってるでしょ」
阿純はいきなり陽介の股間に手を伸ばす。
「チョッ…馬鹿なことやめろ」
「浮気してないかどうか、確かめてあげる」
短パンをおろそうとする。
「やめろってば」
声を荒げて阿純の手を振り払う。阿純はシクシクと泣き始めた。
陽介は観念して「好きにしろ」と目を閉じる。阿純は嗚咽を漏らしながら陽介のソレを口につっこんだ。しゃくりあげるタイミングで妙な快感が下半身を走る。
陽介はシートをフラットに倒した。
かき消された道徳心
陽介からやはり誘いのメールが届いた。同窓会から一月後のことだった。
「舞夏、メシでも行かないか。高校の時、丸八のお好み焼き屋よく行っただろ。オムソバ食べに。神田でオムそば専門店見つけたんだ」
完璧な誘い方。断ることなど誰も考えないだろう文脈だった。幼いデートを思い出しながら笑い合う、センチメンタルなデートが待っている。よみがえる。甘酸っぱいあの日の風。舞夏はすぐに「行きたい!」と返した。
夫と愛し合ってるかなど関係ない、昔大好きだった彼との時間を再現できるなら道徳心だの不倫願望などという難しい言葉も吹き飛ぶ。
単純なのだ、人間は…舞夏は自分を納得させた。
二人がけの鉄板付きテーブルをはさみ、こうばしい香りがただよう店で、陽介はオムそばにケチャップをかけた。昔のようにハートの形に。
「てれくさいね、35にもなってハート描くなんて」
舞夏が瓶ビールをグラスにそそぐ。甘酸っぱい思い出に浸るのも最初のうちだけだろうなと思いながら。この楽しい食事のあとは大人の欲が顔を出すはずなのだ。
丸八お好み焼屋で食べたオムそばはキャベツしかはいっていない駄菓子のような味だったが、神田のオムソバは牛肉もパプリカもしいたけも入っていて、豪華な味がした。
「私達、味覚も金銭感覚も成長してる。贅沢になってるんだなあ」
陽介はペロッとオムソバをたいらげ、豪快に笑う。
「そりゃそうさ。金も稼げるし、家族もいる。寿司でもステーキでも自分で食える。大人ってすげえな」
「家族は大事だよね。うちは子どもはいないけど、陽介はかわいい坊やがいるんだもんね」
「けど、旦那さんと二人で大人時間をすごせるだろ。うちなんか、準太郎中心で、色気もへったくれもないさ。おもちゃだらけの部屋だ」
「奥さん、奥さんとはどういう感じ?」
陽介はからになったビールのグラスをコトン鉄板の脇に置き「すんませーん、水一杯ください」と店員に声をかける。
「嫁とは…家族。準太郎を一緒に育てるパパとママ」
「そうなの。エッチは?エッチはまだしてる?」
「お前、直球だな。そういう舞夏はどうなんだ」
舞夏はまっすぐ陽介の目を見ながら言う。
「平日はしないけど、土曜はする」
「今日は平日だから…ないな」
舞夏はコックリ頷く。鉄板の上で焦げた野菜が黒っぽい煙を出している。
「じゃあ、平日は俺とするか?」
舞夏は陽介の手の甲に自分の指を伸ばし、そっとハートマークを描いた。
都心は海外の観光客が増え、ホテルの部屋が取りにくい。陽介はその事情をよく知っていて、わざと私鉄で都心から離れた駅に向かう。
「帰りはタクシーチケットあげるから、ここでいいかな」
こぎれいな郊外のビジネスホテル。舞夏は場所などどうでもよかった。二人きりになりたかった。人気がないロビーで陽介の腕に自分の腕を絡めた。
「ここなら、こうしてもいいでしょ。郊外だから知ってる人、いないしね」
エレベータの中で激しく唇を合わせ膝を絡める。
「もう、我慢できない」
陽介のぶ厚い唇から、本心が漏れる。その言葉に舞夏は欲情する。そんな情熱的な台詞を男からかけられたことがない。
