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官能小説 回り道 〜十年越しの約束〜 前編

夜中の電話

夜中に突然、岩切祥子(いわきりしょうこ)の電話が鳴った。

着信は大木充弘(おおきみつひろ)、大学時代の同級生だ。もう五年以上会っていない。祥子の脳裏に、若かりし日のほろ苦い思い出が瞬時に蘇る。

「もしもし?」
「あ、大木だけど……」
「うん」
「どうしてた?」
「色々あるけど、まあ元気かな」

「それはよかったよ。ところで俺、結婚したんだ」

「……え?そうなんだ……良かったね」

祥子の声はトーンダウンした。無理してテンションを上げて尋ねる。

「で、相手はだあれ?」
「職場の上司の勧めで知り合った娘。八歳年下なんだよなあー」

照れているのを誤摩化すように、語尾が延びる。

「またそれは若い娘だねえ。かわいくってしかたないでしょ?」
「まあね。かわいいはかわいいけど……ちょっとジェネレーションギャップはあるかな」
「そっか。まあ、八コも違えばね。でも、頼りにはされてるんでしょう?大木君がねえ……」
「何だよ、その言い方」

「いやー、同級生が頼られてる男だなんて、ちょっと不思議な気がするから」
「それは俺が頼りないってことかよ?」
「そうじゃなくて。何だろ?学生時代の子供っぽい所とかも知ってる身としては、何か微笑ましいっていうか……」
「何だよ、母親みたいだな」
「まあ、お幸せにってことよ」

「それはどうも……で、岩切、お前はどうなんだよ?」

「何が?」
「結婚とか……さ」
「うーん、ないね」
「付き合ってる男はいるんだろ?」
「まあね。でも結婚はナイかな」
「……そうか。そう言えば俺、お前に謝んなきゃいけないことがある」
「何よ?」

「……三十二までにお前が結婚出来なかったら、俺がもらってやるって言ったんだけどさ」

「はあ?そんなこと言った?」
「言ったよ。ほら、十年くらい前のみんな就職してからすぐの飲み会だよ。その時は二十三くらいだったかなあ?何だよ、覚えてねえの?」
「そうだったっけ?それ、初めて聞いたかも」
「えー!?俺それを気に病んで電話したのに。それはないぜ!」
「良かったじゃん。余りものの私と結婚しなくてさ。せいぜいお幸せに」
「……ああ、うん……おい、自分のこと余りものとか言うなよ」

気を遣ってなのか、声が小さく弱々しい。

「こんなに長く私と話してると、焼きもち焼かれるんじゃないの?お嫁さん若い娘なんだから。それに、まがりなりにも私との結婚を考えたわけでしょ?」

そう言って祥子は豪快に笑い飛ばした。

「あ、大丈夫。今、出張先なんだ。まさか家からはかけないよ」
祥子の胸をチクリと刺す言葉だった。こういう扱いは慣れているはずなのに。

「じゃあ、遅いから、そろそろ……」
「あ、俺、番号変えてないし。出張多い部署に移ったから、何かあったらいつでも電話してって言うか……」
「何言ってんの。私に電話してるヒマあったら、かわいい新妻にサービスしなさいよ」
「……そうだけど」
「ごちそうさま。じゃ、お幸せに」

祥子は物わかりの良い大人の女に徹し、できるだけ明るい声で言った。充弘は何か言いかけたようだったが、祥子から電話を切った。それがせめてものなけなしのプライドの表明だった。

それから一年後

それから一年後、祥子は大学の同級生の訃報を伝え聞いた。

「誰か他に仲良かった人に伝えてくれないかな?大木君とか、まだ連絡取ってる?」

電話口でクラスメイトが祥子に聞く。大木という名前に胸がざわめく。

「うん。連絡先は知ってるけど」
「じゃ、お願い。伝えてくれるかな?白井さんと柴田君のはわかる?」
「一応大丈夫だと思う。大木君が前に連絡先は知ってるって言ってたから」
「じゃ、たのむね」

