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官能小説【前編】独占☆私だけのパティシエ〜閉店後はあなたの指に蕩けて〜【LCスタイル】
人気洋菓子店アルバイトの秘密
★作品について
この作品は、小説サイト「ムーンライトノベルズ」と合同で開催した、「ラブグッズで熱く感じる小説コンテスト」のLC賞作品です。ドキドキの小説をお楽しみください。
昔ながらの商店街を一本入った路地の片隅、そこに“パティスリー森の小路(こみち)”はある。築数十年を経て重厚さを増した赤レンガ造りの外装は、以前は純喫茶だった建物を改装したものだ。古ぼけた大きな窓枠には濃い緑色の蔦が絡まり、豪奢な雰囲気を醸し出している。
夜になると橙色の暖かな光が店内から外に漏れて、通り過ぎる人たちも思わず視線を向ける。入り口は重厚な木の扉だ。その内側にはベルが取り付けられていて、開くたびにカラン、と澄んだ音を店内に響かせる。
店に一歩足を踏み入れれば、そこにあるのはガラス張りのショーケース。色とりどりのケーキやタルトが並んでいる。そしてショーケースの横には趣のある木製のテーブルと椅子が置かれ、ケーキを紅茶や珈琲とともに店内で楽しむこともできる。女性にとても人気があり、地元のフリーマガジンはもちろん、全国紙やウェブメディアに紹介される機会も多い。だから一日中、来店客は途切れないのだった。
この店の一番人気は、昔ながらのイチゴのショートケーキである。甘すぎない絶妙な甘さのクリーム、契約農家が育てた新鮮なイチゴに、生産数限定の卵を使ったふわふわのスポンジ。それらの要素がうまく調和して、口に含んだ瞬間、舌の上で蕩けていく。紫乃がこの店でのアルバイトを決めたのも、このショートケーキに惚れ込んでのことだった。
紫乃は二十歳の大学三年生。入学してすぐに、友人からこの店のショートケーキの噂を聞き、一口食べてファンになった。次の日には、アルバイト希望の電話をかけていた。
大学の授業はそれなりに大変で、三年生になった今は就職活動の準備もしている。けれどその合間を縫って、週に二日は、アルバイトのシフトを入れている。
(このアルバイトの時間が、私にとっては息抜きなのよね)
そこまで紫乃がこの店にこだわるのには、大きな理由があった。
「これ、三番テーブルへお願いします」
店の奥から、よく通る声が聞こえた。それはとても爽やかで、聞く者をパッと明るい気分にさせる。
「はい、すぐに」
紫乃は短く返事をして、店の奥へ向かった。金属製のお盆にケーキと紅茶を載せてフロアへ戻り、指示されたテーブルへと運ぶ。
奥にいるのは、この店でオーナーパティシエを務める拓海である。百八十センチ近い高身長に、肩幅が広くがっしりとした体。サラサラの黒髪に、凛々しい眉。ニコッと笑うと口元から白い歯が覗いて、見つめるたびに紫乃の胸はときめいてしまう。
拓海は日本の製菓専門学校で洋菓子作りを学んだ後、本場フランスで数年間、修行した。帰国後は東京の有名ホテルで学び、それから独立してこの店をオープンさせたのだ。
店の常連客には、拓海のファンもたくさんいた。だから紫乃は、拓海と交際をしていることを誰にも話せずにいる。
(拓海さんは完璧な人だもの)
人気洋菓子店のパティシエと交際しているなんて、アルバイト仲間や常連客に知られたら大変なことになってしまうだろう。だから紫乃は、二人の関係を心に秘めたままにしていた。
(でも、みんなに打ち明けたい気持ちもあるのよね。……拓海さんのことを、大好きだって!)
