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官能小説 彼の欲情スイッチが発動した夜

彼の欲情スイッチが発動した夜

同棲を始めて一年。
平日よっぽどのことがない限り求めてこない…それが私の彼である。
たった一年。これが世間でいう『マンネリ』なのだと実感した。私が早く帰ることができた平日は、エッチな時間を過ごしたくて、部屋を暗くしベッドでそっと彼に寄り添ってみる。

でもダメ…平日鉄壁の彼は一言。

「じゃ、おやすみ」

いつしか、この「おやすみ」をベッドで言われたら『今日はエッチなし』という彼の合図になった。

疼く心が満たされない物足りなさと、そんな気持ちを抱いているのに言葉にして誘うことのできない自分。気づけば、ネットでマンネリやセックスレス解消の記事ばかり目で追っていた。そんなときに目にとまったもの。

ベッド専用香水…?

それは、男性の衝動のスイッチをONにするという香水だった。コレで彼の衝動を駆り立てられるの?ネット通販じゃ香りも分からないし…。

正直、信じていなかった。でも、切実な悩みが香水1つで解決できるのならば…そんな気持ちで買い物のボタンを押していた。

次の日、すぐに香水は届いた。でも、その日は彼の帰宅が遅く、シャワーを浴び終わった頃には深夜1時過ぎ…しかも彼は前日寝不足。いつもだったら確実にエッチなしの『合図の日』。

でも、どうしてもすぐに試したくて…プシュ。

『甘くて女性らしい、いい香り…』。首筋や内ももなどに軽くつけて、淡い期待とともにベッドに入った。

「おやすみ」

…好みの香水がひとつ増えたと思えばいいか……でも…
涙目になりそうで、そっと体を横に動かして寝ようとしたそのときだった。

『ん……っ!?』

急に彼が腕をまわし、突然のキス。

舌が唇を強引にこじ開ける。独特のぬるりとしたぬくもりが侵入してきた。しつこく私の舌に絡みつき、逃げようとしても離してくれない。いつもと違う…強引だ。

なんでだろう…すごくしたい…

『ふ、……っは、……んっ』

まったくの無防備だった私は、受け止めるだけで精一杯。彼がひたすらキスを繰り返しながら、くるおしげな手つきで私の髪を撫でていることにも、しばらく気づけずにいたほどに。

『ど、どうしたの……?』

やっと尋ねると、彼は低い声で一言「…したくなった」。
声に滲んだ熱は、欲望だろうか。ぞくっとする。
薄暗い中でも、彼のそれが硬く、大きくなっているのがわかる。

「なんでだろ……なんかすごく、したくなった」

言うが早いか、手が乳房に伸びてきた。
柔らかさとぬくもりを確かめるように、ねっとりと揉まれる。彼の手の動きを通して、私にもその弾力が伝わった。

「気持ちいい?」

手のひらが先端に当たるたびに、同時に体が熱くなっていく。彼は乳房に口を近づけた。ぬめっとした感触が乳輪に触れる。

『あんっ』

海の中で揺らぐ海藻のような動きで、乳首を舐め始めた。もう片方のほうは、指先で小さな円を描くようにしながらくりくりと転がす。

『ハァ…』

あそこがきゅんと熱を帯び、奥から何かが溢れ出してくるのがわかった。

自分も夢中で手を伸ばして、彼の硬くなったものにそっと触れる。もう何度だって愛してきたものだけど、何度触れてもいとおしい。特にこんなふうに硬くなっているときは、心臓を軽く掴まれたようなものぐるおしさを感じて欲しくなる。

「まだ、ダメ…」

そう言うと、彼は脚の間に移動して、太腿を両側にゆっくり開いて顔をうずめてきた。

『あんっ』

舌を小刻みに動かす。ちゅ、ちゅっと音が部屋に響いた。

小さくて大事な粒を剥き出しにされて、舌先でチロチロと舐めながら、同時に中に指をそっと差し入れようとする。もう十分に湿っているそこは、恥じらいを覚えてしまうほど容易に彼の指を受け入れた。

「すごい濡れている…」

指の動きは止まらない。水音がさらに大きくなる。

「ごめん、もう我慢できない」

丁寧にゆっくりされるのも嫌いじゃない。でも、その時の彼の言葉は本当にすごく嬉しくて。…泣きそうなぐらいの幸せが溢れてきた。

マンネリを克服した彼女
その瞬間、彼のはちきれそうなものが圧倒的な質量で、私のそこを開いていく。

『は……あぁぁっ』

体の内を甘く、切なく押し上げられるような感覚に、喉の奥から喘ぎが漏れてしまう。…そう、ずっとこれが欲しかったのかも。

「中……すごく気持ちいい…」

彼のものが奥まで達した。我を忘れるぐらいうっとりしながらも、つながることができた嬉しさに体が熱くなり、子宮の奥が疼きを強めた。

「すごい濡れてて……締まるっ」

一度は奥まで届いたそれは、引き抜かれ、また奥目指して貫かれた。とめどない蜜が結びついたところから溢れる。そんなふう動かされたら、全身で快感を受け入れるしかなくなってしまう。

『あ……ああっ』

たまらなくなって、彼の背中にしがみついた。単調な動きだからこそ、快楽は体に確実に染み込んでいく。

「イク……あぁ、気持ちいいっ……イクよ、あ、あぁ……好きだ……っ」

彼の言葉は、うわごとのようになっていた。こんなときに好きだと言ってもらえるのは、嬉しい。絶対に嘘ではないだろうから。

深く繋がりながら、もう一度彼を強く抱きしめる。
彼のものが、中でどくんと脈打った。

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あらすじ

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