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恋愛とセックスのかけ算/28歳 純江の場合


揺れる心

FBで青山鉄二から中学の同窓会のお知らせが届いた。高校の夏休みに1度集まったきりで忘れかけていた三年二組。幹事の鉄二は昔っからお笑いキャラで人気者だった。

SNSのおかげでクラスの半分以上集まると書いてある。純江は同窓会を開催しやすい時代に生まれてよかったと思った。中学三年間憧れていた吉池タケルに会えるかもしれない。

絶対に会いたい。ほかの男子より頭一つ背が高く、ガッシリした体格でスポーツ万能。どんな大人になっているのか会ってみたい。ダイレクトメッセージで鉄二に尋ねた。

『誰来るのかな?フミと麻理江には連絡取れるから知らせとくね。』

すぐに返信が届いた。

『めだってた奴らだと、依田、小川は来るよ。あ、すみちゃんが気にしてたタケルはたぶん来るって言ってたよ。』

「たぶん…か」

たぶんって何パーセントの確立なんだろう、純江はフっと息をついてスマホをソファに放り投げた。

「ま、5割の確立でもいいや。会えればラッキーってことで」

純江とタケルは12年間会ってはいないが細くつながっている。埼玉北部にある純江の実家は毛糸や生地を扱う手芸店だ。母が仕切っていて、そこにタケルの母が週4日手伝いに来ている。

純江もタケルも東京で働いているので会うことはないが、たまに母から

「タケルくん、消防署で働きはじめたんだって」

「タケルくん、お正月はスキー行くから帰って来ないそうだよ」

とか、ふわっとしたタケル情報は聞かされていた。

純江は東京で彼氏ができたので、あえてそれ以上つっこまず「へえ、そうなんだ」と軽く流していた。

ただ、この前、胸が熱くなる出来事があった。同級生のフミが当時撮った写真が押し入れから出て来たと、メールで添付して送ってきた。

その写真には、タケルと純江がピース姿で笑って写っていた。純江のハートがぷるっと揺れた。

純江がタケルに想いを寄せていたので社会見学の時、フミがタケルに頼んでツーショットを撮った。その写真を見ていると甘い香りの恋心が蘇り、今のタケルに会いたくてたまらない気分になった。

「消防署で働いてるって言ってたけど、どんな感じになってるんだろう。会いたい、会いたいな…」

再会

連休を使って、実家に帰ったときの事だった。久しぶりに母の手料理をおなかいっぱい食べ、上機嫌になった。

「すみちゃん、彼氏とはうまくいってる?えっと晃一くんだっけ?」

「うん、晃一くんのご両親に来月会いに行くことになったよ」

「ほうー。いよいよ結婚準備だね」

「あしたお店手伝うからさ、嫁の心得、いろいろ教えてよ。タケルくんのおかあさん、明日来るのかな」

母はうれしそうに頷いてお茶をすすった。

母の経営する手芸店は、10坪ほどの小さな店で二人いれば充分接客できる。幼稚園の頃から母の店に行くのが好きだった。

色とりどりの毛糸や生地に囲まれて魔法の国のお姫さま気分になるからだ。黄色い毛糸を切って頭の上からたらし、「プリンセスですー」と言って遊んでお客さんを喜ばせた思い出がよみがえる。

タケルの母がレジの横に座り、計算をしていた。純江はすこし緊張した。

「タケルくんのおかあさん、お久しぶりです」

「まあ、すみちゃん、すっかりきれいなおねえさんになって。都会で暮らすとみんな変わるねえ」

最近の話題を話していると、タケルの母が突然携帯を取り出した。

「タケルもいま、里帰りしてるから、ちょと寄りなって言ってみるわ。ゴロゴロしてたから」

「え!タケルくん、こっちにいるんですか?」

純江は脈がドクドクはやくなるのを感じた。

午後、母たち二人が休憩で喫茶カレンに行くと言って出てしまったので、一人で店番をしているとタケルが店に現れた。

「やあ、すみちゃん、10年ぶり?今、東京のどのへんに住んでるんだ?」

「12年ぶりだよ。高校の時同窓会一回したじゃない。今はね、府中に住んでる」

「そうかあ。なんかどんどん年とってるんだな。俺ら。俺、相模原の消防署に勤めてる。寮にいるんだ。あっち帰ったら飲みに行かないか」

驚くほどタケルは社交的になっていた。男の子は小さい頃は女の子を敬遠してあまりしゃべらないものなのに、大人になるとこうもフランクに話しかけてくるんだと、純江はちょっと不思議に思った。