紫乃はうつむいて、深く溜め息を吐いた。
ポニーテールに結い上げた髪の先が、チクチクと首筋を刺す。少し癖のある髪は、カラーリングを施していない自毛だ。細い髪質のため、太陽の下では茶色がかって見える。
ぱっちりとした瞳も、同様に少し薄いヘーゼルナッツのような色味をしている。体格は中肉中背だが、胸は大きい方だ。そこに店の制服である、白の襟付きシャツと黒のタイトスカート、そしてダークブラウンのエプロンをつけている。
「(あと十分の辛抱ね)」
壁にかけられた鳩時計を見上げて、紫乃は溜め息を吐く。
女性客のグループの楽しそうな笑い声が、店内に響いている。
時計の針は、午後六時半を示している。
この店の営業は午後七時までだ。
それからアルバイトの責任者である紫乃がレジの確認をして、無事にクローズとなる。
(ドキドキするなぁ)
実は本日、紫乃は二十一歳の誕生日なのであった。
閉店後に、拓海と二人で紫乃の住むアパートへ行き、お祝いをすることになっている。
どんなお祝いになるのか、紫乃は何週間も前から胸をときめかせていた。
「すみません、ちょっとヘルプお願いします」
慌てた様子の拓海の声が、奥から聞こえてくる。
紫乃は促されるままに、店の奥へと移った。
「レジの精算をお願い。それから今日はちょっと待ってて欲しいな。一緒に、君の部屋へ帰ろう」
拓海はそう言って紫乃へ微笑みかけた。
店ではいつも敬語で話すのに、二人きりの今は親しみを感じさせる、くだけた口調である。それに「行こう」ではなく「帰ろう」と言われたことで、紫乃はたまらなく嬉しい気持ちになった。
「ええ。拓海さん、私、すっごく楽しみ」
満面の笑みで、紫乃は拓海にそう返事をしたのだった。
特別な誕生日プレゼント

店から徒歩五分のところに、紫乃の住むマンションはある。女性の多く住むワンルームマンションの、三階の端の部屋だ。
誕生日だからと奮発して、拓海は洋菓子店の近くの洋食屋で、特製のオードブルを注文していた。帰りがてらそれを受け取り、二人は帰路に就く。家には今朝、紫乃が作り置きしたサラダとミネストローネがある。
オードブルとサラダ、ミネストローネをローテーブルに並べて、二人は食事をする。
「お誕生日おめでとう。いつもなかなかデートできなくてごめん」
申し訳なさそうに頭を掻く拓海に、紫乃は微笑みかける。
「そんなことは気にしないで。こうやって二人きりで会えるのが、私は何より嬉しいから」
何気無い会話が弾んで、とても満ち足りた時間となった。
食事の後は、紫乃のお楽しみ。そう、拓海が紫乃のために作ってくれたケーキである。
拓海はかたわらに置かれた白い箱から、ケーキをそっと取り出した。
「今日は君のために、俺が特別なケーキを作ったんだ。……どうかな?」
それを目にした瞬間、紫乃は目を見開いた。
あまりにも、素敵だったからだ。
「すごい!これを私に?本当に、私が食べてもいいの?」
「当たり前だよ。俺が紫乃のために作ったんだから」
頭をポンポンと叩きながら、拓海は紫乃に答える。
「ありがとう」
紫乃は満面の笑みで、拓海に感謝の言葉を述べた。