その夜、大木充弘に祥子は電話をかけた。

「久しぶり。元気にしてた?」
「ああ、まあ。色々あるけどな」
「もう、お父さんになったかな?」
「いや……まだだけど……で、今日は何?」
「あのね、杉岡君が亡くなったんだって。連絡来たの」

「え?本当か!?心筋梗塞か何かか?」
「それはわかんない。倒れたってだけしか……」
「そうか……俺たちと同じ歳だからまだ三十三か四だよな?若いのに……」

少し沈黙があってから
「香典出さなきゃな」
沈んだ声だった。

「うん。で、大木君の方からも、柴田君とか白井さんとかに伝えてくれないかな?」
「いいよ。わかった……でさ」
「ん?」

「……今度、会えないかな?俺、出張でそっち行くから……飲みながらでも話したいんだけど……」

心なしか思い詰めた感じがするのは、祥子の気のせいだろうか。

「いいけど……お嫁さんは?」
「まあ……それは関係ないだろ。だいたい学生時代の友達に会って何が悪い。お前もそんなことで気兼ねすんなよ」
「……それならいいんだけど」

祥子には、以前の充弘とだいぶん変わった物言いが妙に気になった。

夕闇がせまる頃、仕事帰りの人々でごった返す繁華街。おしゃれなテナントがひしめく大型店舗の入り口を目指す。ここは二人で学生時代に待ち合わせたことのある場所でもある。充弘がこの場所を指定して来た。

人ごみの中に充弘を見つける。細身の長身にダークスーツがよく似合っていた。いつの間にか落ち着いた大人の雰囲気をまとっている。 学生時代にもこんな風に待ち合わせて二人で飲みに行ったことがある。あの時のまだ大人になり切れていない、どこか少年のような面影はもうない。
少し寂しい気がした。

「おう!」

充弘が祥子に気付いて片手を上げる。

「……大人になったねえ……」
「何言ってんだよ。馬鹿じゃねえ?お前も同じ歳だろうが」

苦笑しながら充弘が返す。笑うとあの時の少年が蘇った。

「そうだけどさ」

当時はまだどこかぎこちなく、祥子のことを苗字の「岩切」と呼んでいた。「お前」なんて言われたことはない。祥子はいまだに充弘のことを「大木君」と呼ぶ。粗野なようでいて、男の包容力を示すかのようなその呼び方が自分に向けられていることに、心地良さを感じると同時に、同じく「お前」と呼ばれる女が、この男の最も近くに存在することを意識せざるを得ない。歯がゆいような、苛立つような気持ちになる。これは嫉妬なのだろう。

妻のある男に魅かれてしまうのは、祥子の悲しい性なのか。

「で、何食べたいんだよ?」
「え?」

祥子は我に返る。

「え?じゃないだろ。何食いたいよ?じゃ、何飲みたいよ?」
「取りあえず、ビール飲みたいかな」
「俺もそう。ここら辺の飲み屋は学生時代と様変わりしてるだろうから、俺はわからん。お前の方が詳しいだろ?どっか旨そうなところ連れてけよ」
「……うん、まあ……」
「さっきから変じゃないか?お前」
「いや、ちょっとね……長い時間がたったんだなあって、しみじみ思ってさ」
「そうだよなあ。俺たちギリアラサーだけど、そろそろアラフォーに届く勢いだしな」

昔の思い出が蘇る。あんなに傍にいたのに。並んで歩くこの男をなぜあの時引き止められなかったのか。未来の見えない不毛な恋愛ばかりしている今の自分が惨めに思えて、やたらと後悔ばかりが胸に浮かぶ。 飲みは学生時代の話で盛り上がり、時が逆戻りしたような錯覚に陥る。

若かりし青春の日々の煌めく記憶を、その時過ごした仲間と語らうなんて、こんな幸せな時を過ごせるなんていつ以来だろう。日々仕事に追われ、プライベートでもうまく行かない祥子にとっては、つかの間の安息になった。