「うん、飲みに行こう。連絡先、おしえて。あっ、来月、同窓会もあるよね。青山鉄二から連絡来たでしょ。FBに」

「おう。俺は当直だから行けねえんだよ。よろしく言って。依田も行くって言ってたし」

赤や青の毛糸に囲まれて12年ぶりにタケルと話す空間は最高に幸せな世界だった。

『タケルくん、やっぱイケメンだあ。昔っから整った顔してたけど、それに消防士さんだから身体鍛えてて、たくましくなってる。』

純江はトロっとした気分で晃一とタケルを比べてしまった。

今の彼氏、晃一は細身で背もそれほど高くない。笑顔がすてきで、つくしてくれるところに惹かれた。いっしょにいるとラクチンなのだ。純江が気取ったり、見栄をはる必要がまったくない。

ただ、セックスは純江の方がリードしなければうまくいかない。元々性欲がないと自分で言うくらい草食系。純江の友達からも「晃一くん、癒し系だよね」という褒め言葉しか出て来ない。

結婚は穏やかなタイプとするのがうまくゆくと考えていたが、タケルの隆々とした胸元と腕を見ると気持ちが揺らぐ。あきらかに性的魅力をタケルから感じていた。

もどかしさ

やわらかな日差しの午後、晃一がカフェオレに砂糖をたっぷり入れてほっとしたような顔つきですすっている。純江は彼のやさしい横顔が大好きだ。

横顔を見つめていると無性にしたくなった。あどけなさが残るぽちゃっとしたほっぺに思い切りキスしたい。

「晃一、太るよ。最近おなかぽっこりしてきたよ」

純江は、指でツンっと晃一の下腹を突っつく。

いつもこんな調子だった。晃一の一人暮らしの部屋でくっついて座っていても、純江が身体に触ってもまったくエロチックな状況にはならない。純江はその事にいら立っていたんだと、今になって気づいた。

タケルの首筋から上腕にかけての逞しいラインを見たあの夜はどうしようもなくしたくなった。相手は晃一でもタケルでもいい。とにかくしたくなったのだ。

おへその下から太ももの付け根あたりで小さな真珠の玉がコロコロ転がっているようなこそばゆい感じがしていた。たまらなくなってキュっと膣のあたりをすぼめてみた。いやらしい妄想が頭いっぱいに広がる。

晃一との数少ないセックスでいきそうでいけないもどかしさ。晃一のペニスの先端がもっと奥まで入ってくればいいのに、もっといっぱい塞いでほしいのに何か足りない、じれったい。足をばたつかせてじれったい気分をうったえるが、晃一は自分だけ満足してぐったりする。

あと少しで極みに達するのにいつも晃一だけ先に果てて動かなくなってしまう。言葉にはしないけれど「ああ、またかあ…」とがっかりする。でも晃一の事は好きだからそこは我慢しようと思っていた。

タケルに会ったとき、我慢したくない気持ちが吹き出した。身体の奥底でフツフツ沸騰する泡がうごめいていたが、いきなり泡がはじけて外の世界にこぼれ出た。

今、隣にいる晃一の下腹を指で突っつきながら、思い切って言ってみた。

「晃一、しようよ。したくなったよ」

晃一の唇にいきなりキスをした。甘い砂糖の味が純江の官能に火を付けた。

すれ違い

「なに?まだ4時だよ。明るいし」

我慢するのはもうやめた。純江はその気がなさそうな晃一をソファに押し倒し、短パンをいっきにはぎ取った。

「やめろよっ、スミ、何すんだよ」

ふいをつかれて晃一がまじめな顔でしかった。

「今日、しないと、私、変になりそうなの」

晃一がたじろぐように純江を見つめた。

晃一のまだ下を向いているそれを、明るい場所でみるのは初めてだ。キュっと握ると、だぶついた皮膚の中に大事なものが包まれているような手触りだ。ころっとした手触りがいとおしい。