やや小ぶりな、四号サイズのホールのショートケーキ。生クリームで覆われたスポンジ生地には、イチゴだけでなく、ブルーベリーやオレンジ、キウイ、葡萄など、色とりどりのフルーツが乗っている。
(これ、すっごくきれい!まるでフルーツの宝石箱みたいだわ)
中央にちょこんと置かれたチョコレート製のプレートには“HAPPYBIRTHDAY SHINO”と筆記体で書かれている。
拓海は紫乃の年齢を表す数字の“2”と“1”の形をしたロウソクを並べてケーキに刺し、ライターを近づけた。温かい橙色の火が、ろうそくの先に灯った。
「俺が紫乃の写真を撮ってあげるよ。息を吹きかけて、消してみて」
スマートフォンを紫乃に向け、拓海は促す。
「えっ、いいの?じゃあいくね。……ふーっ!」
紫乃がロウソクを吹き消す瞬間を、拓海はスマートフォンに収めた。
温かな橙色をしたロウソクの火は、あっという間に消えた。
「ねぇ、拓海さんのケーキ、早く食べたい!」
いてもたってもいられず、紫乃はせがんだ。
「もちろん。俺も紫乃に早く食べてほしいと思ってる」
拓海は用意されたナイフで手早くケーキを切り分け、皿へ取り分けて紫乃へ手渡した。
「ありがとう」
お礼を言って受け取ると、一口分のケーキをフォークに乗せ、口へ運ぶ。
ふわふわのスポンジと絶妙な甘さの生クリームが、紫乃の舌の上で蕩ける。スポンジ生地の真ん中には、ブルーベリーのジャムが塗ってあるようだ。店のショートケーキにはこのジャムはない。きっと、ブルーベリーが紫乃の好物であることを知った拓海が、特別に付け加えたのだろう。
「何これ、めっちゃ美味しい!さすが拓海さん!」
紫乃は、モグモグと口を動かしながら黄色い声を上げた。
本心からの言葉だった。
「だろ?店のショートケーキをアレンジした、紫乃のためだけの特別なケーキだからね」
「ありがとう。こんなに美味しかったら、いくらでも食べられちゃうね」
笑いながら、紫乃はフォークの先で一匙ずつケーキを切り崩し、口へ運んでいく。
そのときだった。
カシャン、と音がして、紫乃は驚いた。フォークの先に、何か硬いものが当たっている。
「あれ?ケーキに何か入っているみたい……」
驚いて、紫乃は拓海へ視線を移した。
「やっと気づいたか。……良かった」
拓海は意味深な表情をしている。
「拓海さん、もしかして、中に何かを入れたの?……あ」
ケーキの中に隠れていたのは、小さなビニール袋だった。どうやら、指輪が入っているらしい。
「え!これ……なに」
予想していなかった展開に、紫乃は声を上げた。
フォークの先でそっとケーキをつついて、ビニール袋全体を取り出す。中に入った指輪には、大きめの薄紫色の石が一つ、嵌まっている。
「俺から紫乃へのプレゼントだよ。取り出してみて。紫乃の名前にちなんで、アメジストのリングを選んだんだ。宝石みたいなカットで、きれいだろ?」
紫乃は恐る恐るビニール袋を開け、指輪を取り出す。シルバーの台座に、透明度の高い薄紫色の石がセットされている。石はジュエリーのように研磨されていて、角度を変えるたびにキラキラと輝く。
「わぁ、めっちゃきれい!ありがとう、拓海さん」
紫乃は思わず、拓海に抱き付いた。
(ああ、私、こんなに幸せでいいのかなぁ!)