部屋に入るなり、ベッドに雪崩れ込む。ジャケットを床に落とし、靴を放り投げ。荒々しく身体を貪るように触り合う。つねる。ひっかく。肉を強く握る。髪を掻きむしる。
自宅から遠い小さなホテルの部屋が今夜、二人の狂宴の場に設定される。二人の心の奥にある道徳心はみだらな気持ちにかき消されていた。
膨らむ略奪願望
自転車の後ろに乗り、陽介の背中のあたたかさを感じて胸をときめかせた舞夏はもういない。陽介の熱を汗を力をすべて吸い取る妖艶な大人の女になっている。
固かった胸の膨らみは円熟し、陽介のごつい手のひらで揉み上げられるのを待っている。生理のたびに忌まわしいと思っていた膣も子宮も、陽介を受け入れて快感のシャワーを浴びるに充分なほどこなれている。
皮膚の細胞のひとつひとつが開き、陽介の気配を飲み込んでは喜ぶ。イツキとのセックスがいかに平凡かがわかってくる。舞夏の中の肉の弾力が陽介を攻める。
「舞夏、すごすぎるよ。なんだよ、これ。飲み込まれそうな勢いだ…」
陽介がギブアップする。バンザイした格好の陽介の脇毛を歯で噛んで引っ張る。
「お前、魔女かよー痛いよ」
舞夏が動くたびに陽介の言葉が少なくなる。
「もう…だめだ。出す」
舞夏が動きを止めて、今度は陽介の上唇をかじる。
「ダメ。まだ」 「おまえ、いつもこんな激しいのか?」
陽介が途切れがちの声で尋ねる。
「陽介の奥さんより、気持ちいいって言われたいから」
舞夏が陽介の耳たぶに唇を滑らせた瞬間、陽介は放った。
自分の中でヒクヒクと震えるものを感じ、舞夏は天井を見上げて満足した。
「私、気づいた。私、まだイッてないけど、すごく満足。イカなくても満足なセックスってあるのね。不思議だわ」
陽介は何も答えず、舞夏の足を開き、濡れてチカリと光る窪みに太い指を差し込み、膨らみきった突起をチュウチュウと音をたてて吸い始める。
「あああんん、何するの…気持ちいい…」
「イカせてやるよ。イケよ。舞夏」
膣の壁を絶妙な力でこすられ、感じる突起物を吸い続けられ、舞夏はそこに身体中の血液が追いやられるかと思った。
「熱い。そこ。そこ、熱くて、火が出そう」
「火じゃなくて大洪水だ」
陽介が突起物をペロリと一回転、舌でなぞった瞬間、二人で乗った自転車が雲の上に飛んだ気分になった。
激しい交わりのあと、並んでセミダブルのベッドの上に寝そべる。陽介の肩に歯形がうっすら残っているのに気づいた。
「どうしたのこれ」
陽介がチラッと肩を見て思い出したように答える。
「嫁さんに噛まれた。浮気してるんじゃないかって」
「なんなの。そんなことする人なの?」
「ああ。怖かったよ。そん時は」
舞夏は傷跡に思わず唇を寄せた。いとおしむようにそれをチロチロと舐めた。舐めていると妻への嫉妬心が顔を出してきた。
まだ見ぬ浮気相手への警告。「陽介は私のもの」という所有の刻印。腹が立った。陽介の妻を敵と確信した。
「奥さんから陽介を横取りしたくなっちゃった」
陽介が真顔で叫ぶ。
「やめてくれよ。俺らは大人になったんだろ。大人の付き合いにしといてくれよ」
舞夏の中で道徳心と闘争心が複雑に混じり合う。
「大人って都合いい言葉ね」
そして、陽介の左肩を思い切り噛んだ。
「いてえ!なんだよ」
「対抗したの。陽介の奥さんに。負けたくない」
ベッドの上に座った陽介が血の滲む肩をおさえながら力なく笑った。そして舞夏をもう一度抱きしめた。
「舞夏、このままダブル不倫でこっそり続けけたいと思ったけど無理みたいだな。割り切れる奴じゃないと、秘密の関係は続けられない。残念だ」