「なんか、かわいいね」

晃一は何も言わず横たわって天井を見つめた。純江は柔らかすぎるそれを両手で包み込み、暖めるようにハアっと息をかけた。ムクっと反応した。

「生きてるみたい。ペットにしたいな」

晃一はクスっと笑って純江の頭を撫でた。晃一の頬に自分の頬をこすりつけると、ちょっと冷たくて心地よかった。

「晃一のほっぺと、このふにゃっとした生き物、好きなんだあ」

晃一が小声でささやいた。

「ふにゃじゃないだろ。ほら、ほら、硬くなってるだろ」

もう一度手で包み込むと、さっきまでやわらかくぶら下がっていたものが硬みをおび、むっくり起き上がろうとしていた。

「ほんとだ、変身した!生きてるみたい」

ふざけるように、口いっぱいに頬張った。

「う、だめだよ、そんなことしたら、あ、あっ…」

純江が頬ばって3回ストロークしたとき、口いっぱいにどろりとした液が広がった。

「ゲホっ、にがっ…」

晃一があわててそばにあったタオルを純江の口に押し付けた。

「ペってしていいから。ごめん。」

口の中で発射されたのは初めてだった。ほろ苦い後味は、気持ちまで暗くした。

「もしかして、これでエッチ終わり?」

寂しそうに尋ねた。

「一回出ちゃうと、もう無理だよう。僕、そんな体力ないしさあ。スミがいきなり舐めるから悪いんだよ」

晃一がすねたようにパンツをはき始めた。

パンツを履いた晃一を見て、純江は胸の中でつぶやいた。

「ばか、晃一のばか。私の気持ちなんかまったく無視じゃん」

涙がにじみ出た。目をつぶると色とりどりの毛糸に包まれたタケルの姿が浮かんだ。

純江の股間はじっとり濡れていたが、晃一はそんなことを気にも止めずiPadでネットを見始めている。

「晃一、今日は帰るわ。なんか頭痛してきた」


「まじで?ファミレス行こうよ。ジャンバラヤ食べたいんだけど」

その言葉を無視して純江は自分のマンションに向かった。晃一は追いかけても来ない。

「ばか。無関心男。あんな奴と結婚したら欲求不満で爆発する…」

バスの中で純江の頭の中は今までの不満が渦巻いた。すると、濡れたままの下着に気づいた。

「タケルは、どんなエッチをするのかな。あんなガッチリした身体だもん、きっと激しいだろうな。あそこも晃一がチワワならタケルは土佐犬並みだろうな」

そんなことを考え始めると、また下半身がうずいてきた。バスの中でもじもじしながら純江は早くタケルに会いたいと思った。

2人きりの夜

待ちに待ったタケルと飲む約束の日がやってきた。二人の職場の中間地点の駅で待ち合わせた。

早い時間帯だったのでアジアン居酒屋はまだすいていた。タケルが先に着いてスマホをいじっている。純江は立ったまましばらくタケルを見つめた。

