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官能小説 誰にもいえない、秘密の時間(アイドルとの恋)【LCスタイル】

玄関を開けるなり



鏡平がチャイムを鳴らす前に、綾水(あやみ)は自分からドアを開けた。

「おかえりなさい」

「どうしてわかったの?」という鏡平の問いに、綾水は満開の薔薇のような笑みを浮かべる。
幼馴染の気配くらい、長年のカンで分かる。
ましてや、今の鏡平は人気アイドルだ。遠くから近づいてくるそのキラキラ感は隠せない。

「会いたかった、綾水」

待って、と言う間もなく、綾水は玄関で唇をむさぼられる。
柔らかい唇の感触を味わいながら、鏡平の手は器用に綾水のブラウスのボタンを外していく。

「待って、駄目。こんなところで」
「嫌だ。今すぐここでしたい」

そう言うなり、鏡平は露わになった綾水の胸にかぶりついた。

「あっ……」

熱い舌が、のけぞる綾水の乳首を愛おしげに転がしている。
突き上げるような快感に、綾水の脚の付け根から早くも熱いものが溢れ出す。

「ああ、綾水」

言いながら、鏡平は片手でジッパーをおろし、すでに硬くなった自分自身を綾水の手に押しつけた。

「触って」
「えっ……」

綾水は、慣れない。何度こうして握らされても、そのたびに赤くなってしまう。
ただ、アイドルの鏡平にはその初々しさが愛おしい。綾水のその慣れなさが、余計に興奮をそそるのだ。
だから、自分のものを生卵のようにこわごわ握る綾水の手をつかみ、ぐっと強く力をこめて自分のものをしごかせる。

「ああっ…いやっ、鏡ちゃん…」

恥ずかしさに目をそらす綾水の小さな手が、鏡平の先端から滲み出る粘った蜜にまみれていく。
その感触に耐え切れず、綾水は苦しげに身をよじる。

「鏡ちゃん…お願い。もう…」
「わかった」

鏡平はその手をいったん離し、綾水の頭を自分の脚の間に導いた。

「じゃあ、口でして」

当惑、ためらい、恥じらい、諦め。顔に次々とそんな表情を浮かべ、やがて綾水は観念したように鏡平のものを口に含む。
その小さな口で、屹立した鏡平自身を、初めはそっと、やがて少しずつ大胆に舐め上げていく。

「ああ…綾水。お前の口の中…最高だ」

鏡平はうっとりと目を閉じ、綾水の温かい舌の感触を味わう。
そして、早くもいきそうになってしまうのをこらえ、身を返して綾水の脚の間に顔を埋める。

「ひっ…」

鏡平が舌を硬く尖らせ、つつましく閉じた綾水の真珠貝をこじ開けていく。
蜜をたたえたその貝がいやらしい音を立てるたびに、鳩が鳴くような綾水の切なげな声が響き渡った。

情熱的なひと時

「ああ、綾水。たまらない。中に入れるよ」

そう言うと、鏡平は綾水の上に覆いかぶさり、その白い身体を貫いた。

「あああああっ!」

綾水の絶叫に構わず、鏡平はその両脚をぐっと持ち上げ、抽送を開始する。
焼けた鉄のようになった鏡平自身が、きつく締まった綾水の内部をこじ開けていく。

つながる二人

「あああ…うっ…あああっ!」
「綾水!綾水!ああ、いい!気持ちいいよ!」

鏡平がおのれを引き抜くたびに、綾水は全身がまるごと裏返されるような感覚に襲われる。
その快感の壮絶さときたら、どうにか意識を保っているのがやっとだ。

「鏡ちゃん、ダメ…私…もう死んじゃう」
「駄目だよ。まだ…これからだ」

ツアーが終わった時はいつもこうだ。帰京すると、鏡平はまず真っ先に綾水の家を訪ね、靴も脱がずに綾水を求める。
上京して人気アイドルになっても、その勢いはいっこうに変わらない。それどころか、幼馴染として一緒に遊んでいた頃よりも、こうして離れ離れになってからの方がよりいっそう情熱的になった。

「もうダメ…鏡ちゃん…許して」

東京には可愛い女の子がたくさんいるのに、どうして自分なんだろう、と綾水は思う。
前に一度だけ、思いきって鏡平に訊ねてみたことがある。

――ねえ、鏡ちゃん。女優さんとかタレントさんとか、鏡ちゃんと付き合いたいっていう女の子はいないの? 
――いるよ、いっぱい。でも、こんなふうに、中に奥深く入っていきたいって思える女の子っていないんだ。

「ああ…もうイキそうだ」

鏡平が身を震わせ、より自身を強く激しく打ちつける。
汗ばんで火照った鏡平の身体が、次第に重みを増してくる。

「綾水…いくよ」

うっ、という低いうめき声とともに、ふいに鏡平の全身から力が抜ける。
同時に、ドクン、ドクン、と熱いものが綾水の中に送り込まれていく。

「すごい…いつまで出してるの?」
「ごめん…止まらないんだ。ずっと我慢してたから」

脚の間で延々と脈動を続ける自分自身を眺めながら、恥ずかしそうに眼を伏せる鏡平を、綾水は、可愛い、と思った。

いつまでも変わらない二人で

脱ぎ散らかした服もそのままに、ふたりでバスルームへ向かう。
バスタブに先に浸かった鏡平が、驚きの声をあげる。

「うわ…なにこれ? 気持ちいい!」

綾水は返事のかわりに微笑み、鏡平に後ろから抱っこされる形でスルリとバスタブに身を沈める。
そして、特製のローションでトロトロになった湯の中で、二匹のイルカみたいに肌をこすり合わせる。

「ツアー中、ずっと綾水のことばかり考えてた」
「ホント?」
「うん、ホント。早く会いたい、抱きたい、って」

濡れた瞳で綾水をじっと見つめ、鏡平が目を細める。
その表情は、小学校で同じ教室にいた頃とまったく同じだ。

でも…。
アイドルになってから、鏡平はものすごく変わった。
会うたびにキラキラ輝いていき、今、テレビで見かける鏡平は、遠い世界の人のようだ。
それにひきかえ、私は…。

「あっ!」

バシャン!という湯音とともに、綾水は湯の中にひきずりこまれる。

「余計なこと考えないの! 綾水は、俺だけ見てればいいの!」
「鏡ちゃん…」
「もうちょっと、自分に自信もってよ。綾水がどんだけ俺にとってスペシャルな女の子か、本当にわかってんの?」

そう言うと、鏡平は後ろから綾水を抱きしめ、耳たぶを甘く噛んだ。

「また、したくなってきちゃった」

綾水の返事を待たず、鏡平は後ろから丸い胸を揉みしだき、早くも復活した自分自身を綾水の中に差し込んだ。

「あ…」

そそり立つ鏡平のものが、湯の中で綾水を貫いている。
それを後ろから受け入れながら、しょうがないなあ…と綾水は思う。
誰にも言えない、幼馴染のアイドルとの秘密の恋、か。…
自分でも気づかないうちに、綾水はいつしかその顔に微笑みを浮かべていた。

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