仕事で男顔負けの祥子には、若い男が物足りなく思える。どうしても男に包容力を求めてしまうから、いつの間にか付き合う相手は妻子持ちばかりを選んでしまっていた。

条件付きの刹那の幸せしか享受出来ないのに。頭ではまずいと分かっている。それでも破滅の道を知らずに選んでしまって、結果ボロボロだ。無邪気に笑い合えたり、つまらないことを真剣に語り合えた、純粋で無垢だったあの煌めく日々の記憶が、疲弊してすり切れ、汚れてしまった自分を浄化してくれる気がした。

「で、お前、付き合ってる男は?」

つまみを咀嚼しながら充弘が聞く。

「……いるには、いるけど……いるって言えるかわからない」
「……そうか。で、結婚はしないのか?」
「全然っていうか……出来ないんだ」

少し間があってから、

「……それぞれ事情があるだろうしな」

と言って充弘はグラスを傾けた。察したとみえてそれ以上は何も聞かない。 しばらく沈黙が続く。今では祥子も沈黙を恐れなくなっている。若い時はこの沈黙が心地悪くて、ただやみくもにテンションを上げて喋り続けていた。

「俺さ……」
充弘が口を開く。

「実は、離婚したんだ」

もっと一緒にいたいから…

「え!?まだ二年くらいじゃなかった?」
祥子は思わず頓狂な声を上げてしまった。

スーツの男性とオフィスカジュアルの女性が仕事終わりに飲みいく。男性の発言に女性は驚いている。

寝耳に水とはこのことだ。周りの客が一斉にこちらを向く。

「大声出して、ゴメン。でもどうして?」
「まあ、合わなかったんだろうな」

まるで他人事のようにのんびりと答える。

「今日は人恋しくて。誰かと話したかったんだ」
「……私なら、いつでもいいけど」
「今日はとことん飲もうぜ!」

ジョッキを持ち上げ、おどけて歯を見せて笑う充弘を、祥子は痛ましく思った。それと同時に腹の底では、会ったこともない充弘の妻だった女に、ざまあみろ、とほくそ笑んでいた。

久しぶりに心をさらけ出せる相手同士、懐かしさも相まって話は尽きない。分かってはいたが、二人とも酒に強いからしこたま飲み、気付けば深夜を回っていた。

「店、替えようか?」
「まだ飲む気?」
「いや、まだお開きにしたくないだけ。もっと一緒にいたいから」

深い意味のない言葉だと分かっていても、酔っているからか、祥子は充弘がサラっと言った言葉を聞き流せずにうつむいてしまう。

「どうした?飲み過ぎたか?」

色気のない言葉が返って来る。さっきの言葉に過剰反応した自分が恥ずかしい。

「ううん、大丈夫。大木君、明日の仕事はどうなの?」
「明日はゆっくり社に戻ればいいから……っていうか、直帰でもいいくらいだし。そういう、人のことを気遣うところは変わらないよな。で、お前はどうなの?」
「私は今日すごく飲むと思ってたから、明日は有給取ってある」

言ってしまってはっとする。まるで期待して、やる気満々とばかりに勘ぐられたらどうしよう。

「そうか……じゃ、俺のホテルの部屋で飲み直すか?」

充弘は目をそらして、祥子を見ずに言う。

「え?」

小さく息を飲む。その間迷うこと二秒ほど。

「うん」
「じゃ、行くか」
充弘は祥子の顔をやっぱり見ない。立ち上がると伝票を奪い取るようにして、さっさと会計に歩いて行った。 その背中を見ながら祥子は、充弘の言葉を反芻する。

「じゃ、俺のホテルの部屋で飲み直すか?」

充弘のそらしたままの目と、妙にぎこちなくなった態度が引っかかる。 学生の時と同じノリのつもりだよね?深い意味なんかない……よね?