胸に溢れる幸せを、紫乃はじっくりと噛み締める。
蕩けるキスとホイップクリーム
拓海はあやすように紫乃を抱き締めて、そっと唇にキスをした。
チュ、と可愛らしい音が鳴って、二人の唇が触れ合う。
(そういえば、こうやって部屋で二人きりになるの、一ヶ月ぶりかも)
しばらくの間、拓海も紫乃も忙しかったのだ。
久しぶりの熱い口づけに、紫乃の心も色めき立つ。
口の中に、生温かいものが差し込まれる。拓海の舌だ。
(わ、拓海さん)
久しぶりの蜜戯に戸惑う紫乃にはお構いなく、口腔をグルリと掻き回される。
お互い獣のようにキスをして、気がつくと紫乃のシャツの胸元は乱れている。そのままもつれ合うようにローソファに寝転がると、その先は、なし崩しだった。
「紫乃、いいか?」
「もちろんよ、拓海さん」
吐息混じりの声で尋ねる拓海に、紫乃は二つ返事で承諾した。
ゆっくりと下着がはだけられ、白い胸がまろび出る。
メロンの実のようにたわわに実った大きな胸が、フルフルと震えている。
外気に触れて、少しだけ冷たい。
その豊かな膨らみを、拓海の骨ばった大きな手がそっと包む。
(きゃっ)
指先で触れられて、紫乃は思わず、身をすくめた。
そのままゆっくりと揉みしだかれると、えもいわれぬ快感が、紫乃の内側から全身へと広がっていく。
「やだ……」
「そんなことを言って……本当は、嫌じゃないだろう?」
そう言うと、拓海はケーキのフォークをそっと取った。クリームをそっと一匙すくい、紫乃の胸の上に落とす。
「あっ」
思わず、紫乃は声を漏らした。
ちょうど乳首のあたりに、ふわふわのホイップクリームが乗った格好である。
「紫乃も美味しそう。味見してもかまわない?」
拓海はそう言うと、がぶりと紫乃の胸にしゃぶりついた。
生温かい舌が胸に触れる。
「あっ、だ、だめっ」
たまらず、紫乃は喘ぎ声を漏らした。
「駄目なの?すごく美味しいよ」
「駄目に決まっているじゃない。そこは食べるものじゃないでしょ!……あ、ああっ」
「そんなことないよ。俺が、紫乃をいっぱい味わいたいんだ」
拓海はそう言って微笑むと、再び紫乃の胸を口に含んだ。
(どうしよう、感じちゃうっ……)
敏感な部分を舌で舐め回され、唇で吸われて、紫乃はおかしくなってしまいそうだった。
胸の頂はすでに、ぷっくりと立ち上がってその存在を主張している。
「きゃ、やっ、拓海さん、もうやめて、お願い」
「もうそんなに感じているの?嬉しい。……あれ?紫乃、あれは何?」
紫乃は顔を上げた。拓海の視線の先は、ベッドの下だ。
色とりどりのラブフルーツ
(やばっ)
とっさに、紫乃は青ざめた。
そこにあったのは、カゴに入れられたラブグッズだったのだ。
水色の細長いものが、防水ローター。そしてフルーツの形を模した四つのキャップ。 紫色がブドウ、赤色がリンゴ、黄色がパイナップル、黄緑色がドリアン。それぞれ色も形も可愛らしいが、ローターにかぶせて使う、れっきとしたラブグッズなのである。
「ねえ、紫乃。……これ、もしかして、自分で買ったの?」
「うん……そうよ」
「こういうの、女の子も買ったりするんだ。俺、ちょっと意外だったな」
拓海はベッドの下へ手を伸ばし、カゴを手に取った。
ローターとキャップを、興味深そうに眺めている。
(そうよ……だって、拓海さんとじゃイけないから……)
紫乃は拓海との営みに悩んでいた。二人のときは、どうしてもイくことができないのだ。そこで紫乃は、一人でも練習をしようと思い立ったわけである。
何か良い方法はないかとネットサーフィンをしていたときに出会ったのが“LCラブコスメ”というサイトだった。ラブグッズやコスメを扱う通販サイトだが、ふんわりとした優しい雰囲気で、デザイン性の高い商品が多い。おまけに価格も値頃感がある。お買い物ガイドも分かりやすく、こういう商品を買うのが始めての紫乃にも、安心のサイト設計だった。そこで購入したのがこの防水ローターとフルーツキャップ、しめて二千円弱である。
「その水色のつるんとした形のが、ローター。防水機能付きなんだって」
