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ひとりエッチは彼には秘密…【官能小説】【LCスタイル】
玲香(38歳)のひとりエッチ体験談
入社して十数年が過ぎる溝口玲香は、部下に若い女性ばかりを持つ38歳の美容部員だった。
結婚願望がないわけではないが、仕事が気に入っているので、
週のうちに一晩か二晩を恋人と夜を過ごしたり、旅行したり、美術館などへ出かける現在の生活のリズムを狂わせたくはなかった。
今日は金曜日。
終業時間になると、てきぱきと仕事を終わらせ、アフター5の用意をする華やぎがフロアに伝わってくるものだった。
「チーフ、今夜はデートですか?」
「残念でした。今日は、自分のための時間を過ごすの」
化粧室で口紅を直す玲香に、部下の1人が声を掛ける。
自分のために、きれいでありたいと願う玲香は、恋人の博がいてもいなくても、いつも身ぎれいにしていたいと心がけていた。
「ただいまぁ…お帰り、お疲れさまぁ」
マンションのドアを開け、一人二役の声を掛ける。
手には、帰りがけに買ったアロマキャンドルの包みがあった。
軽い食事を作って食べ、化粧を落としてお風呂に入る。
浴槽に、たっぷりのお湯を張って、ローズのオイルと泡の入浴剤を入れれば、そこが自宅にいながらのエステルームだった。
玲香は、丁寧に身体を洗い、下着は付けずに、贅沢なレースのスリップドレスを身にまとった。
アロマキャンドルを取り出して、博が忘れていったライターで火をつける。
イランイランの香りは、催淫効果があると聞いて買ってみたのだ。
恋人の出張の夜。
キャンドルの明かりに、1人でシャンパングラスを傾け、泡が立ち上っていくのを眺める。思いついて、ガムランのCDを流してみた。
異国の香りと音楽。シャンパンのデザートは、コレクションの絵画と、自慢のきれいな色をした乳首だった。
耳の奥には彼の声
2年前に行ったフランスのルーブル美術館で、とても印象的な一枚の絵を見た。
玲香は、その絵の複製を自分へのお土産に買った。
『浴槽のガブリエルと妹』というタイトルの16世紀の、フォンテーヌブロー派のきれいな裸身の女性の絵だった。
ガブリエルはアンリ4世の愛妾(めかけ)で毒殺された女性だが、絵の中では彼女の妹が姉の乳首を摘んでいる。
この絵の意味はよくわからないものだが、描かれた女性のきれいな乳首の色と裸身に魅かれた。
「…あ、だんだん…硬くなってくるわ…」
(玲香はココを弄られるのが好きだね)
耳の奥に博の声が聞こえる。
(最初はイヤだって言いながら、弄ってあげると、ますますピンクの色が、濃くなってツンとそそり立ってくるんだね。
もっともっといじめてほしい、って感じてるんだろう?)
「うん…好きよ、胸のさくらんぼを弄られるの、大好きよ…」
シャンパンに酔っているのか、博とのセックスでの挿入がなくても、
自分で自分の乳首を愛撫するだけで、イッてしまえるような充足感を、玲香は感じていた。
「そうだわ、この前使ったローション…」
甘い香りのするローションをサイドボートの引き出しから持ち出して、乳首にそっと塗ってみる。
冷たい濡れた感覚に、乳首がますます硬くなっていくのがわかる。
濡れた乳首をレースの上から、そっと擦って摘み、弄った。
愛撫に夢中…
博は、玲香の乳首を時間をかけて愛撫する。
舐めたり、舌先で転がしたりノックしたり、唾液で濡れた乳首に冷たい息を吹きかけたり、
色白の玲香の肌の中で、もっとも濃いピンク色の乳首がますます血の色を濃くするまで
感じやすい乳首への愛撫をしてくれる。
クリトリスやヴァギナへ触れられなくても、乳首に性感帯を持つ玲香は
胸への愛撫だけで、淡いかげりの奥がぐっしょり濡れることが多かった。
思いついて、ランジェリーのストラップとレースをずらし、左の乳首を、シャンパングラスに浸して濡らしてみた。
甘いローションに加え、シャンパンの炭酸がぴりぴりする感じがして、玲香はますます自分の乳首への愛撫に夢中になった。
「あ、いいわ…」
それから、思いついて、小さな金色のイヤリングを片方の乳首に嵌めてみた。
「ちょっときついぐらいが…いいわ…」
留め金をねじって、きつくしたり緩めたり、調整する。耳たぶよりも乳首はずっと、敏感だった。
「これで、つぼみをローターなんかでいじめてみたらどうかしらね?」
そこに――。
「いいねぇ。なんだかすごくエロティックで、耽美的な眺めだ」
唐突に聞こえたのは、恋人の声だった。
自分で触るのと、俺にイジられるのと…
「出張が早く終わって、最終の新幹線に乗れたから――」
博だった。少し前に合鍵でドアを開けて、恋人の痴態を眺めていたのだ。
「玲香の一人エッチって、すごくきれいでやらしいね」
「…」
「怒ったの? 玲香?」
「…怒ってないけど、嫌ね、いつから見てたの? 悪趣味だわ」
「けど、とってもきれいだよ。シャワーを浴びるまで待てないよ」
言いながら博は、玲香の乳房をわしづかみにした。
「玲香のおっぱい、とてもステキだ。やわらかくて、先っぽが感じやすくて。ね、自分で触るのと俺にイジられるのとどっちが好き?」
「うふん、どっちもよ」
「仕方ない人だね、恋人を前にそう言う?」
博は苦笑を洩らした。
「うん、いいよ、俺は恋の奴隷だ。ねぇ、今夜は玲香が上になって。そうしたら、その感じるピンクの乳首をいっぱい、いっぱい愛してあげる」
手早く着衣を脱ぎ捨てた博は、玲香の手を取ってベッドへと誘った。
「いいお土産を見つけたんだよ。京都の化粧品屋でね、リスの毛で作った最高級の化粧刷毛。これで玲香の敏感なところ、優しくそうっと撫でてあげるよ」
きっとすごく気持ちがいいよ、と言う恋人の言葉に、
「ステキねお土産ね。ねぇ、早く試して」
自分に正直な玲香は、恋人のするだろう行為に、期待の声を弾ませていた。
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