ピッタリと身体にフィットしたTシャツ。はちきれそうな太い腕。日に焼けた精悍な顔だち。白くてふっくらした晃一の頬と対照的だ。

「ようっ」

タケルが気づいて、手招きした。「おいでおいで、こっちへおいで」と誘われるままにタケルの腕の中に飛び込みたい、そんな衝動にかられる。引き寄せられる。

このままでは気持ちもタケルに引っ張り込まれてしまう。それを理解しながら純江はタケルの方へ一歩ずつ近づいていった。

「男ばっかの職場だから、荒っぽくなっちゃってさ」

生春巻きを手でつまんで豪快に食べるタケル。タイガービールを一気飲みしても酔うそぶりも見せず、楽しい話をしてくれる。

「俺さあ、彼女いたんだけど、先月別れたばっかなんだ。彼女が実家の青森にかえることになって」

「そう、じゃあ、今は彼女いないんだあ」

「スミちゃんは?」

純江は、一瞬息を飲んだ。

「いる。やさしいカレシ。結婚考えてんだけど、今ひとつ決断できてないの」

「なんで?」

「へへへ、そこは秘密!ね、アジア風コロッケっていうの注文しようよ。ピリ辛かなあ」

楽しく思い出話をしながら夜が更けていった。

「この写真覚えてる?フミが持ってたの、スマホで送ってくれたの」

二人がピース姿で微笑んでいる昔の写真を取り出した。

「あのさあ、私、このとき、タケルくんのこと好きだったんだよ」

「うわ、今だから言えるシリーズかよ」

タケルはハッハッハと笑い飛ばした。

二件目のバーでカクテルを飲むと、純江はタケルに自分の恋の不満をぶちまけたくなった。でもそんなことをすると晃一に悪い、けんか中だが嫌いになった訳ではない。葛藤をかかえて黙り込んだ。

「スミちゃん、黙っちゃったな。疲れてきたみたいだ。家まで送ってく」

タケルが察して純江を電車に乗せてくれた。マンションの前に着いたとき、「トイレ貸してくんないか、ビール飲みすぎちゃって」と切り出された。

純江は、期待していたわけではないが、自分の部屋に昔憧れた男の子が来てくれるのは嬉しかった。

「どうぞ。ちらかってるけど」

純江は、レモンティーを入れて、「酔い覚ましに飲んで」とすすめた。

タケルはスマホの時計を見て、

「飲むと終電なくなるなあ。駅前に満喫あったよな。オールで漫画読むかな…」

「明日仕事でしょ?オールなんかしたらやばいよ。よかったらうちで寝てって」

「え、いいのか?オオカミになるぞ」

タケルと長い時間を過ごして純江は自分の欲についに負けてしまった。

「タケルくん、いいんだよ。オオカミと一緒に寝てみたい」

羞恥と快感

抱き合う男女

タケルがやっと自分のシャツとパンツを脱ぎ、純江の開襟シャツのボタンをはずした。まさかこんな展開になるとは思っていなかったので、着慣れたブラジャーをつけている。見られると恥ずかしい。両手でとっさにブラジャーを隠した。