そうは言いつつも、内心少しは期待している裏腹な自分にも、祥子は気がついていた。

…俺だって、男だぞ

大木充弘の宿泊しているホテルまでは、少し歩いた。

その間、お互い何となく気まずい時間が流れる。沈黙を破ったのは祥子の方だった。

「……ねえ、飲み直すなら、何か買わなきゃ。近くにコンビニあったっけ?」
「ああ、あったかな?」

自分で言ったくせに、そっけない。

「こっちの路地を行ってみようよ」
「……俺、もういいかな」
「じゃあ、どうするの?もう飲まないの?」

不思議そうに見つめる祥子を正面に見据えて充弘が言う。

「お前さ……俺の部屋、来るの嫌なら断れよ」

祥子の心の揺らぎを見透かされている。心がざわつくのを抑えながら、

「飲みながら話すんだったら、どこでもいいんじゃない?」
お茶を濁すように祥子が努めて明るく言うと、充弘は眉間にしわを寄せて、

「……俺だって、男だぞ」

怒ったように声を絞り出した。 相手は同級生で、自分を長い間、女とは見てくれていないと思って来た。それに離婚して日も浅い。祥子が充弘を男として意識していないと言えば嘘になるが、ここでいきなり男女の仲になるというのも、何だかすぐには受け入れられそうもない。

「ホテルで二人っきりでも、何もないでしょ?大木君と私じゃ……」

そう言った自分の言葉と裏腹に、祥子はやけに傷ついていた。 充弘のさっきの言葉がなかったかのように、半ば強引に缶ビールとつまみを買い込み、ホテルの部屋に上がり込む。無理にテンションを上げ、声高に話し、豪快に笑う。まるで意味深な充弘の態度を、打ち消そうとしているかのように。どこか虚しいのは分かっていても、祥子はこう振る舞うしかなかった。

目が覚めたのはベッドの上で、部屋の電気は煌煌とついたままだった。
いつの間にか眠りこけていたようだ。

横に安らかな寝息を立てて、充弘も寝ている。そのまま寝落ちしたようで、服はあちこちにしわがよっている。とにかく服を着ていた事に安心した。 起こさないようにそっと起き上がろうとすると、充弘が目を覚まし、眠そうな薄目で祥子を見上げ、するどい一言を発した。

「何逃げようとしてんの?」
「いや……別に……逃げやしないけど……」

答えた祥子の声には狼狽の色が滲む。充弘がベッドの上にむくりと起き上がって、祥子の腕をつかんだ。

「何だよ、お前。昨日は無理にテンション上げやがって。俺に気を遣ったのか?」
「そんなこと、ないよ」
「あんなことされたら、こっちもいたたまれないだろ」

祥子には何を言っているのか分からない。

「まあ、いいけど。まだ居ろよ。今日は休みとってあるんだろ?付き合え」
「でも……」

細身なくせに、ワイシャツをまくり上げた腕には、しなやかな筋肉の隆起が見える。あっという間にその腕に引き寄せられ、抱きしめられた。 胸の奥が条件反射にキュンとなる。それでもとっさに抵抗しようとする。

「ふざけるのやめてよ。まだ酔ってるんでしょ?」
「ふざけてこんなことするかよ。ずっとこうしたかったんだ。昨日はお前、ガード固かったからな」

そう言って充弘は腕に力を込めた。さらに耳元で囁く。

塞がれた唇

「俺にしないか?お前のこと、大事にするから」

急展開に固まっていると、唇を塞がれた。

ベッドで起き上った男性を覗き込む女性は男性にキスされた。

唇の内側をそっとなぞるように、舌が動く。充弘の優しい舌の動きが祥子を誘う。祥子もぎこちなくだが求めに応じていた。 唇の隙間からやっとのことで息を継ぐ切ない吐息が漏れると、充弘が突然身体を離した。

「……ごめん」

口元を拭いながら呟く。

「お前の気持ち、全然聞いてないのに強引なことして……ごめん」
祥子は黙って充弘を見つめる。

「……俺、結婚してからお前のことばっかり考えてた。嫁には悪かったと思ってるけど……」
充弘の表情は歪んで苦しそうだった。

「嫁とは微妙に噛み合わないことばっかりで、こんな時お前だったらどうするかな、きっとこう言うだろうな、お前だったら分かってくれるのに、とか考えるようになって……いつの間にかいつも嫁とお前とを比べるようになってた。結婚しなきゃよかったんだ。結局相手を傷つけただけだった……」