「じゃあ、こっちのこの可愛いキャップは何?」
色とりどりのフルーツの形をしたキャップを指差して、拓海は紫乃に尋ねた。
「それは……ね、こうやって、ローターにかぶせて使うのよ」
紫乃は拓海の手からカゴを受け取り、ローターにブドウのキャップを取り付けた。フルーツの帽子をかぶったマスコットのようで、とても可愛らしい。
「どうやって使うの?」
興味深そうに、拓海は尋ねた。
「どうって……こうやるのよ」
カゴのスイッチを手に取り、紫乃はオンにした。
ブブブブブ――。
鈍い音を立ててローターが振動すると、先端のキャップまで小刻みに震える。
「なるほど。これで体をマッサージして楽しむんだね」
「うん……その通り」
「いつもこれでイッてるの?」
「それは……」
その先を続けられずに、紫乃はモゴモゴと言い淀んだ。
(言えない……本当は拓海さんとイきたいけど、無理だから自分でしてるなんて……)
紫乃の本音は、決して口にすることは出来ないものだ。自然と、胸の鼓動は高鳴っていく。

「紫乃は、どのキャップが一番気に入っているの?」
「へっ?」
思いがけない拓海の問いかけに、紫乃は驚きの声を上げる。
「いや、四種類もあるからさ。どれが一番好きなのかなと思って」
「それは……秘密」
唇に指を当てて、紫乃は言った。
「じゃあ、これから一個ずつ順番に試してみようか。俺、このラブグッズにどんな効果があるのか見てみたいんだ。紫乃が順番を選んでいいよ。最初はどれがいい?」
瞳をキラキラと輝かせて、拓海は言った。はりきっているようである。
「そんな……拓海さんの前でだなんて、恥ずかしくて無理」
「じゃあ、俺が好きなのを選ぶか……やっぱり最初は、このトゲトゲしたやつかな」
拓海が手にしたのは、黄緑色のドリアンのキャップだ。
(あれを最初に!?)
ドリアンは、ハリネズミのように尖った突起で一面覆われていて、見るからに刺激が強い。
「や、やっぱり私が選ぶっ……!」
「そうか?じゃあ、最初はどれがいいんだ?」
「そうね……それなら、ブドウで」
彼の前で乱れて
「了解。最初はブドウにしようね」
拓海は返事をすると、紫色のブドウの形をしたキャップをローターにかぶせた。水色のローターがブドウの帽子をかぶっているようで、なかなか愛らしい。
紫乃はゴクリと喉を鳴らす。
(ま、待って……私、これから拓海さんの前でコレを使われちゃうのよね。どうしよう、絶対……ヤバいでしょ!)
心臓がバクバクと早鐘を打つのが、自分自身にも分かる。
「紫乃、緊張してる?」
「そ、そんわけないよ」
尋ねられて、紫乃は思わず気持ちとは裏腹なことを言ってしまう。
「じゃあ、行くよ。……ブドウはどんな感じかな?」
そう言いながら、拓海はローターのスイッチをオンにして、紫乃の右胸の先に押し当てた。
ブブブブブ――。
「っ……あっ、ああっ……!」
ブドウの房のぷにぷにとした部分が震え、舌の愛撫で尖りきった乳首に刺激を与える。唾液に濡れヌラヌラと光る胸の頂と可愛らしい紫色のラブグッズのギャップは、見た目にも淫靡だった。
「これ、気持ち良い?」
「う、うん……すごく、気持ち、いいっ……」
途切れ途切れの言葉で、紫乃は答えた。
すると拓海は、ローターのスイッチをオフにする。小刻みな振動が、ピタリと止まる。
(えっ!?)
驚きのあまり、紫乃は潤んだ瞳で拓海を見つめた。
「紫乃の反応が分かったから、ブドウはこれで終わり」
「そ、そっか……」
答えながら、紫乃は動揺を隠せない。
(もっともっと、アレを感じていたかったのに……)
名残惜しい気持ちが胸を満たすが、もちろん正直に口にすることなど出来ない。紫乃の体は、火照りきったまま放り出されてしまった。
あらすじ
彼は人気洋菓子店のオーナーパティシエ。 仕事も終わり、一緒に祝う幸せな誕生日。二人でラブラブな時間を過ごしていたその時、 隠し持っていたラブグッズが見つかってしまい…!?
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