「スミちゃん、恥ずかしい?隠すなよ」

「だって、かわいい下着つけてない…」

「関係ねえよ。じゃあ、自分で脱いで。俺、目、つぶってるから」

タケルの声が妙に湿っている。飲んでいた時とは明らかに違う。獲物を求める猛獣のように目つきもするどい。

自分でブラジャーをはずし、パンティ一枚になった。

「もっとかわいいレースの着ておけばよかった」

言い訳がましい言葉が終わらないうちに、タケルがそれを一気に足首までずらし、片足だけ引き抜いた。

「あっ…」

「見せてくれよ。ここがどうなってるか」

いきなり太ももの間にタケルが顔を近づけ、ひとなめした。

「うそ、やめて、そんなところ見ないで、舐めないで」

聞こえない振りをして、太ももを左右に押し開き、パックリ開いたそこにタケルが舌先を滑り込ませる。

「やめて。濡れてるのに、そんなことしないで」

足を閉じようと力を入れるがタケルの両手が純江の足をロックして、閉じさせない。ピチャピチャといやらしい音がしはじめた。

「スミちゃん、ここ、舐められたことないんだろ」

晃一はこんなことはしない、あくまでやさしく普通にことを運ぶ。

純江は頭の中が真っ白になった。気持ちよかった、恥ずかしさと気持ちよさが五分五分。舐め続けて欲しいし、これ以上濡れるのを知られるのが恥ずかしい。

「あああ、どうにかなりそう」

「俺のも舐めてくれよ」

タケルがようやく足を開放してくれた。

中心にある感じる突起は膨らみ、足を閉じるとキュンキュンする感覚が背中を駆け上がる。

ベショベショに濡れたまま、純江は今度はタケルのそそり立つ逞しいそれに目をやった。すごい。大きくてシャープな三角形のラインがくっきり見える。

「タケルくん、大きい」

「だろ?だからいっぱい濡れないと痛いかもしれないぞ。俺も濡らしてくれよ」

純江は差し出された大きなものをアグっと一気に口に押し込んだ。

大事なこと

息ができないほどの大きさ。口の中がタケルでいっぱいになった。下手に動かすと歯が当たりそうで怖い。ゆっくり気をつけて右手を添えながらスライドさせてみた。

「いいぞ、スミちゃん、いい感じ」

ゆっくりスライドさせている間、タケルは純江の乳首を指でコロコロもてあそんだ。

「うん、ううん」

もだえる声が唇の隙間から絞り出されるように出てくる。

タケルのそれの先端がぬめってきた。準備万端という印だ。タケルはペニスを口から抜くと、純江に覆いかぶさった。

純江の中心の突起がまた丸みを帯びる。充分すぎるほど蜜のような液体が流れ出る。タケルが一気にこじ開けて入り込む。女の液体と男の液体が混じり合う。

「んぐっ…あああ、いい。待ってた。これ、待ってた」思わず喚起の声が出る。晃一とのセックスではいいところで止まってしまい最後まで上りきることがない。いったい何年、この快感を待っていたのだろう。

「い、いい。いい。すっごい、いい」

タケルが深く、浅く、強弱を付けて動き回る。太い腕が純江を包み込む。男臭い汗の匂いが鼻孔をよぎる。匂いでまた純江は発情する。

「奥、奥に奥に来てええ」

ずっと願っていた膣の奥の部分、晃一にねだってもそこまで来てくれなかった。

今、タケルはそこに到達した。純江の腰を両手で軽々と持ち上げ、剥き出しになった割れ目に、狙った角度で突き刺すように動く。

「すごい、すごい、もうだめ、がまんできないいい」

「いけよ」

太い声でタケルが命令する。「いけよ」という命令口調に純江は脳天を打たれたように感じた。

「ひっ!」

一瞬、すべての動きも時間も止まったようだった。足先がピンと伸びきり、背中が海老ぞりにしなった。タケルの先端が子宮の入り口をつついている感触。純江はのぼりきることができた。ヒクヒクと身体の内部が波打つ。

「スミちゃん、俺も、俺もいくぞ」

自分の中で一気に水風船がはじけたのがわかった。

「タケルくんのここもドクドクしてる」

タケルの体温を胸いっぱいに感じ、純江は本当のセックスに巡り会ったことを喜んだ。今までの不満はすべて吹き飛んだ。これが私の望んでいた事だったんだ。純江は幸せだった。

ぐっすり眠るタケルの横顔を晃一と比べながら純江は後悔していない事に気づいた。晃一ともっとセックスの事を話してみよう。セックスってこんなにいいものなんだってことわかってもらいたい。それでも晃一が拒むなら結婚は考え直そう。大切な事を決断した夜になった。

「タケルくん、ありがと…セックスが大事な事、気づかせてくれて」

眠っているタケルの頬を手の甲でそっと触ってみた。ゴツゴツした男の骨格が心地よい。

純江は女に生まれてよかったと、毛糸の髪のプリンセスのようにタケルに向かってお辞儀をした。


END

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あらすじ

中学の同窓会で、主人公・純江はタケルと12年ぶりに会えることを楽しみにしている。
純江には彼氏・晃一がいるがセックスが上手く行かず、男らしいタケルに魅力を感じていて…

公開中のエピソード 全67話公開中
三松真由美
三松真由美

恋人・夫婦仲相談所 所長 (すずね所長)・執筆家…

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