言い訳とも懺悔ともつかない言葉を吐き出すように言う。

「……それ……酷い」
そうは口で言っても、祥子は内心嬉しかった。

「本当に酷いよな……結婚してから、相手に気持ちがないのに気付くなんてな……」
「選ぶ相手を間違えちゃったんだね。しょうがないよ」

祥子はうなだれる頭を優しく撫でた。充弘はその手を取り、愛おしそうに握った。

「でも、それで分かったんだ。自分が選ぶべきなのはお前だって……今になって分かるなんて、バカ過ぎるけど」

そんなことを言うのは反則だ。頑な心がふんわりほどけて、心ごとさらわれてしまいそうになる。だが今日はいつもと違って、祥子は不思議と素直になれた。

「うん……相当バカだね……でも、私も同じくらいバカだから」
そう言うと祥子の方から軽く口づけた。

「……二人とも酒臭い、かも」
苦笑いしながら祥子がゆっくりと身体を離す。

「そんなこと、俺は気にしない」

充弘の顔が近付いて来て、吐息が感じられた。祥子の心臓の鼓動が速くなる。祥子の唇に、しっとりとした充弘の唇が触れる。ゆっくりと目をつぶる。 改めて感じる充弘の唇は思ったよりもぽってりと柔らかく、ゆっくりと祥子の唇の感触を確かめるように重なり合う。

はじめはゆっくり、そしてだんだんと大胆に充弘の舌が唇を割って入って来る。

そして激しく口内をかき回すように。柔らかに濡れた粘膜を絡め、祥子の舌を求めてくる。激しく大胆に貪るその舌が充弘の情熱を伝えている。 あわや酸欠でめまいを起こすほど、激しく求める充弘の姿が、祥子の女としての喜びを刺激する。腰が砕けそうになるほど、身体の芯から疼きがわき起こり、夢中で祥子も充弘に応じる。

やっとのことで唇を離すと、淫靡に濡れた音が響いた。 お互い息が上がっている。充弘の目が興奮でうっすら潤んでいる。再度抱き寄せられた。このままだと、今すぐにでもなだれ込みそうな勢いだ。

「待って!私、シャワー浴びていいかな?」
「あ、うん。ちょっと焦りすぎだな……俺」

充弘がバツ悪そうに下を向く。

「そうかも」
祥子が可笑しそうに笑う。

「でもこういうの、何だか照れるね」
「今日は、玉砕覚悟の一大決心だったんだ俺は!分かれよ」

いっぱいいっぱいなそんな姿もかわいい。

「うん、分かってる。だから、ちょっと待ってて」
子供をなだめるように祥子は言うと、バスルームに立って行った。

黙って祥子はベッドの脇に座った。緊張が高まり、鼓動が速くなって行くのが分かる。 洗い髪のままな上に上気した肌は、間接照明の下で艶かしく見える。

充弘は祥子のバスタオルだけを巻いた身体を見ようともせず、目をそらしたまま、 「俺も」 と不機嫌そうに言うと立ち上がり、バスルームに消えた。


⇒【NEXT】「もうこれ以上待てない」(回り道 〜十年越しの約束〜 後編)

あらすじ

夜中に突然、岩切祥子(いわきりしょうこ)の電話が鳴った。
着信は大木充弘(おおきみつひろ)、大学時代の同級生だった。

「俺、結婚したんだ」

8歳年下の女性と結婚したことを報告してくる彼。
若かりし日のほろ苦い思い出がよみがえる…

「……三十二までにお前が結婚出来なかったら、俺がもらってやる…」

大木の言葉…
もちろん信じていたわけじゃない。

だけど、大木の結婚の報告は祥子の胸をぎゅっと切なく締め付けた…

同級生との10年越しの関係を描く今作。
祥子と大木の運命の輪が再び廻り始める…!

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みんなの感想

  • 後編が今から楽しみです! 28日が待ち遠しいっ(??ω??)?


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緋鹿 折(アカシカ オリ)
某国立大学理学部卒業。医学博士。
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