冷たい言葉を吐き終えて、陽介は舞夏の首筋を力強く吸い上げた。
「やめて!」
ベッド脇の壁掛け鏡を覗く。紫色のキスマークがくっきりとうなじに浮き上がっていた。
「これであいこだ…」
キスマーク
浮気がばれないように注意しようと思いながら、舞夏は大きなミスをした。肩についた歯形を見て憤ったせいで陽介を怒らせてしまった。
そして、代わりにイツキに絶対見られてはならない刻印を押された。こんな首筋を見られたらイツキは怒り狂うだろう。陽介を怒ることはできない。自分が先に仕掛けたことなのだ。
帰りのタクシーで芹菜に電話をかけて成り行きをすべて話す。
「やられたわねえ。でも、聞いてると、舞夏が悪いわ。つつがなくダブル不倫を続けるためには掟をやぶっちゃだめよ。そりゃ、彼も仕返ししたくなるわよ」
「うん…つい、あっちの嫁にイラッとして」
「でも、舞夏の旦那にキスマークを見せちゃいけない。バレバレよね。そのタクシーでうちまで回って来て」
「え?これから?もう12時だよ」
「外でうちら二人で飲んだことにする。酔っ払った舞夏をさらに酔っ払った私がタクシーでそっちの家におくる。で、玄関でふざけて舞夏のうなじにキスをする。旦那の前で」
「すごい台本…」
「自販で缶チューハイでも買って、タクシーの中で酔っぱらっといて。私も今からうちにあるバーボンひっかける」
芹菜は男と女の修羅場をいくつもくぐり抜けている。窮地でも機転をきかせ、ドロっとしたものを覆い隠すすべを知っている。まさに大人の修復法ができる女だ。
芹菜の言う通り、二人でタクシーを降りた。肩を組んだ女二人が、自宅のチャイムを何度も鳴らす。
玄関でむかついているイツキの前で芹菜はおおげさなキスをした。紫色の刻印を上手に唇でふさぐ。キスマークの上に唇を突き立てるようにまた強く吸った。
フラフラの腰つきで、酒臭い息を吐き、「旦那さーん、ごめんなさあい。私、失恋しちゃってえ。今夜は舞夏に慰めてもらってたんですう。ギャハハ。あ、舞夏のこと、ふった男と間違えてキスしちまったぜ。ギャハハ」
悪酔いの演技が迫力満点だ。舞夏も酔ったふりをして。
「イツキちゃん、遅くなってごめんねー。芹菜が悪いんだよう」とスリッパの上にバッグを投げた。
芹菜のおかげでイツキからは「飲み過ぎるなよ」と釘を刺されただけで事なきをえた。
「おまえ、シミになるのいやだって日焼け止め塗りたくってるくせに、芹菜さんのキスは防げなかったな。エロイ首元だな。会社行くとき、隠せよ。俺がつけたみたいに言われるのこっぱずかしいしな」
翌日からはイツキがエロい首元をネタにギャグを言うようになった。
二日間、氷で冷やしてかなり薄くなったが、イツキは毎日、首元を見る。
キスマークがそろそろ消えようとした日の事だった。
鏡の前でパックをしている舞夏に、イツキが背後から抱きついた。そして、あのキスマークの数センチ下をいきなり吸った。
「イツキ、なに…何するの」
イツキは吸った跡をみながら嬉しそうに笑う。キスマークが増えた。
「つけたことなかったから、やってみた。芹菜さんのキスマーク、エロかったんだよ。なんか見てるだけでムラっと…」
舞夏はあっけにとられた。
「あ、だいじょぶ、見えないように服に隠れる場所狙ったから」
「舞夏、ここでしよう。俺、今日、エロモードだから」
「だって平日だよ」
「この前、ルール変更って言っただろ」
イツキが、舞夏を床に押し倒す。タンクトップをたくしあげ、乳房のふくらみをまた吸い始める。
「ここにもキスマークつけたい」
胸、脇腹、下腹部、イツキは、舞夏の身体のあらゆる部分を強い力で吸い始める。
痛気持ちいい妙な感覚に舞夏は興奮してきた。これまでイツキとこんなセックスはしたことがない。床の上で。新しい形のセックスパターン。
イツキはパンパンに膨らんでいる。舞夏もジトっと下着が湿って食い込んでいる。
「我慢できない」
舞夏が欲しているあの言葉をイツキが唱える。イツキは舞夏の腿の内側のやわらかい部分を思い切り吸う。紫色の刻印が数カ所にちらばる。
夫と、今までしたことのないセックスを楽しみ、舞夏は何度も喘ぎ声をあげた。
決意
陽介は阿純に疑われる日々に辟易していた。車庫の車の中で交わって以来、一切セックスはない。陽介のほうが阿純を遠ざけていた。
左肩の傷はそれほど深くないので、もうわかることはない。阿純が陽介のスーツのポケットやスマホを怖い眼でチェックしている姿を何度か目撃した。ゾっとした。
自分が元カノと寝てしまったという負い目はあるにしても、阿純の対応は異常なほどだ。左肩の傷を見られたとしたら、皿でも投げつけられるところだった。
久しぶりに残業がない日、はやめに家に戻った。準太郎が阿純とソファで何か話している。
「準くん、おとうさんとお風呂入る時、傷とかなかった?怪我してなかった?」
「ううん、肩。」
陽介はドキリとした。
「ああ、それは、知ってる。お箸持つ方の手の肩でしょ」
準太郎が考え込む。
「そっちは治ったほうでしょ。新しいケガは、お茶碗持つ…」
陽介があわてて話をさえぎる。
「おい、帰ったぞ。準太郎、コンビニ行くか。アイス買おう」
「はあい。とうしゃん、おかえりなさい。やったーチョコアイス」
「おかえり。私はシャーベット買ってきてちょうだい。オレンジの」
同窓会の日から阿純のほほえみは暗い影を持つほほえみに変わった。口元は笑っているが目は笑っていない。
その夜、陽介が先に布団に入り、雑誌を読んでいると阿純がシャーベットを持ってやってきた。畳の上にしゃがみこみ、陽介の布団をはぎ取る。
「陽ちゃん、どうして最近、求めてくれないの。浮気続いてるんでしょう」
陽介は身震いする。2度の浮気はしたがすでに終わっている。証拠はない。
「いや、でかい仕事が入って、疲れてるんだ。落ち着いたらゆっくり…あ、何するんだ」
阿純が陽介のパジャマを脱がせ、左肩に溶けかけたシャーベットを塗りつける。
「冷たい!」
「誰かさんに、噛まれたんでしょ。冷やさなくちゃ」
陽介は何も言えず動きを止めた。阿純は車の中でしたように、陽介のパジャマのズボンとパンツを淡々と降ろす。
しなだれたそれが現れる。
「やめてくれ。今日は寝よう…また、落ち着いた時に…」
阿純がいきなりシャーベットの残りを股間になすりつけた。
「うわっ、やめろ!」
「この子、誰かさんのいやらしい割れ目に埋め込まれたんでしょ。冷やして消毒してるの。動かないで」
無表情でシャーベットを塗りつける阿純を見て陽介は口をぽかんとあけたまま茫然となった。
“こいつとは、もう一緒に暮らせない…。”
クラッシュされた氷に攻撃され、縮こまった分身を見つめて陽介は別れを決意した。
END
あらすじ
主人公・舞夏は結婚していて、土曜日に週一だけ夫とエッチをしている。
そんなある日、もっとエッチがしたいと思いアンダーヘアを処理し、平日に夫を誘い寝た。
興奮がおさまらず2買い目を求めたが、夫は仕事が忙しいということで週末にまたすることに。
そんな最中、高校の同窓会の誘いが来て…